IMAXと3D

日本に4箇所あるIMAXデジタルシアターは2台のデジタルプロジェクターだけど、フルスペックのIMAXではなく簡易版です。かつて新宿や品川にあったアイマックスシアターと違って、通常のスクリーンをIMAX用にアレンジしたIMAX-AMPXというシステムで、IMAXに比べてスクリーンがちっちゃい。新宿が18m×25m、品川が16m×22mだったけど、川崎は8.5m×17.7mとのことです。東宝シネマズ六本木ヒルズのスクリーン7(8.4m×20.2m)より小さい。ちなみに、かつて名古屋にあった世界最大のスーパーシネラマ館の中日シネラマ劇場は30m×11mで、「スター・ウォーズ」や「2001年」は大迫力だった。

・アスペクト比の違い
本来のIMAXのフォーマットは4:3ですが「アバター」IMAX版は1.78:1(16:9)。2D/3D版は2.35:1なのでシネスコ比率のスクリーンになります。たぶん、天地トリミング。通常スクリーンを使うIMAX-AMPXだとどうなるんだろう?
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・メガネの違い
IMAXデジタル3Dは専用のIMAXメガネ(直線偏光方式)で観ます「アバター」って映画自体、IMAX 3Dで観ることを前提に作られてるんだけど、IMAXシアターがなくなってしまった日本では不可能です。日本でいちばんいいのは川崎や菖蒲のIMAXデジタル3Dってことになるわけで、AMPXスクリーンはちっちゃいけどオリジナルIMAXに最も近い状態で観れます。プロジェクタ2台でスクリーンは反射率の高いシルバースクリーンなので、通常の3Dより250%明るいのが自慢らしい。メガネはゴーグル型で軽くて視野も広い。

それ以外の3D上映では、Real D(円偏光式)、Dolby 3D(分光式)、XpanD(液晶シャッター式)の三種類がある。劇場によって違うんだよね。日本だとRealかDolbyが主流だったんだけど、いつのまにかXpanDが増えてきた。
ワーナーマイカル、ユナイテッド・シネマ豊洲はRealで、メガネはお持ち帰り。次回持参すると割引くってさ。まあ、使い捨ての安物ですが衛生面の心配はないです。メガネはメカも電池も組み込まれてないので超軽いけど、XpanDほどではないにしても、専用スクリーンの割に暗いらしい。

都内でいちばんいいのはたぶんTジョイ大泉のDolby 3Dでしょう。軽いし明るいし美しいです。普通の3Dとしては一番キレイだと思う。メガネのレンズが曇りやすいってデメリットがあったけど、XpanDより全然マシです。XpanDで観るくらいなら、2Dで観た方がいいと思う。Dolby 3Dシステムのバルト9でメガネがXpanDだったのは、でかいスクリーンには対応しないからみたい。もしバルトでスクリーンランクが下がったらDolbyのメガネになるかもしんない。

最悪なのはTOHOシネマズ、109シネマズ、バルト9、ピカデリー系など多くの劇場で採用されたXpanD。バッテリー内蔵で重いし、画面がかなり暗く見えます。レンズだけでなくセンサーの汚れも気になります。メガネの上に長時間装着するのは辛い。急にシェアをのばしたのは、設備投資が安くてすむのと、どのスクリーンでも対応できるのでシネコン向きだからかな。 「ベオウルフ」をバルト9で観たときDolby 3Dだったんで、今回バルトに行ったんですが、XpanDになっててショックでした。

あとね、新宿ピカデリーのXpanDはレンズもきれいで、取り扱いの説明も丁寧でしたが、バルトはレンズ拭いた跡が汚いし、取り扱いの説明も雑だったな。TOHOシネマズは説明も3D映像になってます。XpanDメガネのツルにアジャスタが装着されたタイプです。

tag : 劇場 IMAX 3D

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深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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