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『キューポラのある街』

キューポラのある街
キューポラのある街(1962)99分

キューポラのある街監督:浦山桐郎 脚本:今村昌平、浦山桐郎
原作:早船ちよ「キューポラのある街」
撮影:姫田真佐久 音楽:黛敏郎
製作:日活
出演:石黒辰五郎:東野英治郎、石黒トミ:杉山徳子、石黒ジュン:吉永小百合、石黒タカユキ:市川好郎、石黒テツハル:岩城亨、金山ヨシエ:鈴木光子、塚本克己(鋳物工):浜田光夫、塚本うめ(克己の母):北林谷栄、サンキチ(タカユキの友人):森坂秀樹、美代:菅井きん(サンキチの母)、サンキチの父:浜村純、松永親方:殿山泰司、ノッポ:川勝喜久雄、中島ノブコ(ジュンの友人):日吉順子、リスちゃん(ジュンの友人):青木加代子、東吾(鋳物試験技師):下元勉、野田先生(ジュンの担任教師):加藤武、カオリちゃん(タカユキの同級):岡田可愛、平さん(木型屋):小林昭二

非行少女』つながりで、ひっさびさに『キューポラのある街』観た。コッポラがいる街はナパバレー、キューポラのある街は川口市。高度経済成長や所得倍増計画に取り残された貧乏一家。さすが、貧乏描いたら日本一の浦山桐郎のデビュー作。

昔気質の鋳物職人、東野英治郎が工場を解雇された上、4人めが生まれてジリ貧一家に。当時17歳の吉永小百合は長女ジュン。弟思いで、頭がよくて気丈な中3。高校に進学したいとがんばってる。それが貧しさからだんだん壊れてく。親も学校も進学もなにもかもイヤになっちゃう気持ちが伝わってくる。

弟のタカユキは悪ガキだけどほんとはイイ奴で、朝鮮人の友達がいじめられたら庇ってやったり、面倒見がよかったりで親方気質。演じてる劇団ひまわりの名子役、市川好郎がめちゃくちゃうまい。45歳で亡くなってたけど俳優生活は31年!

親友のヨシエちゃんは北朝鮮に帰国しちゃって一人ぼっち。1人で5歩歩くより、10人で1歩歩いた方がいいんだって。県立高校は諦めたけど、工場に就職して定時制に通う道を選ぶ。ラストは希望にあふれてる。貧乏に負けるな、がんばれジュン!

キューポラのある街
北朝鮮に帰るサンちゃんを陸橋から見送るジュンとタカユキ。きっちり1フレームに収めてすごい。しかも列車の窓から身を乗り出したサンちゃんなめはかなり危険だったはず
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  • 続編は『未成年 続・キューポラのある街』(1965)
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tag : ドラマ昭和家族

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Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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