エマ・ストーンで満足『ラ・ラ・ランド』

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ミアのベッドサイドのポスターは左の写真を元に作られてる。

La La Land(2016)128分 Dolby Atoms

La La Land初ドルビーアトモス、TCXで観た。いきなり「Filmed in Cinemascope」デタ〜!サミットのロゴも変わって。「ゾンビランド」から「ラ・ラ・ランド」にやってきたエマちゃん、いっぱい観れてよかったー。ミュージカル映画としては完成度が高いわけではないけど、ミュージカルファンムービーとしては極上の映画。ミュージカルシーンは基本、カットを割らない!頭っから超絶1カットのキャメラワークに感激。『セッション』と同じクイックPANもやってた。

ミアとセブのお話は『ニューヨーク・ニューヨーク』のデ・ニーロとライザ・ミネリ。エマちゃんの感情を揺さぶるアップ芝居は見応えあって涙が出る。セブにひどいこと言われたときの表情!『理由なき反抗』を観に行くシーンはお気に入り。ディナーに付き合わされるミアに「早くリアルトへ行け〜セブが待ってるよ〜」って叫びたくなった。たまらずミアが席を立って拍手。

5年後、さりげなくリアルトは閉館し、成功したミアはセレブ暮らしの一方で、セブも夢を叶えててよかった。セブがあの曲を弾きながら妄想するシーンは客への大サービス。最後に見せるゴズの歯を見せない微笑は『ドライブ』を思い出した。
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パナビジョンで35mmフィルム撮影、レンズはアナモフィックでシネスコ上映のフォーマット。
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ホームビデオだけは16mmで撮影。16mmキャメラ用のアナモフィックレンズは作ったそうで。
    関連映画
  • ストーリーは『ニューヨーク・ニューヨーク』(1977)のセブとミアはデ・ニーロとライザ・ミネリに置き換えることができる
  • ゴズリングとストーンの共演は『ラブ・アゲイン』(2011)、『L.A. ギャング ストーリー』(2013)に続く3度目
  • チャゼルが参考にしたテイストは『シェルブールの雨傘』(1963)と『ロシュフォールの恋人たち』(1967)
  • チャゼルが参考にした撮影法はマックス・オフュルスの映画と『レイジング・ブル』(1980)
  • 高速道路の渋滞は『フォーリング・ダウン』(1993)
  • 渋滞の車からそれぞれ曲が聞こえるのは『裏窓』(1954)
  • 高速道路のダンスは『ロシュフォールの恋人たち』(1967)
  • ミアの部屋のポスターはイングリッド・バーグマン、『The Blonde Vampire』(1922)、『赤い鳩』(1927)、『黒猫』(1934)、『野のユリ』(1924)、『殺人者』(1946)
    la la land
  • ミアが伯母さんに連れられて観た映画『赤ちゃん教育』(1938)『汚名』(1946)『カサブランカ』(1942)
  • リプトンのバーでのミアとセブのクイックパンは『セッション』(2014)
  • セブが街頭につかまるのは『雨に唄えば』(1952)
  • リアルトのポスターは『戦場よさらば』(1932)、『ラジオ・パトロール』1932
  • 画面にネオンが次々に現れるのは『雨に唄えば』(1952)
  • ミアたち4人が出かけるシーンで室内は『ウエストサイド物語』(1961)屋外は『スイート・チャリティ』(1969)
  • プールの水面ショットは『ブギー・ナイツ』(1997)風
  • プールから出て来る赤いビキニの女性は『初体験/リッジモント・ハイ』(1968)風
  • ミアとセブがベンチに腰掛けるのは『踊らん哉』(1937)のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャース
  • ミアとセブの夜のダンスは『バンド・ワゴン』(1953)フレッド・アステアとシド・チャリシーの「闇で踊る」
  • ミアとセブのバーバンクスタジオ散歩は『雨に唄えば』(1952)
  • バーバンクスタジオに『カサブランカ』(1942)を撮影した窓
  • バーバンクスタジオのステージ「Parapluies」は『シェルブールの雨傘』(1963)から
  • バーバンクスタジオで横切るビルボード『Guy and Madeline』はデミアン・チャゼルの監督デビュー作『Guy and Madeline on a Park Bench』(2009)から
  • ミアが受けたオーディションの作品は『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』(1995)と『The OC』(2003)を混ぜたみたいな映画
  • ミアとセブがリアルトで観るのは『理由なき反抗』(1955)
  • ミアとセブ行く天文台は『理由なき反抗』(1955)にも出て来る
  • ミアとセブの雲の上のダンスは『ムーラン・ルージュ』(2001)
  • プラネタリウムでミアとセブの空中ダンスは『眠れる森の美女』(1959)『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)
  • リチャード・バートンとエリザベス・テイラーの絵は『クレオパトラ』(1963)
  • 夢シーンに出て来る赤い風船を持つ少年『赤い風船』(1956)、水兵は『踊る大紐育』(1946)
  • 星の電飾の中で踊るのは『踊るニュウ・ヨーク』(1940)のフレッド・アステア&エレノア・パウエル
  • エピローグ『雨に唄えば』(1952)『巴里のアメリカ人』(1951)『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)『パリの恋人』(1957)

tag : ミュージカル オマージュ ハリウッド

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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