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1950年〜2003年『アイリッシュマン』

The Irishman
The Irishman(2019)209分

The Irishman監督:マーティン・スコセッシ、脚本:スティーヴン・ザイリアン
原作:チャールズ・ブラント『I Heard You Paint Houses』
撮影:ロドリゴ・プリエト、編集:セルマ・スクーンメイカー
音楽:ロビー・ロバートソン、VFX:ILM
出演:ロバート・デ・ニーロ(沢木郁也)、アル・パチーノ(山路和弘)、ジョー・ペシ(樋浦勉)、レイ・ロマーノ(石田圭祐)、ハーヴェイ・カイテル(内田直哉)

Netflix映画『アイリッシュマン』見た。労働組合の地味なヒットマン、フランク・シーランの半生記、ながっ!でもこの50年の描き方が緻密でやめられない。ケネディ暗殺やウォーターゲート事件も絡むし、30代から老けていくデ・ニーロや、TVの進化も楽しめる。2003年にフランクが語るのは、運転手組合とマフィア、政界との癒着、ジミー・ホッファ失踪の真相。

フランクは野心のない地味なおっさん。穏便に収めるのを好む。そのために殺しを依頼されれば静かに実行する。サイレンサーはいらない。音がすればみんな逃げるので顔を見られるリスクがない。1975年のジミー・ホッファ殺害について、ラッセル・ブファリーノの命令でジミーの背後から後頭部を2発撃ったと告白。フランクの名言「3人の秘密が守れるのは2人死んだ時だけ」

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フランク本人とデニーロのフランク。

アル・パチーノのジミー・ホッファがフランクの真逆のキャラでいいなあ!アグレッシブで気性が荒く、アイス好き。地味で静かなフランクとジミーの対比が面白い。ジミーの暴走を宥められず困りまくるシーラン。ジミーの名言「銃には突進、ナイフは逃げろ」

新しい登場人物は、名前の下にいつどうやって死んだかが出る。ラッセルのジョー・ペシ、貫禄あるわー。ハーベイ・カイテル出番少なっ。
    関連映画
  • スコセッシが参考にしたのは『忘れられた人々』(1950)、現金(げんなま)に手を出すな(1954)、『男の争い』(1955)、『サイコ』(1960)、『いぬ』(1963)、『ギャング』(1966)
  • 映画館で上映されてたのは『イブの三つの顔』(1957)、『暗黒街の女』(1958)、『ラスト・シューティスト』(1976)
  • 死体を木材破砕機にかけるのは『ファーゴ』(1996)と同じ
  • スコセッシの実録ギャング映画は『グッドフェローズ』(1990)、『カジノ』(1995)
  • 『ホッファ』(1992)ではジャック・ニコルソンがジミー・ホッファを演じている
    irishman2.jpg
    左からジミー・ホッファ本人、『アイリッシュマン』アル・パチーノのジミー、『ホッファ』ジャック・ニコルソンのジミー
  • 『フィスト』(1978)の主人公ジョニー・コヴァックはジミー・ホッファがモデル
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984)は同じ題材が扱われている
  • 『ブルース・オールマイティ』(2003)で主人公はジミー・ホッファの遺体をスクープする

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tag : Netflix 殺し屋 実話 クライム NY ドラマ

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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