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1971年の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

The Post(2017)116分

The Post監督:スティーヴン・スピルバーグ、脚本:リズ・ハンナ&ジョシュ・シンガー
撮影:ヤヌス・カミンスキー、音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:キャサリン・グラハム:メリル・ストリープ、ベン・ブラッドリー:トム・ハンクス、トニー・ブラッドリー:サラ・ポールソン、ベン・バグディキアン:ボブ・オデンカーク、フリッツ・ビーブ:トレイシー・レッツ、ロバート・マクナマラ:ブルース・グリーンウッド、アーサー・パーソンズ:ブラッドリー・ウィットフォード、ダニエル・エルズバーグ:マシュー・リース、ロジャー・クラーク:ジェシー・プレモンス、エイブ・ローゼンタール:マイケル・スタールバーグ、リチャード・ニクソン:カーゾン・ドベル

4Kで観た。原作は『キャサリン・グラハム わが人生』。脚本見てからファイナルカットまでわずか9ヶ月。ペンタゴン文書の予習は不要だった。文書作成の経緯から顛末までわかりやすくて面白い!さすがスピルバーグ。ベトナムの戦場から始まる!夜で雨、スピルバーグ版『プラトーン』。

そして1971年のDC。記者と言えばタバコ。メリルがレストランにやってきて、ハンクスが待つテーブルにつき、会話が始まる。周囲を入れ込んだ画角で見せた後、会話する2人にフォーカスした構図に。ここまでながーーーい1カット。頭っからすげえ。文書の4000ページ入手〜記事になるまでのスリリングな展開!地方紙ワシントン・ポストの上場直後って事情もあって、掲載成否の息詰まる葛藤あって、決断からドーンな展開!最高裁の判決というクライマックスのオマケ付き。ラストは『大統領の陰謀』につながるプリクエルになってて感動!
    関連映画
  • エルズバーグがペンタゴン文書を持ちこんだ時に見えるポスターは『マックィーンの絶対の危機』(1958)と『明日に向って撃て!』(1969)、『哀愁の花びら』(1967)、『猿の惑星』(1968)、『ジョアンナ』(1968)
  • ベンの家のTVに映ってたのは『街の野獣』(1950)
  • ワシントンポストが舞台の映画は『大統領の陰謀』(1976)
  • トム・ハンクスが演じたベン・ブラッドリー、『大統領の陰謀』(1976)ではジェイソン・ロバーズが演じている
  • トム・ハンクスが演じた『フォレスト・ガンプ』(1994)でガンプはウォーターゲート事件の始まりを見つけた
  • ベンの息子は『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)でボストン・グローブ紙のスポットライト班の一人
  • 映画のラストは『大統領の陰謀』(1976)の冒頭につながる
  • この映画はノーラ・エフロンに捧げられている。ノーラの夫はウォーターゲート事件を暴いたワシントン・ポストの記者。ノーラは彼との結婚を題材に脚本『心みだれて』(1986)を執筆、ノーラに相当する主人公レイチェルを演じたのがメリル・ストリープ
  • 『ペンタゴン文書/合衆国の陰謀』(2003)はペンタゴン文書漏洩を扱ったTVムービー
  • 『The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers』(2009)はペンタゴン文書漏洩のドキュメンタリー映画。エルズバーグ自身が回想

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tag : 実話戦場長回し

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A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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