インセプション

Inception(2010)148分

tinception「24時の回で観たんだけど、夜中なのに超満員でびっくりさ」と観客のひとりA.e.Suck。「運良くぽつんと空いてた真ん中のシートをゲットできたよ。但し後ろから2列目。後ろの席では12と14でしか席をとれなかったカップルが13の客に席を替わってもらってた」

「夢は映画の題材になりやすい。だって何でもアリだから。それだけ難しいってことでもある。この映画のバジェットはなんと2億ドルだよ、『メメント』と「『インソムニア』を足しても5,000万ドルだったのに!クリスは僕より10歳若いが、ワーナーのドル箱監督なんだ。もちろん、『メメント』以降、彼の作品はすべて観に行ってるよ」

「JRのロゴが誇らしげな新幹線、京都で降りたらそこは東京~。ドリームチームのスポンサーは斎藤。見る夢はなぜかトンデモ日本だが、ミッションのためには航空会社まで買っちゃう大金持ち。約束通り電話もちゃんとしてくれたんだぜ」

「登場人物が眠ってないと物語が進行しないのは『マトリックス』や『アバター』もそうだけど、物語にオリジナリティをもたせるために独自の設定をしているんだ。夢の階層もそのひとつ。『狼男アメリカン』では2層だったけど、こちらは3層+虚無。階層が深くなっても時間以外特徴はないけど…。夢世界のデザインはアリアドネちゃん、練習はよかったけど本番はフツーすぎたね。彼女の役割はむしろコブの謎に迫る観客視点の質問役。虚無のデザインはコブ、一番の見所だよ」

「夢から情報を盗むのは『ザ・セル』でもあったよね。クリスがこの映画を思いついたのが10年くらい前ってことなので、もしかしたら関係あるかも。夢に侵入して現実を変えるのは『ドリームスケープ』。チームにしたのは新鮮だが、潜在意識に植え付けるのは難しいんだ。僕だったら起きた時覚えてなかったり、一部が思い出せなかったりするけど、スケアクロウはちゃんと覚えてる。オヤジのメッセージは強烈だったしね」

「コブ嫁のモル役マリオン・コティヤールはよかった。裏ストーリーが、気持ちよく表と絡むんだ。ミッションの遂行と共にコブの過去が明かになっていく構成はさすがクリスだね。メインストーリーをサイドストーリーに見せかける巧みさ。ラストのコマは回転がゆるくなったところを見せなきゃよかったな。クリスのこだわりはフィルムとシネスコ。映像のクオリティは申し分ない。IMAXで観たかったね。それにVFXは控えめで、大掛かりなジンバルを作ってホテルを回転させたり、道路に列車を走らせたりと贅沢な実映像が見事だったね。音楽は『シャッター・アイランド』ぽく、使い方は『ダークナイト』ぽかった。まるで効果音のようにシーンを盛り上げる。音がうるさすぎるけど」
関連映画:「ザ・セル」(2000)

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深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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