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1939年の『ジュゼップ』

Josep
Josep(2020)74分

Josep監督:オーレル 脚本:ジャン=ルイ・ミレシ
撮影:ディオン・ビーブ 音楽:シルビア・ペレス・クルス
アニメーション:ポワソン・ルージュルナニメ
制作:レ・フィルム・ディシ・メディテラネ
製作:イマジック・テレコム
出演:ジュゼップ:セルジ・ロペス、セルジュ:ブルーノ・ソロ、バレンティン:ダヴィ・マルセ、セルジュの祖父:ジェラール・エルナンデス、ヴァレリー・レメルシエ、トーマス・VOB、シルビア・ペレス・クルス、フランソワ・モーレル、ソフィア・アラム、アラン・カウチ

アマゾンプライムで字幕版観た。1995年にNYで亡くなった実在のスペイン人イラストレーター、ジュゼップ・バルトリ(Josep Bartoli)の半生を描いた長編アニメーション。1939年のスペイン内乱でフランスに逃れて収容所で過ごしたジュゼップとの交流をフランスの憲兵だったじいちゃんが回想する。政治情勢は知らんけど、めちゃくちゃ好きなタイプの2Dアニメーションだった。特に素描タッチの線がいい、ラフなスタイルの絵がいい。絵描きの話なので絵がめっちゃうまい。

フランスの収容所時代は絵本のようにほとんど動きがない。中割りないし、アクションつなぎもしないけど見応えあった。素描スタイルの絵力で話を進める。これがメキシコ時代になると、このスタイルでバッチリ動く。この差はじいちゃんの記憶の密度の演出なのかと。
Josep
ジュゼップの絵は繊細な線画で、その絵も多く取り入れられている

Josep
その彼がメキシコの画家フリーダ・カーロに出会って色彩に目覚め、カラー作品を描き上げる

Josep
現代のシーンはベルギーのルナニメがTVPaintで作画。このカットはHOUDOO?

すごいのはメインである過去のシーンを担当したフランスのポワソン・ルージュ。自社開発のHOUDOOによるアニメーションをMOEでレンダリング。
Josep
HOUDOOはベクターベースで自動中割り機能のあるアニメーションソフト。多彩なブラシストローク。MOEはパステル、水彩、ガッシュのペイントや不規則なインクのブラシストロークを描くレンダリングソフト


tag : アニメーション実話NY脱出伝記

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A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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