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『父子草』

父子草
父子草(1967)85分

父子草監督:丸山誠治 脚本:木下恵介
撮影:梁井潤 音楽:木下忠司
出演:平井:渥美清、竹子:淡路恵子、西村:石立鉄男、石川美代子:星由里子、鈴木:大辻伺郎、平井の父:浜村純

踏切の警報機の音が、悲しい時には泣いてるようだし嬉しいときには喜んでるように聞こえる。映画のラストで鳴る踏切はもちろん喜んでる。おでんの屋台を舞台にした名作だった。脚本は松竹独立後の木下恵介。松竹映画ぽいけど東宝作品。監督は戦争大作の丸山誠治。

淡路恵子が女将のおでん屋台に、渥美清の平井って土方が入り浸る。最初は迷惑な客だったんだけど、平井の虚勢がはがれていくと、孤独だが優しい男だとわかってくる。平井の過去が明らかになる回想シーンは一切台詞なしで綴られて素晴らしい。戦争を生き延びてやっと帰れば戦死扱いで帰る場所もない。この「生ける英霊」の悲しさを渥美清が見事に見せてくれた。泣けたー。

父子草
「ほんとに、体には気をつけてね」
「ヘッ、ホロッとするようなこと言うない。惚れたらどーすんだ」
「惚れたのはあたしの方だよ、あんたの心意気にさ」
「笑わせやがらぁ」

父子草
平井が我が子のように大学受験を応援する石立鉄男が若い!星由里子かわいい。
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tag : 昭和ドラマ

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A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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