『ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン』シーズン2

Disney Gallery: Star Wars: The Mandalorian(2021)シーズン2全2話

撮影:ジョン・F・サイツ、W・ハワード・グリネ 音楽:ライス・スティーブンス
出演:ジョン・ファブロー、デイブ・フィローニ、ブライス・ダラス・ハワード、カール・ウェザース(楠見尚己)、ペイトン・リード、ジョン・ノール、アビゲイル・ケラー、ロバート・ロドリゲス、ジーナ・カラーノ(鷄冠井美智子)、ペドロ・パスカル(阪口周平)、エイミー・セダリス( 定岡小百合)、ブレンダン・ウェイン、ティモシー・オリファント(さかき孝輔)、マイケル・ビーン、ボバ・フェット:テムエラ・モリソン(金田明夫)、ジョン・レグイザモ( 廣田行生)、ミン・ナ(花藤蓮)、マーク・ハミル(須田祐介)
『マンダロリアン』シーズン2のメイキング・ドキュメンタリー。シーズン1は部門別に8話あったけど、シーズン2は1話が全体メイキング、2話が最終話のメイキング。『スター・ウォーズ』大好きな人たちが、『スター・ウォーズ』大好きな俺らを満足させようとしてるのが伝わる。
スタジオのLEDウォールに背景を投影するボリュームってシステムの紹介。CGIだけでなく、ミニチュアで組んだ背景素材を映したり。今回、ミニチュアもたくさん作って、ライトクルーザーをジョン・ノールがモーションコントロール撮影したって。プリビズ映像がちょこっと出るけど『クローン・ウォーズ』レベル!
ダーク・トルーパーはファブローが実写にこだわった。表面の反射のリアルさ重視。ビブ・フォーチュナ役は『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』と同じく、音響監督のマシュー・ウッド。ライトセーバーのプロップはシューって光が伸びるマスターレプリカみたいなタイプだけど、アソーカのセーバーは細くしたいってことでそのギミックはない。
最終話のメイキングはルークがメイン。秘密漏洩を防ぐために撮影直前までプロ・クーンになってた。ルークの再現は3つの方法が検討された。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のモフ・ターキンやレイアのようなフルCG、俳優を若返らせるディエイジング、AIによるディープ・フェイクが検討された。結局、ディエイジングVFXで定評のあるローラ社の協力で、マーク・ハミルを若返らせる方法を選んだと。マーク・ハミルの演技を体格の似たダブルのマックス・ロイド=ジョーンズが再現して、マーク・ハミルのディエイジング顔にすりかえる。マーク・ハミルはこれまでも声優をノーギャラで演ってくれてたので、今回も録音名目で1日呼んで、グローグーとのシーンを撮影した。
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