『白鯨との闘い』後の漂流記

In the Heart of the Sea(2015)122分

In the Heart of the Sea原題は原作の『復讐する海―捕鯨船エセックス号の悲劇』と同じく『In the Heart of the Sea』で、当初の邦題「白鯨のいた海」の方が内容的にしっくりくる。そりゃ『白鯨との闘い』の方がキャッチーだけどさ。

『スター・トレック』『パーフェクト・ストーム』から『ジョーズ』して『救命艇』って流れ。白鯨との闘いの映画じゃなく、巨大マッコウクジラに沈没させられた捕鯨船の船乗り達が漂流するサバイバル劇。メルヴィルが『白鯨』執筆前の取材で唯一の生存者から聞いた話になってる。エイハブ船長のモデルらしき人もちょっとだけ出てくる。

実話を元にしてるけど前作『ラッシュ/プライドと友情』ほど感動要素はなく、海洋アドベンチャー重視。長い漂流でみんな髭もじゃになってキャラの区別がしにくい。ダメダメ君の船長がしぶとくて成長してる。2Dで観たけど、3Dだと大迫力のはず。こーゆー映画こそ4DXやMX4Dで上映すべきなのに。
    関連映画
  • メルヴィルの原作を映画化した「白鯨」(1956)と同じカナリア諸島で撮影された
  • 年老いた生存者が海難事故を語る導入は「タイタニック」(1997)
  • チェイスは初船長の座をコネでポラードに奪われる。「スター・トレック」(1979)では、デッカーは初船長の座を権力でカークに奪われる
  • ポラード船長がチェイスの進言に従わなかったために嵐に突っ込むが、「スター・トレック」(1979)では、カーク船長がデッカーの進言に従わなかったためにワームホールに突っ込む
  • 漂流映画は「救命艇」(1944)、「キャスト・アウェイ」(2000)、「オープン・ウォーター」(2003)、「オープン・ウォーター2」(2007)、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(2012)、「オール・イズ・ロスト~最後の手紙~」(2013)
  • 実話を元にしたロン・ハワード監督作は「アポロ13」(1995)、「ビューティフル・マインド」(2001)、「シンデレラマン」(2005)、「フロスト×ニクソン」(2008)、「ラッシュ/プライドと友情 」(2013)に続いて6作目

tag : 実話 サバイバル

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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