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『ブロンド』

ブロンド
Blonde(2022)167分

Blonde監督・脚本:アンドリュー・ドミニク
原作:ジョイス・キャロル・オーツ「ブロンド―マリリン・モンローの生涯
撮影:チェイズ・アーヴィン 音楽:ニック・ケイヴ、ウォーレン・エリス
出演:ノーマ・ジーン:アナ・デ・アルマス(水樹奈々)、グラディス:ジュリアンヌ・ニコルソン(野沢由香里)、子供時代のノーマ・ジーン:リリー・フィッシャー(安藤紬)、ノーマの父親:タイ・ランヤン(小山力也)、キャス/チャールズ・チャップリンの息子:ゼイヴィア・サミュエル(諏訪部順一)、エディG/エドワード・G・ロビンソンの息子:エヴァン・ウィリアムズ(福山潤)、ジョー・ディマジオ:ボビー・カナヴェイル(谷昌樹)、アーサー・ミラー:エイドリアン・ブロディ(宮本充)、大統領/JFK:キャスパー・フィリップソン(白熊寛嗣)、シン:ダン・バトラー(長克己)、ミスターZ:デヴィッド・ウォーショフスキー(武田太一)、ホワイティ:ノーラン・ノース(相馬康一)

Netflix映画初のNC -17(17歳以下鑑賞禁止)作品。製作費は2200万ドルはNetflixにしては低予算。167分の長尺なので1.25倍速で観た。『ノー・タイム・トゥ・ダイ』パロマちゃんのマリリン、声も同じく水樹奈々。子供時代から死までの生涯を描いてるけど伝記映画じゃなくて、ほぼフィクション。

画面は部分的にビスタだったりシネスコだったりするけど、基本画面はスタンダード。モノクロとカラー混在で使い分けの法則が見えない。ノーマがモノクロ?フィクションがカラー?違うなあ。実話がモノクロでフィクションがカラーにしといてくれればいいのに。まあ、エグイ、エグすぎる。これが実話だと信じちゃう人いるかもな。次から次へと不幸に見舞われるノーマ・ジーン。ネグレクト、セクハラ、パワハラ、DV、中絶、流産。瞼の父からも裏切られ。搾取とトラウマの渦。萎えるわー。

イヤなことは映画の中のこととして閉じ込める。『お熱いのがお好き』の撮影現場でマリリンとノーマのギャップがすごい。ビリー・ワイルダー(似てた)もタジタジ。ジャク・レモン役は息子のクリス・レモンだって。『七年目の浮気』の有名なシーン、あんな群衆の中で?そりゃジョー・ディマジオ怒るでしかし。裸のノーマをボッコボコ。

ノーマの死は実際に亡くなった同じ部屋で撮影された。そこはリアルなんか!そのシーンにいたマリリンの愛犬役はアナ・デ・アルマスの愛犬エルヴィスだってさー。
    関連作品
  • 『ブロンド』(2001)は同じ原作のTVミニシリーズではノーマをポピー・モンゴメリーが演じた
  • メジャー映画でNC-17は『ショーガール』(1995)以来
  • オーディションを受けたのは『ノックは無用』(1952)
  • 『七年目の浮気』(1955)撮影風景再現とシーンの再現
  • 『お熱いのがお好き』(1959)撮影風景再現とシーンの再現
  • 『紳士は金髪がお好き』(1953)から「ダイアモンドは女の親友」のクリップ
  • イヴの総て』(1950)でのジョージ・サンダースとのシーンを引用
  • キャスパー・フィリップソンがJFKを演じたのは『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2016)、『The Speech JFK Never Gave』(2017)、『プロジェクト・ブルーブック』(2019)に続いて4度目
  • 胎児が語りかけるのは『ベイビー・トーク』(1989)、『リトル★ダイナマイツ/ベイビー・トークTOO』(1990)、『プリベンジ』(2019)
  • モンローを描いた映画は『マリリンとアインシュタイン』(1985)テレサ・ラッセル、『ノーマ・ジーンとマリリン』(1996)ミラ・ソルヴィノ/アシュレイ・ジャッド、『マリリン 7日間の恋』(2011)ミシェル・ウィリアムズ
  • モンローに関するドキュメンタリーは『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』(2013)、『知られざるマリリン・モンロー:残されたテープ』(2022)
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tag : Netflix実話メイキング俳優伝記

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A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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