ヒックとドラゴン 3D

How to Train Your Dragon (2010)105分

ヒックとドラゴン3Dで観たいわけでも吹替えで観たいわけでもなかったが、すげーよかった!期待以上のいい映画で満足。物語、キャラクター、世界観、動き、セリフ、デザイン、演出、すべて気に入った。どのシーンも緻密で素晴らしい出来映えで感動したし、泣けた。終映後は拍手がおきたよ。BD出たら買いだな。

ドリームワークスにディズニー育ちの監督を招いて成功するというのも皮肉だなあ。それでもディズニーでは描かないシビアな世界がしっかり描かれる。誰からも認められないけどクリエイティブな男子が真実を見つけ、活躍し、誤りを正し、新しい歴史を築く流れに夢中になれないわけがない。ヒックはドラゴンとの絆が強くなるほどオヤジとの亀裂が深まる展開の巧みさ。強敵を倒すのに代償を払うのも独特な描写で好感がもてる。

個性豊かな同期達も現代的。ガヤではなく、それぞれに見せ場や持ち味がちゃんと描かれている。人とドラゴン、言葉を使わずに交流し、濃い関係になっていく様子はアニメーションの見せ所。特にヒックとナイト・フューリーが絵を描くシーンから、接触するカットは感動的。殺さないことの尊さがにじみ出る。

ナイト・フューリーの名前はトゥースでなく原作どおりトゥースレスにすればよかったのに。ヒックのキャラクターアニメーションは精巧で、特に表情の豊かさは見事。親近感湧いたー。ドラゴンに乗って空を飛び回る描写は、エラゴンやアバターにも負けてない。アスティの飛行時は髪がなびいて顔見えたり!攻撃を正当化する視点は、「宇宙大作戦」の「地底怪獣ホルタ」からの引用とのこと。「私は医者だ、石屋じゃない」で有名なアレだ。入植民と先住鉱物ホルタか、確かに。

tag : 3D 吹替え アニメーション ファンタジー

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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