ハドソン川の奇跡

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トム・ハンクスのチェズレイ・サレンバーガー機長とアーロン・エッカートのジェフリー・スカイルズ副操縦士。右側は本人。
Sully(2016)96分

Sullyクリント映画にハズレはない。前作に続いて実話を映画化。記憶に新しいA320の事故をどう描くのかと思ったら、テーマは奇跡の生還劇じゃなく、サリーキャプテンを描いた人間ドラマだった。だからタイトルは『Sully』なんだ。

経験に基づく自信と、正しいことをしたという信念をトム・ハンクスが堂々と演じて感動した。離陸直後の低高度でのバードストライク。両エンジンを同時に失い、コーパイから操縦を引き継ぎ、APUを作動してエンジン再始動を試みる。判断をし、高難易度の着水をやってのけるまでの208秒。プロの仕事をしただけとは言っても、155人、この数字を聞くまではね。「墜落じゃなく着水です」NTSBの追求ですごいストレスもかかえてる。収入や年金に影響して生活ピンチだったとは知らんかった。

NTSBは作劇上の障害だけど彼らも仕事をしているプロ。クライマックスの聴聞会。エアバス社のシミュレーションで追いつめられても「人的判断のタイミング」35秒で逆転、やった!「満足感はない。自分は仕事をしただけ」155人を救ったのは機長ではなく、コーパイ、乗務員、乗客、管制官、フェリー、USCG、FDNY、NYPDが協力し合い24分で救助できたからだと。たしかに!そうそう、空軍時代の回想でF4が出て来る。208秒中の35秒は実際は58秒で23秒も短かった!
    関連映画
  • サリーがタイムスクエアをジョギング中『グラン・トリノ』(2008)が上映中
  • トム・ハンクスが演じた『アポロ13』(1995)のジム・ラベル船長も実在のパイロット
  • トム・ハンクスは『キャスト・アウェイ』(2000)で墜落したカーゴ機から生還した主人公を演じた

tag : 実話 NTSB 救出 脱出 航空機 ヒーロー

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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