裸の島

TBSの深夜番組で「怪しいウワサ検証ファイル」ってやってて、その中で「千葉県に800年以上ひと家族だけが住み続けている島」を紹介してた。残念ながらそれは見逃したけど、新藤兼人「裸の島」(1960)って映画を思い出した。
裸の島
周囲500mの小島に住む一家の生活を描いたモノクロサイレント映画。電気もガスも水道もなく不便で過酷な暮らしがあたりまえのように淡々と描かれ、妙にインパクトがあって忘れたくても忘れられない映画。11人のスタッフで製作された。予算500万円、撮影1ヶ月の低予算映画だが、1961年モスクワ国際映画祭でグランプリを受賞し、興行的にも成功した。

舞台になったのは瀬戸内海の宿彌島(すくねじま)で、現地で撮影が行われた。戦後、村上坂一郎という人が島に住みつき自給自足で暮らしてて、「裸の島」の撮影も見学したらしいが、高齢で本土に引っ越してからは無人島。宿彌島は三原市の沖合約1.5kmで、面積は0.74ヘクタール。2012年には新藤兼人ファンのベニチオ・デル・トロが訪れている。

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2013年、この無人島が地権者の財産管理問題で競売にかけられることになった。売却基準価額は259万1千円。新藤兼人の次男、新藤次郎の呼びかけにより「新藤兼人と映画『裸の島』を愛する会」が302万円で入札したものの、広島県福山市のアパート賃貸業の男性が約779万円で落札した。2014年3月、「新藤兼人と映画『裸の島』を愛する会」は同額で買い取ることでこの男性と合意した。

「裸の島」本編は数年前に日本映画専門チャンネルで見たんだけど、いまはYouTubeでも見られます。

tag : 昭和 場所

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深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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