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1960年の『クーリエ:最高機密の運び屋』

クーリエ:最高機密の運び屋
The Courier (2020)112分

The Courier監督:ドミニク・クック 脚本:トム・オコナー
撮影:ショーン・ボビット 音楽:アベル・コジェニオウスキ
出演:グレヴィル・ウィン:ベネディクト・カンバーバッチ、オレグ・ペンコフスキー:メラーブ・ニニッゼ、エミリー・ドノヴァン:レイチェル・ブロズナハン、シーラ・ウィン :ジェシー・バックリー、ディッキー・フランクス:アンガス・ライト、ジョン・マコーン:ジェリコ・イヴァネク、オレグ・グリバノフ:キリル・ピロゴフ、バートランド:アントン・レッサー、ヴェラ ・ウィン:マリア・ミロノバ

イギリスの正統派スパイ映画。クーリエは「宅配便」。キューバ危機からの米ソ核戦争回避に貢献した2人のスパイ。実話なんでリアルでよかった。こーゆー話は好み。情報源は平和を願うGRU(ソ連軍の情報部)の軍人ペンコフスキー大佐。家族で亡命してモンタナ移住を希望。情報を運ぶのはMI6に依頼されたセールスマンのウィン。モスクワでペンコフスキーから機密情報を受け取ってロンドンに持ち帰るの。何度も繰り返せばいつかバレるんじゃないかとハラハラ。ペンコフスキーはイイ人でウィンと通じ合えるし、そりゃ友情が深まっていくよね。

でもKGBに怪しまれ、あーもうヤバイ、やめとけやめとけ、タイトルロールのウィンよりもペンコフスキーの貢献が大きい。ペンコフスキーを脱出させるためにウィンが協力を買って出る。1962年、CIAによるペンコフスキー一家脱出計画の進行中に2人とも逮捕されちゃう。映画ではウィンは帰りの旅客機内で逮捕されるが、実際はブダペストでの見本市開会パーティーの夜に逮捕され、ソ連に引き渡された。

ペンコフスキーは裏切者として処刑され、ウィンは1年半の投獄後、スパイ交換で帰国。やせ細ったウィンをカンバーバッチは10kg減量して演じてた。最後に本人のアーカイブ映像が出てきて、カンバーバッチが似せてたのがわかる。

クーリエ:最高機密の運び屋
グレヴィル・ウィンとオレグ・ペンコフスキー
    関連映画
  • ソーホーの映画館で『ガール!ガール!ガール!』(1962)上映中
  • ペンコフスキーがモンタナに移住希望するのは『レッド・オクトーバーを追え!』(1990)のボロディン中佐と同じ
  • ウィンと交換されたスパイのモロディは『BM15必死の潜行』(1964)で描かれ、『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)のアベルの元で活動したこともある
  • キューバ危機を描いたのは『十月のミサイル』(1974)、『トパーズ』(1969)、『JFK』(1991)、『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』(1993)、『13デイズ』(2000)、『グッド・シェパード』(2006)、『X-MEN/ファースト・ジェネレーション』(2011)、『エルネスト』(2017)
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tag : 実話スパイMI6CIA脱出救出ロンドン航空機伝記

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A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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