fc2ブログ

1959年の『イリュージョニスト』

Illusionist.jpg
L'Illusionniste (2010)80分

The Sea Beast監督・脚色・音楽:シルヴァン・ショメ
オリジナル脚本:ジャック・タチ
キャラクター・デザイン:シルヴァン・ショメ、ピエール・アンリ・ラポートリー
美術:ビアーネ・ハンセン
製作:ジャンゴ・フィルムズ
出演:手品師/フランスの劇場支配人:ジャン=クロード・ドンダ、アリス:エルダ・ランキン、その他:ダンカン・マクネイル、レイモンド・ミャーンズ、ジェイムズ・T・マイヤー、トム・ユーリー、ポール・バンディ

Amazon Prime Videoで観た。すげー。かなりクオリティ高い。日本人の感覚じゃ作れない無声映画やパントマイム的な動き。1カット長いのに、しっかり引きで芝居を見せてくれる。セリフがほぼないので芝居が肝心。バストショットやアップはないので表情でなくボディで。指先からズボンの裾まで、かなり細部まで動かしてる。ノビノビ、しなやかで心地よいアニメーション。さすがショメ。些細なエキストラからモブまでバッチリ、ここまで動かすかねーって、観てて楽しい。作監はキャラごとにおいてる『わんぱく王子』式。アニメーター80人は原画か?動画は韓国。車は3Dだけど、画調に馴染んでる。美術も素晴らしい。オスカーでは『トイ・ストーリー3』に負けたけど、こっちの方が好き。

手品師の爺さんタチシェフと女の子アリスの話。レオンとマチルダみたいかと思えば、女の子はただくっついてるだけで、アシスタントになるわけじゃない。シチューを作ってピエロや腹話術師にもおすそ分けするのはよかったが、都会に染まってさようなら。ほんと、この子わからん。タチシェフがシチューを見てウサギを探すのがオモロイ。
イリュージョニスト
タチシェフはいつも不機嫌なウサギに手を焼くけど、長年の相棒って感じ。ウサギを手放すシーンはめっちゃ情感あってよかった。

タチシェフが映画館に入るとスクリーンに『ぼくの伯父さん』が映ってる。タチシェフはジャック・タチなんだねー。ジャック・タチの娘のソフィー・タチシェフからショメに譲られた1956年の未映画化脚本がベースになってることから、ジャック・タチへの冒涜って批判も多いみたい。

続きを読む

tag : アニメーションコメディ

ロープを切れ『ジェイコブと海の怪物』

ジェイコブと海の怪物
The Sea Beast (2022)119分

The Sea Beast監督:クリス・ウィリアムズ 脚本:クリス・ウィリアムズ、ニール・ベンジャミン
キャラクター・デザイン:トニー・フュシール、シヨーン・キム
アニメーション監督:ザック・パリッシュ
アニメーションチーフ:ジョシュア・ビブリッジ
撮影:ピーター・ソーグ 音楽:マーク・マンシーナ
製作:Netflix Animation、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス
出演:ジェイコブ・ホランド:カール・アーバン(武内駿輔)、メイジー・ブランブル:ザリス=エンジェル・ヘイター(境葵乃)、ジェームズ・クロウ船長:ジャレッド・ハリス(木村雅史)、サラ・シャープ:マリアンヌ・ジャン=バプティスト(滝沢ロコ)、ミス・メリノ:ヘレン・サドラー(永宝千晶)、オールド・ニック:イアン・マーサー(こねり翔)、国王:ジム・カーター(石住昭彦)、女王:ドゥーン・マッキチャン(日野由利加)、ホーナゴールド提督:ダン・スティーブンス、グウェン・バタービー:キャシー・バーク

Netflixアニメーション。これ、『メイジーと海の怪物』だよな。『ボルト』『モアナ』『ベイマックス』のクリス・ウィリアムズがSPIに移籍して作った傑作!『白鯨』+『ヒックとドラゴン』で、とにかくめちゃくちゃよかった。クオリティ高い!超感動。海洋アクション、冒険活劇、大怪獣バトル。レッドと仲良くなっていくのが自然。ロープを切れってメッセージ、これ大事。クロウの忠実な一等航海士サラがシブくてカッコイイ。「戦いがどう始まったかはわからない。けど、大事なのはどうやって終わるかじゃない?」それと隠蔽された歴史捏造が秀逸。メイジーちゃん、賢いなあ。ジェイコブも悟るよ、「ヒーローでもあっても間違いは犯す」

キャラクターはディズニーっぽい。顔の凹凸が絶妙。レッドブラスターはトゥースレスに似てるけど、歯はあるし、ひたすら巨大。鼻の穴には水が入ってこない。丘から顔を出すのは大戸島のゴジラみたい。
イネビタブル号が緻密。帆船の操船描写が細かい。マスコット的なブルーかわいい。

続きを読む

tag : アニメーション子供怪獣ファンタジー冒険復讐Netflixヒーロー

『明治侠客伝 三代目襲名』

明治侠客伝 三代目襲名
明治侠客伝 三代目襲名 (1965)91分

明治侠客伝 三代目襲名監督:加藤泰 脚本:村尾昭、鈴木則文
原案:紙屋五平
撮影:わし尾元也 音楽:菊池俊輔
出演:菊池浅次郎:鶴田浩二、星野軍次郎:大木実、江本春夫:津川雅彦、初栄:藤純子、唐沢竜造:安部徹、天竜熊吉:遠藤辰雄、小栗清:品川隆二、おかつ:中村芳子、江本ひさ:毛利菊枝、立石三郎:山城新伍、野村勇太郎:丹波哲郎、石井仙吉:藤山寛美、江本福一:嵐寛寿郎

東映シアターオンラインで観た。かなりよかった!さすが名作。なんかすげー励まされるというか、元気がもらえる映画だった。祭り見物を楽しむアラカン親分が刺されるとこから始まる。刺されてなおド迫力の嵐寛親分!寝てた親分、ムクッと起き上がってすごい形相。足元に血が垂れる。それに気づく鶴田浩二、かっけえ!ドラ息子で手がつけられなかった津川雅彦が改心して真面目な堅気になる。

鶴田浩二と藤純子の名シーン。「女郎は汚なおすか?女郎は人を好きになったらあかんのですか?」「初栄、人間はな、体やない、心や。お前は綺麗な女や」そして別れを決意するも「うちを連れて逃げて!」と懇願され振り切る「アホな男や、しゃあけど、わいはそーゆー生き方しかできへんねん」

明治侠客伝 三代目襲名
藤純子を迎えに来た藤山寛美への心情吐露も泣ける。「うちらみたいな女にでも幸せになる夢、いっぺんでも見せてくれはった人です」「なんぼうちが好きやかて、今のうちに他になんにもしてあげることがおまへんやないか。アホや、アホな女だっしゃろ」

丹波哲郎、男気あって貫禄あって申し分ないええ人。客人の藤山寛美もええキャラだった!なんて親しみやすいヤクザなんだ。めっちゃええ人やし!ラストの鶴田浩二の三代目単身殴り込みすげえ。汽車の屋根からジャンプして敵の事務所にトペ・スイシーダ!
明治侠客伝 三代目襲名

続きを読む

tag : 暗殺アクション極道クライム

『ウェンデルとワイルド』

ウェンデルとワイルド
Wendell & Wild (2022)106分

Wendell & Wild監督:ヘンリー・セリック 脚本:ヘンリー・セリック、ジョーダン・ピール
原作:ヘンリー・セリック、クレイ・マクロード・チャップマン
キャラクター・デザイン:パブロ・ロバト
撮影:ピーター・ソーグ 音楽:ブリュノ・クーレ
製作:モンキーパウ・プロダクションズ
出演:カット:リリック・ロス(おまたかな)、ウェンデル:キーガン=マイケル・キー(多田野曜平)、ワイルド:ジョーダン・ピール(丸山壮史)、シスター・ヘリー:アンジェラ・バセット(桜井ひとみ)、ベスト神父:ジェームズ・ホン(越後屋コースケ)、ラウール:サム・ゼラヤ(大野智敬)、シボーン:タマラ・スマート(鈴宮早織)、スローン:シーマ・ヴァーディ(南波ゆき)、スウィーティ:ラモナ・ヤン(内山茉莉)、バッファロー・ベルザー:ヴィング・レイムス(手塚秀彰)、マリアナ:ナタリー・マルティネス(桜岡あつこ)、マンバーグ:イガル・ノール(中村浩太郎)、デルロイ:ゲイリー・ゲートウッド(横田大輔)、ウィルマ・エリオット:ガブリエル・デニス(新藤みなみ)

ホラーのストップモーション一筋のヘンリー・セリック御大。『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』や『コララインとボタンの魔女』を監督しながら、ティム・バートンやライカとは1回こっきりで後に続かず、ピクサー移籍後も作品は残せずもう70歳。今度はジョーダン・ピールの会社で監督した。悪魔兄弟ウェンデル&ワイルドと契約した女の子、地獄の乙女キットのお話。かなりコメディ色が濃い。面白いけど、進行がまわりくどいかな。

なんて奇抜なキャラデザイン!よく立体化したなー。パーツの継ぎ目がそのままキャラになってる。口パクのパターンも個性的。芝居はコミカルもシリアスも申し分ない。2Dアニメで言う「バタ足」が出てくるんだけど、足を3本にしてるんだよね、うまいなあ。流れるようなキャメラワークがすごい。モーションコントロールか?エンドロールはキャラ表やイメージボードや撮影タイムラプスが流れる。あ、ジャック・スケリントンがカメオで2カット出てた。
ウェンデルとワイルド

2度目は1.25倍速で観てみたら、ヌルヌル動いてるw 好きなタイミングじゃないけど、なめらかすぎて面白い。

Behind The Animation

続きを読む

tag : アニメーションホラーコメディ兄弟悪魔ゾンビ異世界

『チェ 28歳の革命』

チェ 28歳の革命
Che: Part One (2008)134分

Che: Part One監督:スティーヴン・ソダーバーグ 脚本:ピーター・バックマン
原案:K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
撮影:ピーター・アンドリュース 音楽:アルベルト・イグレシアス
製作:ワイルド・バンチ
出演:チェ・ゲバラ:ベニチオ・デル・トロ、タニア:フランカ・ポテンテ、アレイダ・マルチ:カタリーナ・サンディノ・モレノ、フィデル・カストロ:デミアン・ビチル、ベニグノ:アルマンド・リエスコ、カミロ:サンティアゴ・カブレラ

Amazon Prome Videoで観た。軍事独裁政権を打倒するキューバ革命。昔観たオマー・シャリフの『ゲバラ!』は面白かったんだけど、ソダバーグのこれ、エピソードを並べただけで単調。メキシコでカストロ兄弟とすでに知り合いだし、チェ側の戦力規模がわからん。行動するときは小隊規模だし、政府軍を制圧した過程もよくわからん。

戦闘は山岳ではほとんどなく、サンタクララの市街戦は地味ながらたっぷり。勝利後、バハマに向かうとこで前編終わり。なんだかなー。革命が成功して市民は喜んでたけど、達成感が薄かった。チェのストイックさ、真面目さ、射撃のうまさは出てたが、医者としてはどうなんだろう?読み書きができないと敵に騙されるから戦士になれないってのはわかった。

デル・トロはチェをすんごいリサーチして本人を再現してそう。違和感はなかった。Red Oneでデジタル撮影した2本目の映画で、1本目は続編の方だと。続編から先に撮ったんか。演説シーンのみスーパー16mmフィルム。

続きを読む

tag : 実話銃撃戦傭兵伝記

25年後の『バーフバリ 王の凱旋』

バーフバリ 王の凱旋
Bãhubali 2: The Conclusion (2017)165分

Bãhubali 2: The Conclusiong監督:S・S・ラージャマウリ 脚本:S・S・ラージャマウリ、K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
原案:K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
撮影:K・K・センティル・クマール 音楽:M・M・キーラヴァーニ
VFX:マクタVFX、ファイアフライ・クリエイティブ・スタジオ
製作:アルカ・メディアワークス
出演:バーフバリ:プラバース、バラーラデーヴァ:ラーナー・ダッグバーティ、デーヴァセーナ:アヌシュカ・シェッティ、カッタッパ:サティヤラージ、シヴァガミ:ラムヤ・クリシュナ、ビッジャラデーヴァ:ナーサル、アヴァンティカ:タマンナー、クマラ・ヴァルマ:スッバラージュ、ジャヤ・ヴァルマ:メカ・ラーマクリシュナ、クンタラ王国宰相:プルドヴィラージ、セートゥパティ:ラケシュ・ヴァーレ、クンタラ王妃:アシュリタ・ヴェムガンティ

Netflixは吹替えがなかったので脳内で小山力也と麦人に置換。165分ってことは完全版。前作からバッチリつながってた。バーフが正体を隠してクンタラにいるあたりはコメディ仕立てだけど、陰謀絡みで次第にドラマが盛り上がった。バーフは嘘を見極められるが、シヴァガミにはできずに痛恨の失策。

中盤のクンタラ宮殿戦は炎の牛とダム。三本矢で戦うシーンもよかった。ラストはマヒシュマティ大戦闘シーン。今回も奇想天外兵器たくさん。城壁越えが超カッコいい。バーフの戦いっぷりはスーパーヒーロー。とんでもない高さからのニードロップ。玉座奪還!見応えあった。兄さんバラーラデーヴァが超悪役顔でサイコーのヴィラン。

続きを読む

tag : 戦場アクションドラマ侵略救出復讐暗殺兄弟続編

9世紀の『バーフバリ 伝説誕生』

Baahubali.jpg
Baahubali: The Beginning (2015)137分

Baahubali: The Beginning監督・脚本:S・S・ラージャマウリ
原案:K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
撮影:K・K・センティル・クマール 音楽:M・M・キーラヴァーニ
VFX:マクタVFX、ファイアフライ・クリエイティブ・スタジオ、プラサード・スタジオ、サルスティVFX
製作:アルカ・メディアワークス
出演:シヴドゥ/バーフバリ:プラバース(小山力也)、バラーラデーヴァ:ラーナー・ダッグバーティ(山野井仁)、デーヴァセーナ:アヌシュカ・シェッティ(今泉葉子)、アヴァンティカ:タマンナー(佐藤利奈)、シヴァガミ:ラムヤ・クリシュナ(杉山滋美)、ビッジャラデーヴァ:ナーサル(あべそういち)、カッタッパ:サティヤラージ(麦人)、サンガ:ロヒニ(天野真実)、導師:タニケッラ・バラニ(佐野康之)、バドラ:アディヴィ・セッシュ(宮本誉之)、カーラケーヤ族長:プラバカール(山田浩貴)、アスラム・カーン - スディープ(影平隆一)

今更ながらAmazon Prime Videoで吹替版を観た。あの大掛かりな戦争シーンはクライマックスだったが、回想シーンだったとは。

続きを読む

tag : 戦場アクションドラマ侵略救出

『シャッター』

シャッター
Shutter (2008)90分

Shutter監督:落合正幸 脚本:ルーク・ドーソン
原作:バンジョン・ピサヤタナクーン、パークプム・ウォンプム「心霊写真」
撮影:柳島克己 音楽:ネイサン・バー
VFX:ビッグX、ピクセルマジック
製作:ヴァーティゴ・エンターテインメント、リージェンシー・エンタープライズ
出演:ベン:ジョシュア・ジャクソン(竹若拓磨)、ジェーン:レイチェル・テイラー(永田亮子)、メグミ:奥菜恵、ブルーノ:デヴィッド・デンマン、アダム:ジョン・ヘンズリー、セイコ:マヤ・ヘイゼン、リツオ:ジェームズ・カイソン・リー、メグミの母:宮崎美子、村瀬:山本圭

Disney+で観た。タイ映画のハリウッドリメイクで、東京が舞台だった。セットも国内。心霊写真ものなのに怖くない。いろんな意味で面白かった。お化けの正体や目的が徐々にわかっていくので飽きない。わからんから怖いのに、わかって一層怖くするのは難しい。海外の評価は散々w

奥菜恵がお化け役でハリウッドデビュー。でもお化けっぽくない。額に三角の天冠がないからじゃなく、幽霊のイメージを変えたかったそうで。山本圭が1シーンだけ出てた。中岡俊哉みたいに写真を鑑定する人。何言ってるかわからんけど。お化けの母さんが宮崎美子。娘は家にいると思ってる。でも椅子で白骨化。『サイコ』の逆パターン。連続写真をアニメーション化するのは『ミッドナイトクロス』

続きを読む

tag : ホラー幽霊復讐超常現象日本Apple

『ザ・メニュー』

ザ・メニュー
The Menu (2022)107分

The Menu監督:マーク・マイロッド 脚本:セス・リース、ウィル・トレイシー
撮影:ピーター・デミング 音楽:コリン・ステットソン
製作:ゲイリー・サンチェス・プロダクションズ
出演:ジュリアン・スローヴィク:レイフ・ファインズ、マーゴ:アニャ・テイラー=ジョイ、タイラー:ニコラス・ホルト、エルサ:ホン・チャウ、リリアン・ブルーム:ジャネット・マクティア、アン:ジュディス・ライト、映画スター:ジョン・レグイザモ、リチャード:リード・バーニー、テッド:ポール・アデルスタイン、フェリシティー:エイミー・カレロ、ソレン:アルトゥーロ・カストロ、ブライス:ロブ・ヤン、デイブ:マーク・セント・シア

Disney+で観た。3500万ドルかけたヘンな映画だった。コメディなのに笑えないし、ホラーなのに怖くない。突拍子も無いことが次々と起こるけど、何の説明もないし、意味もない。まあ、そーゆー映画なんだけど。英語でも梅干しはウメボシなんだー

船でしか行けない超豪華レストラン。超有名シェフがいて、予約できた11人の客が訪れる。「料理は食べないでください」えー、食べにきたのに!「味わうのです」このシェフ、かなり偏屈。すみっこにいる謎のバアさん。この店はボーグキューブみたいなもんで、スタッフは集合体のドローン、シェフはボーグクイーンみたいな存在なんだろうな。抵抗は無意味だし、同化されるしかない。

オーナー殺してレストランがシェフのものになって、レストランごと料理にしちゃう。シェフもスタッフも客も食材で料理になっちゃう。食う人おらんがね。もっとくどい描写がほしかった。チーズバーガーはうまそうだっった。

メニュー
CHEF'S WELCOME:レモンキャビアとカキの葉を添えたミニョネット、エマルジョンの生の地元のカキ
AMUSE BOUCHE:キュウリの圧縮漬け、ミルクスノー、焦げたレース
THE ISLAND:生ダイバーホタテ、地元の海藻と藻類のピクルス
BREADLESS BREAD PLATE:パンなし、付け合わせのみ
MEMORY:自家製スモークしたブレスチキンのモモ肉、家宝のマサで作ったトルティーヤ、グリーンサルサキューブ
THE MESS:野菜の圧力煮、フィレ肉のロースト、ポテトのコンフィ、ビーフジュース、骨髄、副料理長の死
PALATE CLEANSER:ワイルドベルガモットとクローバーティー
MAN'S FOLLY:ダンジネスクラブ、発酵ヨーグルトホエー、あおさ、梅干し、昆布
PASSARD EGG:卵、生クリーム、メープル
TYLER'S BULLSHIT:加熱が不十分な子羊、食べられないエシャロットとネギのバターソース
補足コース:絶品チーズバーガー
S'MORE:マシュマロ、チョコレート、グラハムクラッカー、お客様、スタッフ、レストラン

続きを読む

tag : Disney+スリラーコメディホラーアンサンブル脱出

『超人ハルク』

超人ハルク
The Incredible Hulk (1977)95分

The Incredible Hulk監督・脚本・製作:ケネス・ジョンソン
原作:マーベル・コミックス(ジャック・カービー、スタン・リー)
撮影:ハワード・シュワルツ 音楽:ジョセフ・ハーネル
出演:デビッド・ブルース・バナー博士:ビル・ビクスビー(楠大典)、ジャック・マクギー記者:ジャック・コルビン(廣田行生)、超人ハルク:ルー・フェリグノ、エレーナ・マークス博士:スーズン・サリバン

Netflixで観た。1977年のTVシリーズのパイロット版でスタンダードサイズ。放送版では1話と2話。画質はよかったけど、ユニバーサルのソフト版なので、吹替えが聞き慣れたバナー:有川博、マクギー:青野武でないのが残念。しかも「マクギー」は「マギー」になってる。マギー司郎かよ。

ハルクが湖畔で少女と遭遇するのは『フランケンシュタイン』のオマージュなんだろうな。微笑みかける顔がキモすぎて、少女が怯えまくり。

名前がブルースでなくデビッドになってる。今にして思えば不思議だけど、ラストの墓石にデビッド・ブルース・バナーとなってるから間違いじゃなかった。崖から派手に横転したバナー博士の車は初代トヨタ・セリカST。

続きを読む

tag : TVシリーズコミックヒーロー

『イン・ザ・ハイツ』

イン・ザ・ハイツ
In the Heights (2021)143分

In the Heights監督:ジョン・M・チュウ 脚本:キアラ・アレグリア・ヒュデス
原作:リン=マニュエル・ミランダ、キアラ・アレグリア・ヒュデス「イン・ザ・ハイツ」
撮影:アリス・ブルックス 音楽:リン・マニュエル=ミランダ
製作:ライクリー・ストーリー、スコット・サンダース・プロダクションズ
出演:ウスナビ・デ・ラ・ヴェガ:アンソニー・ラモス(木村昴)、バネッサ・モラレス:メリッサ・バレラ(佐古真弓)、ニーナ・ロザリオ:レスリー・グレイス(清水理沙)、ベニー:コーリー・ホーキンズ(三宅健太)、アブエラ・クラウディア:オルガ・メレディス(伊沢磨紀)、ケビン・ロザリオ:ジミー・スミッツ(小原雅人)、ソニー・デ・ラ・ヴェガ:グレゴリー・ディアス4世(永竹功幸)

Netflixで観た。ワシントンハイツの群像ミュージカル。長尺だけど見応えあった。移民の苦悩と夢、ええ話だった。『スモーク』+『フェーム』な感じ。路上やプールでの群舞のミュージカルシーンは大掛かりで凝っててよかった。特にアパートの壁で歌い踊るシーン、好き。

大学で挫折した子、デザイナーになれない子、どっちもかわええ。ちゃんと乗り越える。主人公のウスナビってヘンな名前だと思ったら「US NAVY」だったのかw

ワシントンハイツ、貧民街でもないし、いい人ばっかしだし、いいとこじゃん。すっげー楽しそう。ここに住み続けたっていいじゃん、と思ったらいいラストになった。宝くじは夢があるけど、実際1等が当たって問題が解決しちゃうのはなんだかなー、現実味が薄れる。

続きを読む

tag : ミュージカルNY群像劇

1830年の『ほの蒼き瞳』

ほの蒼き瞳
The Pale Blue Eye (2022)128分

The Pale Blue Eye監督・脚本:スコット・クーパー
原作:ルイス・ベイヤード「陸軍士官学校の死」
撮影:高柳雅暢 音楽:ハワード・ショア
製作:クロス・クリーク・ピクチャーズ
出演:オーガスタス・ランドー:クリスチャン・ベール(内田夕夜)、エドガー・アラン・ポー:ハリー・メリング(入野自由)、ヒッチコック:サイモン・マクバーニー(平林剛)、セアー:ティモシー・スポール(茶風林)、ダニエル・マークウィス:トビー・ジョーンズ(飛田展男)、アーティマス・マークウィス:ハリー・ローティー(星野佑典)、パッツィ:シャルロット・ゲンズブール(岡本麻弥)、リア・マークウィス:ルーシー・ボイントン(米本早希)、ジャン・ぺぺ:ロバート・デュヴァル(勝部演之)、ジュリア・マークウィス:ジリアン・アンダーソン(水野ゆふ)

クリスチャン・ベールの元刑事と士官候補生時代のエドガー・アラン・ポーのコンビが士官学校の殺人事件を捜査する。『薔薇の名前』っぽいミステリー。真相はフラッシュバックで再現される。解決かと思ったら、隠された真相があって意外性十分。普通は捜査依頼受けたとこで自分が犯人だったら断るよね。そこに気付いたのはさすがエドガー。

ほの蒼き瞳
重要な情報をくれる教授がロバート・デュヴァル、92歳!汚れた動物、洗礼を受けていない子供の心臓、首吊り死体の心臓

続きを読む

tag : Netflixクライムミステリー悪魔NY復讐ツイスト学校

1998年の『きっと見つける』

きっと見つける
Dog Gone (2023)95分

Dog Gone監督:スティーヴン・ヘレク 脚本:ニック・サントーラ
原作:パウルス・タットゥンギ「Dog Gone: A Lost Pet’s Extraordinary Journey and the Family Who Brought Him Home
撮影:マイケル・マルティネス 音楽:エミリー・ベア
出演:ジョン・マーシャル:ロブ・ロウ、フィールディング・マーシャル:ジョニー・パーチトールド、ジニー・マーシャル:キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー、ネイト:ニック・ペイン、ペイトン・マーシャル:サヴァナー・ブルフェイ

Netflixで観た。実話の映画化で、自然歩道アパラチアン・トレイルで行方不明になったラブラドールのゴンカーを探す。アジソン病で毎月注射しないといけない子。20日以内に注射しないと死んじゃう!犬を飼ってる人や同じ問題を抱えた人たちの協力の輪が広がっていくのが感動的。捜索の過程で父親と息子の絆を深めて、ママさんは過去に飼ってたオジとの別れを乗り越える。そんなサブラインもあって。

捜索何日目、残り何日ってスーパーはリアリティが出るので好き。残り2日で捜索断念したとこで、180kmも離れたバージニア州で目撃情報が入る。まあ、見つかることはわかってるんだけど、それでも再会できた時は嬉しくて涙出た。フィールディングの病気は必要?ここも実話なんかね。

ロブ・ロウのパパさんはいい役。犬を野獣だって嫌ってたけど、雷の夜にベッドの下で怯えてるゴンカー見て愛するようになった。息子に対しても見直す。

続きを読む

tag : Netflix冒険救出実話

『ハーフ・ア・チャンス』

ハーフ・ア・チャンス
Une chance sur deux / 1 chance sur 2 / Half a Chance (1998)109分

Une chance sur deux監督:パトリス・ルコント 脚本:パトリック・ドゥヴォルフ、セルジュ・フリードマン、パトリス・ルコント
撮影:スティーヴン・B・ポスター 音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ジュリアン・ヴィニャル:アラン・ドロン、レオ・ブラサック:ジャン=ポール・ベルモンド、アリス・トマゾ:ヴァネッサ・パラディ、キャレラ:エリック・デフォス、レインコートの男:アレクサンドル・ヤコヴレフ、シャルコフ:ヴァレリ・ガタエフ、ルドウィニャン:ミシェル・オーモン、ヴァリノ弁護士:ジャック・ロマン

Amazon Prime Videoで観た。2021年作ってなってて、んなアホな、1998年作だよ。セリフのトラックがヘン。LとRがズレとるんかなー、聞き取りにくい。字幕だからええけど、吹替版で観たかった。

ドロンとベルモンドは『ボルサリーノ』以来28年ぶりの共演だって。ありがたやー。楽しそうでなにより。ジイさんが活躍するのは爽快で楽しい。爆破爆破、爆破いっぱい。ドロンが武器庫でトンプソンを手に取ると『ボルサリーノ』のフレーズが流れた!ベルモンドはモーゼルC96。
ハーフ・ア・チャンス

それにしても警察ひでえなあ。2人は娘と引き換えに大切なものを失う。車好きで泥棒、2人のスキルを受け継いでるけど、結局どっちがパパからわからんかった。2人ともパパとは羨ましい。

続きを読む

tag : クライム誘拐コメディアクション救出ヘリチェイス警察マフィア

『網走番外地 大雪原の対決』

daisetugen.jpg
網走番外地 大雪原の対決(1966)89分

網走番外地 大雪原の対決監督:石井輝男 脚本:神波史男、松田寛夫、石井輝男
原作:伊藤一
撮影:稲田喜一 音楽:八木正生
出演:橘真一:高倉健、鬼寅:嵐寛寿郎、千恵:大原麗子、権田:上田吉二郎、大槻:田中邦衛、110番:由利徹、101番:佐山俊二、お秀:砂塚秀夫、待子:国景子、白熊:内田良平、吉岡:吉田輝雄、お芳:吉野寿雄、小暮:関山耕司、片腕:小松方正、竜作:沢彰謙、夢子:若水ヤエ子

YouTubeの東映シアターオンラインで観た。シリーズ7作目。1966年の興行収入ランキングで、『007 サンダーボール作戦』『メリーポピンズ』『バルジ大作戦』『グレートレース』『戦争と平和』に次いで6位で、邦画ではトップ。評価も高いけど、次作の『決斗零下30度』の方が好き。

前半の刑務所編と後半のノサップ編の2部構成。乞食ヤクザとか乞食野郎がいっぱい。房内は田中邦衛、由利徹、佐山俊二がコミカルでほのぼの路線。橘は刑期満了で出所、後半は思いっきり西部劇。アラカンの鬼寅親分が、偽鬼寅に仕えてるのがオモロイだけに、いったん鬼寅を名乗れば超カッコイイ。滑舌、表情、立ち振る舞いが完璧。さすが8人殺し、1作目からの頼もしいレギュラー!エロジジイ上田吉二郎と攻守逆転するのが爽快。

大原麗子は出番少ないけど、強く印象が残る。内田良平の白熊が橘との因縁が薄いんで最後の対決はあっさり。脱獄の首謀者だと自白したけど、死んじゃったんで秀の濡れ衣晴らせた?

続きを読む

tag : クライムアクション復讐昭和極道

『エヴェレスト 神々の山嶺』

エヴェレスト 神々の山嶺
Everest: The Summit of the Gods (2016)122分

Everest: The Summit of the Gods監督:平山秀幸 脚本:加藤正人
原作:夢枕獏「神々の山嶺
撮影:北信康 音楽:加古隆
出演:深町誠:岡田准一、羽生丈二:阿部寛、岸凉子: 尾野真千子、宮川:ピエール瀧、井上:甲本雅裕、岸文太郎:風間俊介、長谷渉:佐々木蔵之介、アン・ツェリン:テインレィ・ロンドゥップ

Netflixで観た。岡田准一と阿部寛が現地まで行って撮影しながら、嘘っぽい。茶番な後半は1.25倍速で観た。岡田准一が単独無酸素登頂しちゃうのがもう嘘っぽくて、違和感ありまくり。フランスのアニメーション版の方がよっぽどリアルだった。

続きを読む

tag : 冒険ミステリーミッション

1992年の『神々の山嶺』

神々の山嶺<br>
Le Sommet des Dieux (2021)94分

Le Sommet des Dieux監督:パトリック・インバート
脚本:マガリ・プゾル、パトリック・インバート、ジャン=シャルル・オストエロ
原作:夢枕獏、谷口ジロー「神々の山嶺
美術監督:デヴィッド・コカール=ダッソー 音楽:アミン・ブアファ
制作:Studio FOST、Julianne Films、Folivari、Mélusine Productions、Studio 352
出演:深町誠:堀内賢雄、羽生丈二:大塚明夫、岸文太郎:逢坂良太、岸涼子:今井麻美

Netflix映画だけど、なぜか日本はAmazon Prime Videoなの。7年かけただけあって、ものすごい完成度。実写映画より説得力がある。原作や実写映画版は見てない。当初は3Dアニメも考えたらしいいけど、やっぱ2Dがいいやってなったんだって。正解だったね。ジロー絵を元にしたキャラデザすっげー好き。作画がすげーイイ。リアリティあってうまい。クライミング描写は素人目にもクオリティ高い。こっちまでつい力が入るアニメーションなんて滅多にない。BGの山には圧倒される。

神々の山嶺
92年の日本もよくリサーチしてる。ただ、丸型ポストと森永地球儀ネオン、初代ウォークマンはないぞ。当時の宮崎駿と高畑勲がこっち見てる!

神々の山嶺
山岳雑誌のカメラマンなのに、本棚には「スタジオジブリレイアウト集」「男鹿和雄画集II」「鉄コン筋クリート」「松本大洋」「寺田克也全部」好きなんだなーw

続きを読む

tag : アニメーションミステリー冒険ミッション

1953年の『ウエスト・エンド殺人事件』

ウエスト・エンド殺人事件
See How They Run (2022)99分

See How They Run監督:トム・ジョージ 脚本:マーク・チャペル
撮影:ジェイミー・D・ラムジー 音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:ストッパード警部:サム・ロックウェル、ストーカー巡査:シアーシャ・ローナン、レオ・コペルニク:エイドリアン・ブロディ、ペトゥラ・スペンサー:ルース・ウィルソン、ジョン・ウルフ:リース・シェアスミス、リチャード・アッテンボロー:ハリス・ディキンソン、デニス・コリガン:チャーリー・クーパー、アン:ピッパ・ベネット=ワーナー、シーラ:パール・チャンダ、エダナ:ショーン・クリフォード、ジオ:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド、マーヴィン:デヴィッド・オイェロウォ、アガサ・クリスティー:シャーリー・ヘンダーソン

Disney+で観たイギリス映画。アガサ・クリスティの戯曲『ねずみとり』を元にしたコメディ・ミステリー。史実にフィクションを混ぜた構成。劇中劇の『ねずみとり』が『ねずみとり』のパロディに含まれるってゆー二重構造。しかも絵コンテでプレゼンしたとおりの結末。

ウエスト・エンド殺人事件
劇中劇が現実になる

映画化したいハリウッド監督が殺されるとこから始まる。その犯人探し。ミステリーとしては深くないけど、まあまあ面白かった。
ウエスト・エンド殺人事件
画面分割をポンポンインサートして、スリリングにするためじゃなく心地よい。アガサネタはいっぱい入ってそうだけどわからん。

事件を担当の警部の相棒がヤル気満々だけど失敗が多い新人巡査で、シアーシャ・ローナンが演ってるんだけど、見てるだけで楽しい。吹替え版作ってほしい。

続きを読む

tag : ミステリーバディロンドン警察クライム実話

『15ミニッツ』

15ミニッツ
15 Minutes (2001)120分

15 Minutes監督・脚本:ジョン・ハーツフェルド
撮影:ジャン=イヴ・エスコフィエ 音楽:アンソニー・マリネリ、J・ピーター・ロビンソン
制作:トライベッカ・プロダクションズ
出演:エディ・フレミング:ロバート・デ・ニーロ(池田勝)、ジョーディ・ウォーソー:エドワード・バーンズ(家中宏)、ロバート・ホーキンス:ケルシー・グラマー(掛川裕彦)、レオン・ジャクソン:エイヴリー・ブルックス(廣田行生)、ニコレット・カラス:メリーナ・カナカレデス(山像かおり)、エミル・スロヴァク:カレル・ローデン(内田直哉)、オレグ・ラズグル:オレッグ・タクタロフ(天田益男)、ダフネ・ハンドロヴァ:ヴェラ・ファーミガ(折笠愛)、ボビー・コーフィン:ジョン・ディレスタ(木村雅史)、デクラン・ダフィ消防署長:ジェームズ・ハンディ(小島敏彦)、ローズ・ハーン:シャーリーズ・セロン(堀江真理子)

Netflixで観た。10年前に午後ローで観た吹替えと別音源だったんで、ちょっと新鮮。やっぱ面白いわー。主役が途中で交代する『サイコ』型、好みのパターン。NYPDの人気刑事と消防捜査官の変則バディ。犯人のロシア人とチェコ人のコンビがキャラ濃くていい。特にチェコ人はフランク・キャプラ気取りでビデオ撮りまくり。さらにTV局のニュースキャスターが絡む。タイトルは「誰もが15分間だけ有名になれる」ってやつ。

15minutes2.jpg
元UFC王者オレッグ・タクタロフ、元DS9司令官エイヴリー・ブルックス、この後、CSI: NY入りするメリーナ・カナカレデス、友情出演シャーリーズ・セロン、まだ20代のヴェラ・ファーミガ、子役時代のアントン・イェルチン

NYPDの刑事はグロック17、ジョーディはS&WのM39-2、停職になってからはカーのK9。911前なのでまだワールドトレードセンターがあった頃。

続きを読む

tag : クライムNYNYPDアクション脱出

『レフト -恐怖物件-』

レフト -恐怖物件-
You Should Have Left (2007)99分

You Should Have Left監督・脚本:デヴィッド・コープ
原作:ダニエル・ケールマン『Du hättest gehen sollen』
撮影:アンガス・ハドソン 音楽:ジェフ・ザネリ
制作:ブラムハウス・プロダクションズ
出演:テオ・コンロイ:ケヴィン・ベーコン(山路和弘)、スザンナ:アマンダ・セイフライド(嶋村侑)、エラ:エイヴリー・エセックス(神戸光歩)

日本ではDVDスルーの怖くないホラー。ブラムハウスのホラーは好きだし、家ものも好きなジャンルだけど、これはがっかり。次に何が起こるか予想ついちゃうし、真相も予想の範囲内。オチも中途半端な感じ。

夫婦役のケビン・ベーコンとアマンダ・セイフライドは27歳差で、『フットルース』の頃、アマンダはまだ生まれてもいなかった。

続きを読む

tag : ホラー子供悪魔家族スリラー

2015年『花束みたいな恋をした』2020年

花束みたいな恋をした
花束みたいな恋をした(2021)124分

花束みたいな恋をした監督:土井裕泰 脚本:坂元裕二
撮影:鎌苅洋一 音楽:大友良英
制作:フィルムメイカーズ、リトルモア
出演:山音麦:菅田将暉、八谷絹:有村架純、羽田凜:清原果耶、水埜亘:細田佳央太、押井守:押井守、加持航平:オダギリジョー、八谷早智子:戸田恵子、八谷芳明:岩松了、山音広太郎:小林薫

Netflixで観た。サブカル、ポプカルネタいっぱいでよかったー。メインは調布だけど、京王線沿線の話で。菅田将暉と有村架純が出会って別れるまでの5年間。会話がすごく自然でイイ!出会いは明大前で終電逃して入った店に押井守がいたことに気づいてたこと!

甲州街道を歩いて、、、調布の麦くんちまで!絹ちゃんが本棚をじっくり観察。本棚好きにはたまらん。文庫8、コミック2あたり。大友克洋はあったけど、絵に関する本や資料は見当たらんけど、そんなもんかな。ジョナサンでの別れ話のシーンもよかった。お!ってなる。あの頃はよかった。でももう無理。悲しいけどしゃあない現実。

絹ちゃんのお母さんが「社会に出ることはお風呂に入るのと同じ」って説得してたけど、麦くんの先輩は酒飲んで風呂入って死んじまった。

花束みたいな恋をした
調布駅から徒歩8分のアパートに住むイラストレーター志望の麦くん、先輩の紹介で得たWEB用のイラスト仕事、3カット1000円に叩かれ、このクオリティでかわいそすぎる。劇中の絵は朝野ペコって人の絵。絹ちゃんとの同居は調布駅から徒歩30分の多摩川沿いのイイ物件。

麦くんさあ、作画はアナログだけど、iPhone持ってるから写真撮ってWEBに出せばいいのに。MacBook Pro使ってるならサイト立てるとかさあ。このへん要領悪い子。結局、就職しちゃう。読む本も変わり、ゲームもゼルダからパズドラになる。2人が前に進むほど距離が広がって価値観が共有できなくなってくのが切なかった。でも価値観が同じ人ってのは諸刃の剣なんだわ。ズレたらおしまい。

続きを読む

tag : ドラマApple鉄道

『最高の人生の見つけ方』

最高の人生の見つけ方
The Bucket List(2007)99分

The Bucket List監督:ロブ・ライナー 脚本:ジャスティン・ザッカム
撮影:ジョン・シュワルツマン 音楽:マーク・シャイマン
出演:エドワード・コール:ジャック・ニコルソン、カーター・チェンバーズ:モーガン・フリーマン、トーマス:ショーン・ヘイズ、バージニア・チェンバーズ:ビヴァリー・トッド、ホリンズ医師:ロブ・モロー

Prime Videoの吹替版は有料だったんで、Netflixで字幕版観た。寧ろ字幕版は初めてだった。

やっぱねー、演出にしても演技にしても撮り方にしても、本家は格が違うわ、すごい。この完成度が普通だと、日本のリメイクはしょっぱすぎる。

続きを読む

tag : 冒険病院ドラマコメディ

『最高の人生の見つけ方』

Way to Find the Best Life
最高の人生の見つけ方(2019)115分

Way to Find the Best Life監督:犬童一心 脚本:浅野妙子、小岩井宏悦、犬童一心
原作:ジャスティン・ザッカム「最高の人生の見つけ方」
撮影:清久素延 音楽:上野耕路
制作:プロダクション・キノ、シネバザール
出演:北原幸枝:吉永小百合、剛田マ子:天海祐希、高田学:ムロツヨシ、北原美春:満島ひかり、神崎真梨恵:鈴木梨央、北原一慶:駒木根隆介、三木輝男:賀来賢人、北原孝道:前川清、ももいろクローバーZ

Netflixで観た『最高の人生の見つけ方』(2007)に似てるなーと思ったらリメイクだった。吉永小百合がモーガン・フリーマンで天海祐希がジャック・ニコルソン。当然、比較しちゃうけどチープだった。特に旅を終えてからがやだ。日本でリメイクしたらこーなっちゃうのかと。

吉永+天海コンビはすごいよかった。ルックも性格も絶妙なバランス。2人をフレーミングするの難しそう。目線すら合わせにくい。12歳の子の棺桶リストが昭和っぽい。リストをこなしていくのは現実的じゃなかったなー。他人で子供じゃ達成感も薄そう。

続きを読む

tag : リメイク冒険病院ドラマ宇宙

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

最新記事
カテゴリ
タグ
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ