パシフィック・リム コメンタリーメモ

「パシフィック・リム」のコメンタリーはギレルモ・デル・トロ単独でしゃべりまくる。
・フォーマットはアクション映画ではなくスポーツ映画
・キーカラーは赤。赤は生命のメタファー
・色彩は1942年版「ジャングル・ブック」が参考

イェーガー
・ジプシーはジョン・ウェインがモデルのガンマン
・戦争映画で戦車に乗った気分になれるので、イェーガーも人が乗ることにした
・発進シーンは「サンダーバード」

怪獣
・デザインは中に人が入れること
・オオタチのトランスフォームは「大アマゾンの半魚人」の影響

VFX
・波は葛飾北斎
・海のライティングは「海底二万哩」
・ジョン・ノールとILMに感謝

追加撮影
・ボクの映画で初めて予算が余った
・余った予算で最後の海上シーンを追加撮影
・仮編集をイニャリトゥやキュアロンやキャメロンに見せてアドバイスをもらった
・ローリーのセリフ「You are squeezing me too tight.」はキュアロンの案
・最終的に余った制作費はワーナーに返した
・トロントではデビッド・クローネンバーグに世話になった、感謝

3D
・EPICで3D撮影する案もあったが断念した
・ワーナーから3D変換をすすめられた
・試しにステレオD社がクライマックスの海底シーンを変換して決定
・変換の条件は通常の3倍のスケジュール、ギレルモが監修、OKすること
・3D変換は「タイタニック」の3D変換経験のあるジェームズ・キャメロンがアドバイス
・奥行き感を出すために前景を配置
蘊蓄
・巨大ロボットのルーツは横山光輝の「鉄人28号」
・映画のの巨大ロボットはハリーハウゼンの「アルゴ探検隊」が元祖
・人が操縦する巨大ロボの元祖は「マジンガーZ」、永井豪が車の渋滞で思いついた
・怪獣は2種類。実在の生物をモチーフにした渡辺明タイプと、奇抜なフォルムの成田亨タイプ
・成田亨デザインでボクはピグモンとバルタン星人が大好き
・ヒット作のなかった田中友幸は第五福竜丸事件を元に「ゴジラ」を企画した
・円谷英二による戦争映画の特撮はリアルだったので連合軍が本物だと勘違いした
・田中友幸と円谷英二は「原始怪獣現る」や「キングコング」が好きだったのでモデルアニメを検討した
・本多猪四郎はドキュメンタリー手法を用いた
・ゴジラをデザインした渡辺明は、アメリカの科学雑誌に掲載された恐竜画を参考にした
・中島春雄は空調のないスタジオで80kgのぬいぐるみを着た
・中島春雄は東宝以外に「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」でもスーツアクターを務めた


tag : 3D VFX 怪獣 ロボ 特撮

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

TODAY
プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

最新記事
カテゴリ
タグ
検索フォーム
最新コメント
リンク
Connect the Movie
RSSリンクの表示