リトルチャイナの大活劇『ゴーストハンターズ』

Big Trouble in Little China
Big Trouble in Little China(1986)99分

ゴーストハンターズ監督:ジョン・カーペンター 脚本:ゲイリー・ゴールドマン、デヴィッド・Z・ワインスタイン
出演:カート・ラッセル(安原義人)、キム・キャトラル(杉山佳寿子)、デニス・ダン(水島裕)、ジェームズ・ホン(矢田稔)、ヴィクター・ウォン(富田耕生)、ケイト・バートン(吉田理保子)、ドナルド・リー(谷口節)、カーター・ワン(大滝進矢)、ピーター・クォン(西村知道)、ジェームス・パックス、チャオ・リー・チ(阪脩)、スージー・パイ(伊倉一恵)、ジェフ・イマダ

吹替版(ゴールデン洋画劇場)で見た後、ジョン・カーペンター(JC)とカート・ラッセル(CR)のコメンタリーを見た。めちゃくちゃ楽しそうな2人。CRよく笑うし、JCとゼメキスをやたら褒める。

ゲイリー・ゴールドマンとデヴィッド・Z・ワインスタインが書いたのはウエスタンだった。それをW.D.リヒターが雇われて現代版にリライトした。

冒頭はプロデューサーの指示で追加撮影した。大予算で作ったのにFOXの300万ドルかけた宣伝がダメで効果がなかったとJC。当時のFOXは『エイリアン2』の宣伝に懸命だった。「ジェームズ・キャメロンは『NY1997』の特撮に関わってたよね」とCR。トラックを運転してるのはCR本人。JCはカメオ出演シーン教えてほしかった。

この映画見てるとよほど楽しかったのか、話が脱線しっぱなし。お互いの家族の話、アクション映画についてや脚本について、演技について。2人の掛け合いは実に楽しい。

CRは『ソルジャー』の撮影で怪我してアクションはもうヤダって。収録は2001年頃?てことはCRが最悪だと言ってた映画は『スコーピオン』か?プライベートでダメダメ状態だった共演者はコスナー?次のはギャラは半分だったけどいい映画だったのは『バニラ・スカイ』かな。

JCは脚本を書いた『アイズ』には相当落胆したそうで、でも金が必要だったし、映画は監督のもんだと割り切るしかない。JCは「監督にビジョンは必要ない」っていうウィリアム・ゴールドマンの名言を紹介。JC「つまり脚本がすべてだと言いたいんだろう」CR「ビジョンは必要だと思うよ」
『グラディエーター』は適切なところに渡ってよかった!「いい映画だった」と絶賛する2人。『パイレーツ・オブ・カリビアン』はどうなるかなー?

JC「空中戦はトランポリンだ」CR「『グリーンディスティニー』に影響を与えてるよね」JC「いや、あっちはワイヤーだ」。
参考にしたのは『蜀山奇傅・天空の剣』とのこと。
JC「たしかツイ・ハークがからんでた」監督だからw
ジャックへの銃撃シーンで壁の弾着が速すぎてCRが危うく怪我するところだったとき、JCが激怒した。CRは怒ったJCを初めて見たそう。
エンディング曲はCRがJCのボーカルをやたら褒める。CR「低くていい声だ」

JCによるとエドランドの特撮は不十分だったそうで。JC「削られたんだよね」
一方、リチャード・エドランドは特典のインタビューで語ってる。
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「2000万ドルのうち特撮の予算は183万ドルだった。まったくもうからない仕事だったよ」とか「苦労して作ってもスクリーンに登場するのはほんの数秒だ」って皮肉。「幻想的な妖術戦はどうやればいいかまったくわからなくて苦労した。いろいろやってみていい感じで仕上がったが本編では20秒だ」

JCにとってはメジャースタジオの大予算映画だったけど、エドランドにとっては割の悪い低予算映画だったらしい。

tag : コメンタリー 特撮 アクション

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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