fc2ブログ

『陽のあたる場所』

陽のあたる場所
A Place in the Sun(1951)122分

陽のあたる場所監督:ジョージ・スティーヴンス 脚本:マイケル・ウィルソン、ハリー・ブラウン
原作:セオドア・ドライサー「アメリカの悲劇」
撮影:ウィリアム・C・メラー 音楽:フランツ・ワックスマン
出演:ジョージ・イーストマン:モンゴメリー・クリフト(藤原啓治)、アンジェラ・ヴィッカース:エリザベス・テイラー(紗ゆり)、アリス・トリップ:シェリー・ウィンタース(よのひかり)、ハンナ・イーストマン:アン・リヴィア(棚田恵美子)、フランク・マーロウ検事:レイモンド・バー(新垣樽助)、チャールズ・イーストマン:ハーバート・ヘイス(芦澤孝臣)、ルイーズ・イーストマン:キャスリン・ギブニー(萩柚月)

APVで吹替版を観た。『アメリカの悲劇』(1931)のリメイク。陽のあたる場所って縁側やベランダじゃなくて社交界だった。貧乏出身のモンゴメリー・クリフトは運良く社交界の令嬢エリザベス・テイラーに気に入られ、結婚まで話が進む。女優9年目のエリザベス・テイラーは当時19歳!
ジョージ「僕は世界一幸せだ」
アンジェラ「私の次にね」
でも陽のあたらない場所に片足突っ込んだままだったんで、えらい事になる。社交界の美女アンジェラか、工場のモッサリしたアリスか、迷うまでもないと思うけど、アリスが妊娠したんで結婚を迫られちゃって。ジュリーと夏目雅子で2時間ドラマにもなってる。

ジョージの弁護は難しいし、検事のレイモンド・バーの追求は厳しい。実際に殺すシーンはなかったけど、動機はあるし殺意があったのは事実だし。第1級殺人罪で死刑。アンジェラ面会に来るとは。「私たちはいつもさよならばっかり言ってるわね」
陽のあたる場所
ジョージの嘘を知ったエリザベス・テイラーの失神演技は映画史上最高と言われてる。たしかに絶品だった。

『シェーン』でも『ジャイアンツ』でもそうだけど、ジョージ・スティーブンスってキャラクターを掘り下げて緻密に描くなあ。心理描写とか時間かけてきっちり見せる。1回撮影してからリハーサルを念入りにしてまた撮影だと。編集に1年かけてる。モンゴメリー・クリフトは『赤い河』(1948)と『私は告白する』(1953)の間の頃。エリザベス・テイラーやシェリー・ウィンタースの方が先輩。
    関連映画
  • 『アメリカの悲劇』(1931)のリメイク
  • TBSで放送された2時間ドラマのザ・サスペンス『陽のあたる場所』(1982)はリメイク。沢田研二、夏目雅子、森下愛子
  • 『スター・クレイジー』(1980)で、キャラクターの2人がお気に入り映画だと言う
  • 『卒業』(1967)は影響下にある
関連記事

tag : クラシッククライムドラマ裁判オスカー実話リメイク

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

最新記事
カテゴリ
タグ
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ