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1998年の『黄金のアデーレ 名画の帰還』

Woman in Gold
Woman in Gold(2015)109分

Woman in Gold監督:サイモン・カーティス 脚本:アレクシ・ケイ・キャンベル
撮影:ロス・エメリー 音楽:マーティン・フィップス、ハンス・ジマー
出演:マリア・アルトマン:ヘレン・ミレン、ランディ・シェーンベルク:ライアン・レイノルズ、フベルトゥス・チェルニン:ダニエル・ブリュール、パム・シェーンベルク:ケイティ・ホームズ、若い頃のマリア:タチアナ・マスラニー、フレデリック“フリッツ”・アルトマン:マックス・アイアンズ、シャーマン:チャールズ・ダンス、フローレンス・クーパー裁判官:エリザベス・マクガヴァン、ウィリアム・レンキスト裁判長:ジョナサン・プライス、バーバラ・シェーンベルク:フランシス・フィッシャー、アデーレ・ブロッホ=バウアー:アンチュ・トラウェ

プライムで観た。ナチに没収されたグスタフ・クリムト作「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」を、アデーレの姪で、正当な所有者であるマリア・アルトマンが、所蔵するオーストリア政府に返還を求める。マリアは。ライアン・レイノルズの弁護士は頼りないんだけど、諦めなかったな。奥さんも応援してくれたし。返還への道は長かったけど、映画的にはトントン拍子だった。マリアの回想がインサートされて、オーストリアに戻りたくない理由はがわかってくる。

ユダヤ人であるマリアがナチ占領下のオーストリアから脱出する回想はスリリングだった。あと、ラストで当時の家を訪れるシーンもよかった。両親を残して国を去った後悔から救われた。ヘレン・ミレンうまいなあ。

woman_in_gold1.jpgクリムトが描いたおばさんの肖像画「黄金のアデーレ」。
1907年、グスタフ・クリムトがアデーレの肖像画を完成させる
1923年、アデーレが遺言製作「夫フェルディナントの死後は美術館に寄贈する」
1925年、アデーレが髄膜炎で死去
1938年、フェルディナントがスイスに亡命、ナチスが絵を没収
1945年、フェルディナント死去。「姪に譲る」と遺言
2006年、マリア・アルトマンに返却、ロナルド・ローダーが買収
返還されたのが2006年なので8年かかってる。劇中で、買取を名乗り出たエスティ・ローダーの息子によって買収され、NYのノイエ・ガレリアで展示。

ナチが没収した美術品のうち10万点はまだ返還されてないって。
マリア・アルトマンは2011年に94歳で亡くなった。
    関連映画
  • ドキュメンタリー『盗まれたクリムト』(2007)にインスパイアされた
  • ドキュメンタリー『アデーレの望み』(2008)
  • 『ヨーロッパへのレイプ』(2006)、『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』(2018)はナチが略奪した美術品についてのドキュメンタリー
  • ナチが略奪した美術品を題材にした『ミケランジェロ・プロジェクト』(2014)
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tag : WWII裁判実話脱出

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A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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