fc2ブログ

『Mr.ノーバディ』

Mr.ノーバディ
Nobody(2021)92分

Mr.ノーバディ監督:イリヤ・ナイシュラー 脚本:デレク・コルスタッド
撮影:パヴェウ・ポゴジェルスキ 音楽:デヴィッド・バックリー
出演:ハッチ・マンセル :ボブ・オデンカーク(安原義人)、ベッカ・マンセル:コニー・ニールセン(日野由利加)、ハリー・マンセル:RZA(志村知幸)、ユリアン・クズネツォフ:アレクセイ・セレブリャコフ(広瀬彰勇)、デイビッド・マンセル:クリストファー・ロイド(側見民雄)、ブレイク・マンセル:ゲージ・マンロー(バトリ勝悟)、サミー・マンセル:ペイズリー・カドラス(佐藤里緒)、エディ・ウィリアムズ:マイケル・アイアンサイド(廣田行生)

ボブ・オデンカークが『ブレイキング・バッド』からジョン・ウィック・ワールドへ。2度目の人生を満喫するオッサンキャラなのがいい。ネコちゃんブレスレットを取り返しに行った帰りのバスで、休眠してた元CIAの殺し屋?が覚醒。

Mr.ノーバディ
バス内での痛そうな格闘。前半はハッチ苦戦。瓶を顔面で割るのと、足に刺さったナイフを蹴って押し込む、バスの手すりで銃を持った手をブッ叩くのがよかった。家でありもの使った近接戦はキッチン道具の使い方。寝込みを襲われたオヤジがハンマーに指を挟んでショットガンでボン!

Mr.ノーバディ
思い出話の中でワルサーPPKがH&K USPに変わる。仲間からもらったFNP-45。MP7で突入。

Mr.ノーバディ
クライマックスはトラップいっぱいの工場での銃撃戦。手榴弾の仕掛け、板ネズミ取り、鉄筋。兄弟とオヤジのトリオって『処刑人』やん!ハリーが3人を1発で仕留めるカット笑った。投げたFNP-45に付けてキャッチするカットがかっけえ!ボディカウントはアーカイブ含めて77人。めっちゃ満足した。

Mr.ノーバディ

続きを読む

tag : アクション銃撃戦近接戦バイオレンス兄弟CIA強盗

『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』

スタントウーマン
Stuntwomen: The Untold Hollywood Story(2020)84分

スタントウーマン監督:エイプリル・ライト 脚本:ネル・スコベル
原作:モリー・グレゴリー
撮影:スベトラーナ・スベトゥコ 音楽:ノラ・クロール=ローゼンバウム
出演:ミシェル・ロドリゲス、エイミー・ジョンソン、アリマ・ドーシー、シャーリーン・ロイヤー、ジニー・エッパー、ジュール・アン・ジョンソン、ジェイディ・デビッド、デブン・マクネア、ハイディ・マニーメイカー、レネー・マニーメイカー、ドナ・キーガン、ミシェル・ジュビリー・ゴンザレス、シェリル・ルイス、ジェニファー・カプート、ケリー・ロイシーン、ハンナ・ベッツ、リー・ジン、タミー・ベアード、ケイトリン・ブルック、ジェシー・グラフ、メリッサ・スタッブス、デビー・エバンス、ドナ・エバンス、ラファイエ・ベイカー、アンジェラ・メリル、ケイシャ・タッカー、マリッサ・ラボッグ、バイア・ザガナス、キリアナ・スタントン、ジェニファー・マイレーア、ゼンダラ・ケネディ、ポール・バーホーベン
ナレーター:ミシェル・ロドリゲス

APVで観た。スタントウーマンのドキュメンタリー。プロフェッショナルでかっけえ!リスペクトしちゃう。製作兼ナレーターのミシェル・ロドリゲスとスタントウーマンたちのガールズ・トークが楽しい。現役スタントウーマンたちが、『ワンダーウーマン』や『バイオニック・ジェミー』などスタントウーマンのレジェンドに話を聞く。昔は男性スタントマンが女装してスタントしてた印象だけど、スタントウーマンは1930年代から活躍してた。

カースタントに格闘、飛び降り。仲間の命は自分の手に、自分の命は仲間の手にあるって言葉がわかりやすい。武勇伝ばっかりじゃなくて、大怪我をしたり、性差別されたり、干されたり、優秀な仲間が命を落としたりの暗い面も事欠かない。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』や『バイオハザード:ザ・ファイナル』の痛ましいスタント事故。安全って何?ってこと。リンダカーターのボディダブルで有名なジニー・エッパーがあの頃の自分に戻りたいって泣き出すところはホロッときた。

スタントウーマン
『ワンダーウーマン』(1975)のジニー・エッパー、『チャリエン』(1976)のジュール・アン・ジョンソン、『フォクシー・ブラウン』(1974)のジェイディ・デビッド、『トゥルーライズ』(1994)のドナ・キーガン

今ではドナ・キーガンやゾーイ・ベルがスタントコーディネーターになってる。やっと、そーゆー時代がきた。アカデミー賞にスタント部門がないのはおかしい。エミーはできたのに。命かけてるんだぜー。

続きを読む

tag : ドキュメンタリーメイキングアクション格闘チェイス

1939年の『ミニヴァー夫人』

ミニヴァー夫人
Mrs. Miniver(1942)133分

ミニヴァー夫人監督:ウィリアム・ワイラー 原作:ジャン・ストラッサー
脚本:アーサー・ウィンペリス、ジョージ・フローシェル、ジェームズ・ヒルトン、クローディン・ウエスト
撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ 音楽:ハーバート・ストサート
出演:ミニヴァー夫人:グリア・ガースン(相沢恵子)、クレム・ミニヴァー:ウォルター・ピジョン(斉藤次郎)、キャロル・ベルドン:テレサ・ライト(笹森亜希)、ベルドン夫人:デイム・メイ・ウィッティ(萩柚月)、フォーリー:レジナルド・オーウェン(一馬芳和)、バラード駅長:ヘンリー・トラヴァース(遠藤純一)、ヴィン・ミニヴァー:リチャード・ネイ(大塚智則)、ヴィカー牧師:ヘンリー・ウィルコクソン、グラディス:ブレンダ・フォーブス、トビー・ミニヴァー:クリストファー・セヴェリン、ジュディ・ミニヴァー:クレア・サンディス、エイダ:マリー・ド・ブッカー、ドイツ軍パイロット:ヘルムート・ダンティン

アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞の6部門受賞作。当時はプロパガンダ映画だったけど、今観ると反戦映画になってる。戦争に巻き込まれた家族の話。ラストは半壊した教会。神父さんの力強い言葉がワイラー監督のメッセージ。「戦争は兵士たちのものではないのです。あらゆる人を巻き込むのです。人間が起こした戦争。我々の戦争です。1人1人が戦士となり戦うのです!持てる力を振り絞って。神が我々をお守りくださいます」
Mrs. Miniver

吹替えよかった。映画の前半はミニヴァー家の人々。ミニヴァー夫人は美しくてイイ人。趣味は買い物。ガキんちょがオモロイ。駅長は許可を得て育てたバラにミニヴァー夫人と名付ける。テレサ・ライトのキャロルが知的でかわいい。ベルドン夫人、イヤなばあさんだと思ったけど、後半イイ人だったとわかる。後半は戦時下の田舎の暮らし。夫はダイナモ作戦に参加、船でダンケルクへ。

Mrs. Miniver
地下室で空襲に耐えるシーンが息詰まる感じした。ロンドン空爆の特撮よかった。スピットファイアはミニチュア操演、よくできてた。ハインケルHe111が墜落して炎上するカットもピアノ線丸見えだったけどよかった。

「映画は娯楽である一方、何かを伝えるツールでもある」と気づいたワイラーは、ドイツ人を悪役にしたかった。MGMに「憎しみの映画は作るな、アメリカは戦争当事国ではない。株主への配慮も必要。自己満足の映画を作るべきじゃない」と言われたワイラーは、「数人いたら1人はいいドイツ人にできるが、登場するドイツ人は1人だけ。ユダヤ人を迫害する残虐なドイツ兵として描く必要があります」と反論した。撮影中、ドイツがアメリカに宣戦布告したのでワイラーの希望通りの映画になった。夫も長男も不在の時に、負傷したドイツ人パイロットが家に侵入してくる。ルガーP08をつきつけて食い物とコートを要求。冷静なミニヴァー夫人はドイツ兵にビンタ!ルガーを取り上げて警察に通報。偉いぞミニヴァー夫人!でも負傷したキャロルの介抱はダメだった。

続きを読む

tag : WWII家族航空機オスカー

2014年の『ウクライナ・オン・ファイヤー』

ウクライナ・オン・ファイヤー
Ukraine on Fire(2016)95分

ウクライナ・オン・ファイヤー監督:イゴール・ロパトノク 脚本:ヴァネッサ・ディーン
製作総指揮:オリバー・ストーン 音楽:ジョン・ベック・ホフマン
出演:オリバー・ストーン、ウラジーミル・プーチン、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ、ヴィタリー・ザハルチェンコ、ロバート・パリー
ナレーター:レックス・ラング

YouTubeで削除されてたんだけど、再公開されたんで字幕版観てみた。ウクライナがヤバいよって、第三次世界大戦が近いよってオリバー・ストーン製作のドキュメンタリー。先日見たウクライナ映画『ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い』(2015)と同じ2014年のマイダン革命のドキュメンタリーだけど、クレムリンから見たウクライナ。視点や言い分が全く逆。

キエフだけじゃなく、親ロシアのクリミアやオデッサも描かれる。悪いのは反ロシアの過激派やネオナチ、バックにいるアメリカ。アメリカ映画だけどロシアのプロパガンダ映画だと言われてる。マレーシア航空17便についても撃墜したのは親ロシア派のミサイルってことだったが、その後の調査でウクライナ軍のミサイルだったことがわかったって。ホントかよ?グルジアの元大統領がオデッサの知事に就いた理由とか。

オリバー・ストーンがプーチンやマイダン革命でロシアに亡命したヴィクトル・ヤヌコーヴィチにインタビューする。ドキュメンタリー映像は実際に起こったことでリアルだけど、インタビューについてはそれぞれの立場や解釈もあるだろう、そういう考えなんだって知ることができるだけでもよかった。

続きを読む

tag : ドキュメンタリー

『伝説の映画監督 -ハリウッドと第二次世界大戦-』

Five Came Back
Five Came Back(2017)リミテッドシリーズ全3話

Five Came Back監督:ロラン・ブーズロー 脚本:マーク・ハリス
原作:マーク・ハリス『Five Came Back: A Story of Hollywood and the Second World War』
撮影:ショーン・カービィ 音楽:トーマス・ニューマン
出演:スティーヴン・スピルバーグ(野島昭生)、フランシス・フォード・コッポラ(中村浩太郎)、ギレルモ・デル・トロ(星野充昭)、ローレンス・カスダン(牛山茂)、ポール・グリーングラス(石住昭彦)、ナレーター:メリル・ストリープ(一柳みる)

Netflixのリミテッドシリーズ、1.25倍速の吹替えで全3話イッキ見した。戦意高揚ドキュメンタリーやプロパガンダ映画を撮った5人の監督のドキュメンタリー。フランク・キャプラ、ジョン・フォード、ウィリアム・ワイラー、ジョン・ヒューストン、ジョージ・スティーヴンス。5人とも好きな監督なんだけど、第二次大戦中の事情は知らんかったので、勉強になった。

スピルバーグがワイラー、コッポラがヒューストン、ギレルモがキャプラ、ポール・グリーングラスがフォード、ローレンス・カスダンがスティーヴンスを担当して解説してくれる。入隊志願して製作に参加してたんだね。ドキュメンタリーをどんな思いで作って、その後の作品にどう影響したか知ることができた。表向きはドキュメンタリーだけど、撮り損なえば捏造もする。反戦要素や悲惨な映像はカットされたり、一般公開が戦後になったり。『ミニヴァー夫人』観なきゃ。

ジョン・ヒューストンの『サンピエトロ』、撮影に行ったら戦闘が終わってたので、再現映像をでっち上げた。これが超リアルなんで、スピルバーグでもドキュメンタリーだと思い込んでた。

ワーナーでチャック・ジョーンズが制作した兵隊向け教育アニメーションシリーズ『プライベート・スナフ』はYouTubeに何作かあった。キャプラの依頼だったのかー。当時はディズニーよりワーナーの方が製作規模がおっきかったと。

ウィリアム・ワイラーはP47『サンダーボルト』の撮影でB-25に長時間搭乗したせいで聴力を失ったって。だから戦後の作品はビジュアル重視になったと。スピルバーグは『我等の生涯の最良の年』を年に1度は観てるとのこと。

フォードはミッドウェイ海戦を撮影。軍に細切れの短編にされるのを避けてこっそり編集。ホワイトハウスの試写用にルーズベルト大統領の息子のショットを入れて上映した。これを観たルーズベルトは一般公開を決定。フォード曰く「上映には戦略が必要だよ」

フォードとスティーブンスはDデイを撮影。フォードは撮影後、海軍での任務を終えて帰国。スティーブンスはパリ解放の撮影。解放の瞬間は駅構内で暗かったので、ドゴールとドイツ軍将軍を外に連れ出してテイク2。

ダッハウ収容所でホロコーストに衝撃を受けたスティーブンスは、任務ではなく証拠のための撮影が必要と判断。実際にニュルンベルク裁判で証拠として上映された。

5人とも従軍の影響で戦後は扱う作品が変わった。『素晴らしき哉、人生!』『我等の生涯の最良の年』『黄金』など、観直したくなった。
伝説の映画監督

続きを読む

tag : ドキュメンタリーメイキングWWII監督Netflix

『<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事』

<片隅>たちと生きる
<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019)95分

<片隅>たちと生きる監督:山田礼於 製作:株式会社ジェンコ
撮影:長田勇 音楽:コトリンゴ
語り:中井貴惠
出演:片渕須直、のん、岩井七世、花澤香菜、浦谷千恵、松原秀典、伊藤憲子、コトリンゴ、柴崎憲治、川本三郎

Netflixで観た『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のメイキング。劇場公開されて、Blu-rayの豪華版に付属した映画。

本編も感動するけど、このメイキングも感動した!片渕さんと浦谷さんがコンテ切ってる様子、作監と原画を交えた作打ちの様子、原画マンがリンさんの着物の柄に苦労しながら原画を描く様子、音響打ち合わせ、追加録音、仮編、とにかく丁寧に丁寧に。原画が言うには「前回だったら監督が通したものでも追加版では通らない」って。通るってのはOKするってことで、つまり妥協がないってことで、きつそうだった。

あと、『この世界の片隅に』公開後の現象。「片隅」と生きる地方の映画館、パネルディスカッション、世界での反響など盛りだくさん。片渕さんも泣いてたけど、中島本町に住む人が、自分の親が住んでた頃、焼かれる前の町の様子を知ることができたって。映画作ってよかった!ってとこだね。1本の映画が観た人の数だけ完成されるっていいな。片渕監督の思いと観客の思い。

次回作「清少納言」についてもちょっぴり。片渕さんは今回どんなリサーチするんだろうか。

続きを読む

tag : ドキュメンタリーアニメーションメイキング

『少林寺三十六房』

少林三十六房
少林三十六房(1978)115分

少林三十六房監督:ラウ・カーリョン 脚本:クァン・リー
音楽:チェン・ヤンユー
出演:リュー・ユーダ/サンダ:リュー・チャーフィー、ティエン:ロー・リエ、戒律院総長:リー・ホイサン、チュン・ミーリュウ:ワン・ユー、イン将軍:ラウ・カーウィン、タン・サンヨ:ウイルソン・タン

ノーカットで見たの初めてかも。少林寺に入門するまでが長い。35分。メインの35房修行が5年間で50分、故郷に戻って清の将軍との戦いが30分。やっぱ修行シーンは見応えあるなあ。基礎編と実践編。オリジナル三節棍の開発。
35房中、劇中に出てくるのは10房であとの25房は謎。腕力房はやだな、鐘鳴らし続けるので、かなりうるさい房だわ。最上位の頂房の修行は見たかったなー。

リュー・チャーフィーの眼力すごい。泣かない笑わない。ずーっとキリッとしたまま。さすがショウ・ブラザーズの看板スター。

続きを読む

tag : アクション格闘復讐

『片腕ドラゴン』

片腕ドラゴン
獨臂拳王(1972)92分

片腕ドラゴン監督・脚本:ジミー・ウォング
製作:レイモンド・チョウ
撮影:J・S・モウ 音楽:F・L・ウォング
出演:チェンロン:ジミー・ウォング(田中信夫)、シャオユー:タン・シン(高橋ひろ子)、カン:マー・チ(小林清志)、チョウ:ティエン・イー(大塚周夫)、マー:レイ・シュン(市川治)、二谷:ロン・フェイ(飯塚昭三)

プライムで観た。吹替版は新録だけどよかった。画質もいい。北米版なのでオープニングや本編内で『シャフト』のテーマを使ってる。本編中に『女王陛下の007』っぽい曲も。『スカイハイ』への伏線?とにかく戦いが多い。ゴールデン・ハーベストは『ドラゴン怒りの鉄拳』の半年後に公開。

正徳武館と鉄鉤門、2つのクンフー道場の抗争。「この鳥は売り物じゃありません」「誰が買うと言った、置いていけ」「いやです、この鳥だけは」食事に大事な鳥を持参するのがよくわからんが、これが抗争の火種になる。

悪のチョウ道場が呼び寄せた助っ人の先生方がすごい。沖縄空手の二谷先生をはじめ、柔道、ムエタイ兄弟、テコンドー、ラマ僧コンビ、よくわからんインドヨガ。先生方の戦い方が胡散臭いけど、オールスター感は出ててよい。中盤の対抗戦でチェンロンは二谷に右腕をぶった切られ、カン道場は潰される。チェンロンは左手を半年かけて鋼鉄の拳に鍛え上げ復讐。鉄鉤門も雇われ用心棒も皆殺し!

沖縄空手の二谷は迫力あった!顔が怖い!歯がすごい。さすがラスボス扱い。

続きを読む

tag : アクション格闘復讐兄弟

『A-X-L/アクセル』

A-X-L
A.X.L.(2018)100分

A-X-L監督・脚本:オリヴァー・デイリー
撮影:ティム・オアー 音楽:イアン・フルトクィスト
VFX:レガシーFX、イローラ、テリトリー・スタジオ、ビーチFX、カッティング・エッジ
出演:マイルズ:アレックス・ニューステッター(水野駿太郎)、サラ:ベッキー・G(高宮彩織)、サム:アレックス・マクニコル(おおしたこうた)、アンドリック:ドミニク・レインズ(峰晃弘)、アクセル:フレッド・タタショア(森川智之)、チャック:トーマス・ジェーン(西垣俊作)、ランドール:ルー・テイラー・プッチ(岡本堂玄)、スクロギンズ:ニコ・グァルダード(伊藤聖将)、ウェバー大尉:マリー=フランソワーズ・テオドール(天野由紀)、ジョージ:テッド・マッギンリー(粟津貴嗣)、ジョアンナ:レイエス -パトリシア・ドゥ・レオン

Netflixで観た。軍用ロボット犬A-X-L(アクセル)とモトライダーの友情物語。面白いけど感動要素は薄い。虐待されて逃げたんだろうけどそこは見せない。もっとナンバー5みたいに感情移入できるような描写が欲しかった。犬型ならできそうなんだけど、監督の志向がモトクロス寄り。

ED-204のようにガトリングガンはないし、フレンダーみたいに変形もしない。敵に捕獲された場合に自爆システムが起動する。
アクセル
アクセルのデザインは兵器らしくいかついが、正面顔は犬のかわいさを残したデザイン。ちょっとメカゴジラ似。ありがちな武装はオプションなので、アクセル自体非武装。なので攻撃は犬そのもの。目が赤い時は警戒モード、味方と識別すると青くなるわかりやすさ。
アクセル
走る時はCGIで、ジャンプするとノズルから噴射するのがイイ。

アクセル
通常は実物大パペットで上からロッド1本で操作する。製作費は1000万ドルで、興行はふるわず赤字なので続編はなさそう。


オリジナルの短編『Miles』は、Kickstarterで製作費を集めた。ロボ犬は「M.A.X.」と呼ばれる。ボディはほぼ同じだけど、頭部は犬っぽくない。

アクセル
出会いのシーン。下は短編版

続きを読む

tag : Sci-Fiロボ

『鉄拳とジャンプキック -カンフー映画の舞台裏-』

Iron Fists and Kung Fu Kicks
Iron Fists and Kung Fu Kicks(2019)107分

Iron Fists and Kung Fu Kicks監督:セージ・オウ 脚本:セージ・オウ、グレイディ・ヘンドリックス
撮影:ジェフ・エリス 音楽:ラジャン・カマール
出演:ジェシカ・ヘンウィック、スコット・アドキンス、ジュジュ・チャン、マイケル・ジェイ・ホワイト、シンシア・ロスロック、サモ・ハン・キンポー、チェン・ペイ・ペイ、エイミー・ジョンストン、ダイアナ・リー・イノサント、リチャード・ノートン、チャン・クォックワン、チン・シウホウ、ミッキー・ファッキネッロ、クリストファー・ドイル、ウィルソン・イップ、ブライアン・トレンチャード=スミス、ジェフ・イマダ、ビリー・ブランクス

クンフー映画史のドキュメンタリー。クンフー映画好きやアクション俳優たちが語るクンフー映画の名作と魅力。ショウ・ブラザーズから始まって、ゴールデン・ハーベストでブレイクした香港クンフー映画の名作珍作の数々。ジミー・ウォング、ゴードン・リュー、ブルース・リー、ジミー・ウォング、ジム・ケリー、サモ・ハン、ジャッキー・チェン。

タイムラインはわかってはいたんだけど、クリップがバンバン出てくるので懐かしいやら楽しいやら。ブルース・リーとジャッキー・チェンにはたっぷり尺とってるけど、なぜかジェット・リーには触れない。ショウ・ブラザーズのチャンバラ映画の話、香港映画の危険すぎるスタントの話が面白かった。子供だって容赦ないね!

ironfist_and_kungfukicks1.jpg
少女の髪を掴んで車からぶら下げたまま爆走。ボンネットにママ。日本未公開の『Fatal Termination』(1990)


ヒップホップ、ブレイクダンス、パルクール、ビリーズ・ブートキャンプにもつながってる。今ではクンフー映画好きが自作したアクションシーンをYouTubeで公開して、プロに進出してるんだって。エンドロールでデビッド・キャラダインのカンフー教室!なんだコレww

続きを読む

tag : ドキュメンタリーアクション格闘リスト

『ブラック・クラブ』

Svart Krabba
Svart Krabba(2022)114分

Black Crab監督:アダム・バーグ 脚本:アダム・バーグ、ペレ・ラドストローム
原作:Jerker Virdborg
撮影:ジョナス・アラリック 音楽:デッド・ピープル
出演:キャロリン・エド:ノオミ・ラパス(浅野まゆみ)、ニールンド中尉:ヤーコブ・オフテブロ(小松史法)、グランヴィック:エリク・エンゲ(岩中睦樹)、マリック:ダール・サリム(加藤清司)、カリミ下級伍長:アルダラン・エスマイリ(田村真)、フォルスベリ大尉:アリエット・オパイム(きそひろこ)、ラード大佐:デヴィッド・デンシック(森田順平)、ヴァニヤ:Stella Marcimain Klintberg(松田颯水)、ノルド将軍:スーザン・タスリミ(小林さとみ)

スウェーデンの戦争映画。どことどこが戦争してるのかわからんが、ミッションは戦争を終わらせる極秘のカプセルを海を渡ってアーダーの基地に届けること。海は凍ってるのでスケートうまい兵士が集められる。遮蔽物がないので移動は夜。最初に指揮官が死んだり、氷が割れそうだったり、敵の攻撃にあったり、立ち寄った島でトラブったり、氷の下に沈没船の無数の死体があったり、メンバーが次々に死んでいったり、輸送任務は見応えあった。スナイパーの子がいい働きをする。スパイ疑惑のサスペンスもある。6人が最後にゃ2人になって任務完了。

カプセルの中身がヤバいやつだったんで、任務を終えた2人は「くだらない戦争から自由になるには命令に背くことだ。いいなりはやめよう」と、今度はそれを奪って逃げる。これがクライマックスなんだけど、いとも簡単すぎてイマイチだった。

続きを読む

tag : ミッションチーム崩壊後銃撃戦スナイパー兵士

『レスキュードッグ・ルビー』

Rescued by Ruby
Rescued by Ruby(2022)90分

Rescued by Ruby監督:カット・シア 脚本:カレン・ジャンツェン
撮影:デイビット・バーコヴィッチ 音楽:ジョイ・ヤオ
出演:ダン:グラント・ガスティン(清水優譲)、メル:ケイラ・ザンダー(清水理沙)、マット:スコット・ウルフ(矢崎文也)、パット:カミール・サリヴァン(藤貴子)、シーマス:トム・マクビース、サム:シャロン・テイラー、アマンダ:アイリーン・ペッド、ルビー:ベラ

Netflix映画。K-9ユニットを目指す警官ダンと保護犬のルビーの実話。ジャーマン・シェパードじゃなくてもK-9になれる!ルビーはオーストラリアン・シェパードとボーダーコリーのミックス。K-9アカデミーの入学試験で3メートル離れて5分間の「マテ」はドキドキした。ルビーは相当やんちゃだけど、ダンがしつけを努力する。ルビーのPOVがあった。

ダンは「僕はスーパーヒーローに憧れてる。特殊能力を持った相棒がいれば僕の弱みをカバーしてくれる」って言う。粒子加速器が暴走して雷に打たれてってのもありだけどね。ダンとルビーがミッションをクリアしたときの喜びはよくわかる。

ダンとルビーが似てることに気づいた奥さんもサポートしてくれる。ルビーがちゃんと応えてくれるとこっちまで嬉しくなる。自分の犬を信じてあげることの大事さがテーマ。悪役は出てこない。周りにはダンとルビーを応援してくれてる人たち。怖いマット教官も実は期待してくれてる。

レスキュードッグ・ルビー
最後に実際のダンとルビーが紹介される。ルビー役を演じたベラもシェルターから引き取った保護犬だそうで。エンドロールでブルーパーズのオマケ付き。

グラント・ガスティンの声が福山潤じゃない!ダメでしょ、それ。違和感あるけどギリギリ観られる感じ。

続きを読む

tag : Netflix実話警察ミッションPOV

2022年の『アダム&アダム』

アダム&アダム
The Adam Project(2022)106分

The Adam Project監督:ショーン・レヴィ 脚本:ジョナサン・トロッパー、T.S.ノーリン、ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン
撮影:トビアス・A・シュリッスラー 音楽:ロブ・サイモンセン
VFX:DNEG、スキャンラインVFX、ローラVFX
出演:アダム・リード:ライアン・レイノルズ(加瀬康之)、2022年のアダム:ウォーカー・スコベル(川口調)、エリー・リード:ジェニファー・ガーナー(魏涼子)、ローラ・シェーン:ゾーイ・サルダナ(佐古真弓)、ルイス・リード:マーク・ラファロ(宮内敦士)、マヤ・ソリアン:キャサリン・キーナー(宮寺智子))、2018年のマヤ・ソリアン:キャサリン・キーナー(加藤有生子)、クリストス:アレックス・マラリ・ジュニア(関口雄吾)

Netflix映画。2050年のアダムが、2022年に行って少年時代のアダムに出会って、さらに2人で2018年に行って問題を解決する。監督ショーン・レヴィ&主演ライアン・レイノルズの『フリー・ガイ』コンビだし、楽しい冒険譚で、ええ話だった。

同一タイムラインで同一人物が接触するあたり、フィックスタイムって設定でうまく捌いてた。マグシルって武器がカッコイイ。タイムトラベルものとしては普通だけど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』要素を取り入れつつ、2人のアダムの掛け合いが面白いので飽きなかった。親子関係の描き方もよかった。

いいセリフがいくつもある。「悪いアイデアが唯一なら、それはいいアイデアになる」「男の子はみんなママが大好き」「やだ、迷子だ」「違う、僕が見つけた」

アダム&アダム
タイムマシンは可変翼の戦闘機型

アダム&アダム
ハルクとデッドプールのステッカー

続きを読む

tag : NetflixSci-Fiタイムトラベル子供家族ミッション宇宙

『緑はるかに』

緑はるかに
緑はるかに(1955)90分

緑はるかに監督・脚本:井上梅次
原作:北条誠(讀賣新聞連載) 製作:水の江滝子
撮影:柿田勇 美術:木村威夫 音楽:米山正夫
衣裳考証:中原淳一 舞踊構成:飛鳥亮 色彩技術:林行雄
現像:日本色彩映画株式会社
出演:ルリ子:浅丘ルリ子、チビ真:浅沼創一、ノッポ:永井文夫、マミ子:渡辺典子、デブ:石井秀明、木村博士:高田稔、田沢:植村謙二郎、大入道:市村俊幸、ビッコ:内海突破、ピエロ:フランキー堺、古道具屋の店長:有島一郎、月の王子:岡田真澄、鳥の精:松原貞夫、ルリ子の母:藤代鮎子、マミ子の母:明美京子、月の女王:遠山幸子、雪の精:安田祥子、踊る人:北原三枝、ミツバチの精:山東昭子

井上梅次が監督した全国のよい子に贈るファンタジー。日活初の総天然色映画で、撮影は三色分解フィルムからカラーポジを作るコニカラー・システム。色調はこの作品向きだけど、撮影時に3本のフィルムが絡まるトラブルが多かったと。

主演は日本初のヒロインオーディションで2000人の中から選ばれた浅丘ルリ子、中2のときのデビュー作。主人公はルリ子ちゃん。芸名のルリ子は役名からなのか!科学者のパパの帰りを待つルリ子ちゃん、超かわいい!パパからもらったオルゴールを開ければお星の世界。ミュージカルシーンが安っぽいオリンピックの開会式みたいw。お子様ファンタジーかと思いきや、外国のスパイに誘拐されちゃう日活アクションな展開に!

奥多摩の研究所で監禁されてたパパと再会するも病死、ママは拷問で殺される。って驚愕の展開!スパイが欲しがってる秘密はオルゴールに。孤児になったルリちゃんは脱走。洞窟で孤児院から脱走したみなし児のチビ真とノッポとデブが仲間になって、徒歩で東京へ帰る。オルゴール好きのマミ子も合流。ラストは衝撃の展開!

追っ手は大入道とビッコの間抜けコンビ。ビッコ役はてんやわんやの師匠だって。フランキー堺のピエロ、有島一郎の古道具屋はちょっとだけ。貴重なカラー映像だけど、コマ飛びが何箇所かあるのが残念。ブツッって飛んじゃうんだよね。

緑はるかに
超絶かわいい小6少女ルリちゃん

緑はるかに
奥多摩の山中、洞窟奥のエレベーターで上に上がるとスパイの秘密基地

緑はるかに
吊り橋アクション。楽しそうな浅丘ルリ子w

緑はるかに
みなし児はルリ子んちに引き取られるって、ちびっこハウスみたい

続きを読む

tag : ファンタジースパイ脱出誘拐拷問冒険クリスマス子供

『Formula 1: 栄光のグランプリ』シーズン4

Formula 1: Drive to Survive
Formula 1: Drive to Survive(2022)シーズン4 全10話

Formula 1: Drive to Survive撮影:ジャン=ルイ・シュラー 音楽:ヴァルター・メア
出演:トト・ウォルフ:西垣俊作、クリスチャン・ホーナー:板取政明、マックス・フェルスタッペン:櫻井慎二朗、ルイス・ハミルトン:櫻井慎二朗、ザック・ブラウン 岩崎征実、ジョージ・ラッセル:岩崎征実、ピエール・ガスリー:板取政明、デビッド・クロフト:岩崎征実、女記者:池ヶ谷華菜子、シリル・アビデブール:市橋尚史、シャルル・ルクレール:加藤ルイ、ダニエル・リカルド:西村健志、セルジオ・ペレス:西村健志、バルテリ・ボッタス:丸山智行、カルロス・サインツ:丸山智行、クレア・ウィリアムズ:池ヶ谷華菜子

シーズン4もよかった。今シーズン開幕直前に昨年シーズンを振り返るっていいタイミング。中継見てなかったから特にありがたい。わかってることでも、こうしてドキュメンタリーとして見ると新鮮。1話から王者メルセデスのトト・ウォルフVSレッドブルのクリスチャン・ホーナー。

ラスト2話はハミルトンVSフェルスタッペン、チャンピオンを賭けた前後編でドラマティック。最終話の最終戦は近年のF1で最高にハラハラドキドキしたレースでうるうるしっぱなし。チェコがマックスのためにヘタレタイヤでルイスを抑える。ニュータイヤのマックスが追いつく!最高にいい仕事したチェコに改めて感動。セーフティーカーを挟んで、チャンプが決まる伝説の1周のレースがやっぱり大感動!ここは泣けた。クリスチャン・ホーナーも涙。トト・ウォルフめっちゃ怒ってるけど。

続きを読む

tag : NetflixドキュメンタリーレースTVシリーズ

『ようこそ映画音響の世界へ』

ようこそ映画音響の世界へ
Making Waves: The Art of Cinematic Sound(2019)94分

Making Waves: The Art of Cinematic Sound監督:ミッジ・コスティン 脚本:ボベット・バスター
音楽:アライソン・ニューマン
出演:ウォルター・マーチ、スティーブン・スピルバーグ、ベン・バート、ジョージ・ルーカス、ピーター・ウィアー、ロバート・レッドフォード、バーブラ・ストライサンド、デビッド・リンチ、ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、クリストファー・ノーラン、アルフォンソ・キュアロン、ソフィア・コッポラ、アン・リー、ハンス・ジマー

Netflixで観た。映画の音響についてのドキュメンタリー。すんごいよかった。声、効果音、音楽!映画に音は大事。歴史から裏話までいっぱい!スピルバーグ、ルーカス、リンチ、ノーラン、レッドフォード、ラセターら大物監督たちが音響の重要さについての語ってくれる。スピルバーグ曰く「音は物語を助ける」

スタジオの重役は「観客にはストーリーと椅子があれば音は重要じゃない」って軽視しがち。音響デザイナーや音響ミキサー、音響効果のスタッフが実際にどう音を当てたかがわかる。『トップガン』でドッグファイトの音が物足りないので動物の声を混ぜた話がすごい。

ようこそ映画音響の世界へ
音響を支える才能の輪。ライブ録音、ダイアログ編集、アフレコ、音響効果、フォーリーサウンド、環境音、音楽の専門家が担当作を例に紹介。ADRって「アフター・ダイアログ・レコーディング」だと思ってたら「オートメーテッド・ダイアログ・リプレースメント」だった。

革命的な転機は、『ジャズ・シンガー』のトーキー、『スター誕生』のステレオ、『スター・ウォーズ』のサウンド製作、『地獄の黙示録』の4チャンネル。ラストのサウンドシーンのモンタージュは泣ける。

映像作品の音への依存度は高い。アニメ業界で言うダビング。かつてのTVアニメも音に頼った。動かす代わりに音にしたり、「音が入ればなんとかなる」「音が入れば大丈夫」って、枚数や手間を減らすための妥協をする。なので音がない状態で観ると粗が露呈することが多い。それでもよかったわけ。

続きを読む

tag : ドキュメンタリーメイキング

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』

The Batman
The Batman(2022)175分

The Batman監督:マット・リーヴス 脚本:マット・リーヴス&ピーター・クレイグ
原作:DCコミックス「バットマン」
撮影:グリーグ・フレイザー 音楽:マイケル・ジアッチーノ
VFX:スキャンラインVFX、ILM、WETAデジタル
出演:ブルース・ウェイン / バットマン:ロバート・パティンソン、セリーナ・カイル / キャットウーマン:ゾーイ・クラヴィッツ、エドワード・ナッシュトン / リドラー:ポール・ダノ、ジェームズ・ゴードン警部補:ジェフリー・ライト、カーマイン・ファルコーネ:ジョン・タトゥーロ、ギル・コルソン検事:ピーター・サースガード、アルフレッド・ペニーワース:アンディ・サーキス、オズワルド・“オズ”・コブルポット / ペンギン:コリン・ファレル、ベラ・リアル:ジェイミー・ローソン、ゴッサム市長:ルパート・ペンリー=ジョーンズ、トーマス・ウェイン:ルーク・ロバーツ、マーサ・ウェイン:ステラ・ストッカー

バットマンは『ダークナイト3部作』や『GOTHAM/ゴッサム』『タイタンズ』でおなかいっぱいだけど、世界的に評価が高いようなので観てきたら、バットマンのキャラを使ったディテクティブストーリーで『バットマン』のプリクエルだった。ゴッサムを舞台に狂気とカオスが観たかったのに『チャイナタウン』路線とは。マット・リーヴスならしゃあないか。

暑苦しそうなバットマンは自警じゃなく捜査や救助する人になってる。ゴードン、セリーナ、アルフレッド、オズワルド、キャラ薄っ!GCPDの警官がどんだけ寝返っとるか腐敗度不明。ファルコンとリドラー、こんな人じゃなーい。バットマンとセリーナのキスシーンが2回も!いやいやいいやいや、なんで?ブルースはただの有名人としか描かれてない。リドラーに動機のある復讐とか不要だし、知能犯なのかサイコパスなのか曖昧。

バットモービルはシボレーコルベットに噴射口つけただけのカスタムカーって『マッドマックス』か。暗いからよくわからんけど、魅力あるデザインじゃない。ウェイン産業もよくわからんなー。ルーシャス・フォックス出てこんから。

脚本嫌い。伏線的なもんがなく、一直線で唐突な展開。ストーリー進行はニュース番組に頼りすぎ。とってつけたようなデザスターとジョーカー。市民の被害を見せないしー。

アーカム・アサイラムでバットマンがジョーカーに面会する削除シーン

The Batman | Deleted Arkham Scene from Matt Reeves on Vimeo.

続きを読む

tag : クライムコミック殺人鬼警察復讐テロバディ

『男はつらいよ 噂の寅次郎』

噂の寅次郎
男はつらいよ 噂の寅次郎(1978)104分

噂の寅次郎監督:山田洋次 脚本:山田洋次、朝間義隆
原作:山田洋次
撮影:高羽哲夫 音楽:山本直純
出演:車寅次郎:渥美清、さくら:倍賞千恵子、竜造:下條正巳、博:前田吟、つね:三崎千恵子、社長:太宰久雄、源公:佐藤蛾次郎、満男:中村はやと、さくの父:吉田義夫、御前様:笠智衆、諏訪飈一郎:志村喬、小島瞳:泉ピン子、添田肇:室田日出男、雲水:大滝秀治、水野早苗:大原麗子

シリーズベスト9に入る傑作。22作目。劇場で2回観に行った。パナビジョン撮影第1作。高羽さんのキャメラワークがますます美しい。とらやを俯瞰で撮ってる。「終」がセンター。博の父さん飈一郎もいい。さすがの志村喬、三度目。今回は今昔物語。

早苗さんサイコー。大原麗子いいわあ。前年の『獄門島』の早苗さんもいいけど、もっといい!

弁当のときの「あ、見ないで」、肇に「お願い!私今一人になりたいの!」、「寅さん、私泣きそう…2階行っていい?」、瞳に「こちら奥さん?」って言われたときの「え!」、「寅さんって、モテるのね、フフ」夕食のときの「はい!明るい話題」、帰り際の「水野よ」、帰り際の「私、寅さん好きよ」、引っ越しのとき窓の外を見る寅に近づきすぎて「ごめんなさい」最後の「じゃあ、また明日ね」

噂の寅次郎
「寅さん、私泣きそう…2階行っていい?」
噂の寅次郎
「寅さんって、モテるのね、フフ」
噂の寅次郎
「私、寅さん好きよ」
噂の寅次郎
中景を走るC-62のすばらしいショット。

続きを読む

tag : シリーズ昭和コメディ

翌日の『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』

A Quiet Place: Part II
A Quiet Place: Part II(2021)97分

A Quiet Place: Part II監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
撮影:ポリー・モーガン 音楽:マルコ・ベルトラミ
VFX:ILM
出演:イヴリン・アボット:エミリー・ブラント(園崎未恵)、リーガン・アボット:ミリセント・シモンズ(石井未紗)、マーカス・アボット:ノア・ジュープ(宇山玲加)、エメット:キリアン・マーフィー(内田夕夜)、島の長:ジャイモン・フンスー(乃村健次)、リー・アボット:ジョン・クラシンスキー(星野貴紀)、ボー・アボット:ディーン・ウッドワード(川上ゆき)

アバンはプリクエル、1日め。日常が一変するのは面白い。わけわからず逃げるしかない人々。タイトル後に474日め、つまり前作ラストの翌日。エミリー・ブラントは綺麗なままで、子供たちは1晩ですっかり成長しちゃった。リーガンは単独でラジオ局を目指すことで、一家分断。以降クロスカッティングが多用される。以降クロスカッティングが多用される。かっこいいけど、怖くはない。クライマックスのクロスカッティングはよかった。子供の逆襲。

大傑作だった前作ほどの緊張感も恐怖もなかったけど、続編としては普通に面白かった。

続きを読む

tag : ホラーサバイバルエイリアンSci-Fi家族侵略崩壊後クリーチャー

『寫眞館』

寫眞館
The Portrait Studio(2013)17分

寫眞館監督・脚本・原画:なかむらたかし
撮影:佐藤光洋 音楽:市川淳
制作:スタジオコロリド

Netflixで観た。なかむらたかしさんの短編アニメーション。17分セリフなし!とある写真館の明治〜昭和までのドラマ。すげええええ!カメラ前で決して笑わない子。派手なアクションはないけど、時代の変化や写真屋の表情芝居、不思議パースの平面レイアウトと見応えたっぷり。たかしさんの1人原画で鉛筆線を活かして着彩した絵作りはめっちゃ好み。

寫眞館
原画の線

寫眞館
平面パース

寫眞館
時代の移り変わり

tag : アニメーション短編

『ブルークリスマス』

ブルークリスマス
Blood Type : Blue(1978)133分

ブルークリスマス監督:岡本喜八 脚本:倉本聰
撮影:木村大作 音楽:佐藤勝
出演:沖退介:勝野洋、西田冴子:竹下景子、南一矢:仲代達矢、兵藤光彦:岡田英次、兵藤夫人:八千草薫、高松夕子:新井春美、木所:岡田裕介、沢木:高橋悦史、原田:沖雅也、岡村:潮哲也、五代報道局長:小沢栄太郎、竹入論説委員:大滝秀治、沼田報道部長:中条静夫、相場修司:芦田伸介、宇佐美幕僚長:中谷一郎、吉池理事:島田正吾、鈴木理事:松本克平、城制作局長:永井智雄、西田和夫:田中邦衛、代議士風の男:天本英世、代議士の側近:岸田森、院長:神山繁、中本助手:小川真司、特殊部隊司令官:稲葉義男、喫茶店の女:大谷直子

プライムで観た。なんと、4:3なんだ!久しぶりに観たけど、地味に見えて超大作の雰囲気があって楽しい。特撮はナシ。「ユーフォー」じゃなくて「ユーエフオー」って言ってるのがいい。『謎の円盤UFO』(1970)は「ユーエフオー」だったのに、75年あたりから矢追純一が流行らせた「ユーフォー」になっちゃった。でも『未知との遭遇』(1978)ではしっかり「ユーエフオー」だったし、「ユーフォー」は日本だけだよな。焼きそば、『グレンダイザー』、『ダイアポロン』、ピンクレディ。

UFOの光を浴びると血液が青くなる。人間と変わりないんだけど、根拠もなく人扱いされなくなる。UFO側が人間を解剖や手術するんじゃなくて、そこは権力側。なぜかロボトミー。ラストのクリスマスの虐殺は『ゴッドファーザー』だな。天本英世と岸田森が一緒にいるって大サービス。F-104もスクランブル登場。

繰り返しのセリフまわしは嫌い。A「□□□だ」B「□□□…」とか、A「△△△なんだ」B「△△△?」とか。あと、会話中に「どういうことです?」とか「ということは?」って尋ねるパターンが多い。まったりしすぎでテンポが悪い。岡本喜八なのに!倉本脚本だからか?

続きを読む

tag : Sci-Fi航空機エイリアン昭和クリスマス

『ウルフズ・コール』

The Wolf's Call
Le Chant du loup(2019)116分

The Wolf's Call監督・脚本:アントナン・ボードリー
撮影:ピエール・コッテロー 音楽:トムアンドアンディ
出演:シャンテレッド(ソックス):フランソワ・シヴィル(福山潤)、ドルシ:オマール・シー(三瓶雄樹)、グランシャン:レダ・カテブ(斎藤寛仁)、ALFOST(提督):マチュー・カソヴィッツ(山中誠也)、ディアン:パウラ・ベーア、CIRA(音響解析センター)長:ジャン=イヴ・ベルトルート、レフローヤブル副長:アレクシス・ミカリック

フランスの潜水艦サスペンス映画。潜水艦映画は面白いなー。潜水艦でソナーの解析をする音響アナリストが主役なのは斬新。「黄金の耳」を持つ男を通して、ソナー員の資質や仕事ぶりがわかりやすい。てことで話は音を中心に動く。よく練られてる。音でそこまでわかっちゃうんかと。

出だしは『ハンターキラー 潜航せよ』に似てて、潜水艦版『未知への飛行』だった。ウルフズ・コールってのは敵潜水艦を検出した海軍スラング。原潜の描写などフランス海軍が協力してるんだろーなー。

ロシアの原潜から核ミサイルがフランスに発射され、迎撃に失敗。ミサイル原潜レフローヤブルは報復の核ミサイルを発射することになる。大統領命令を受け取ってからミサイル発射までの複雑なプロセスがよくわかる。でもロシアではなく核戦争を目論むISの罠。核弾頭は積んでなかった。大統領命令を受けたら撤回は不可能。説得も無理。核ミサイルはロシアに発射される。そこで付近にいた攻撃型原潜チタンがレフローヤブルのミサイル発射を阻止しに行く。フランス海軍同士の息詰まる魚雷戦!

続きを読む

tag : 潜水艦スリラー海軍ミッション

2014年の『ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い』

Winter on Fire: Ukraine's Fight for Freedom
Winter on Fire: Ukraine's Fight for Freedom(2015)98分

Winter on Fire: Ukraine's Fight for Freedom監督:エフゲニー・アフィネフスキー 脚本:デン・トルマー
吹替え:ディミトロ・ホルブニチー:中務貴幸、ヤヌコーヴィチ:玉野井直樹、エカテリーナ・アヴェルチェンコ:小林加奈、ムスタファ・ナイエム:木村弘一、ミコラ・アザロフ:岐部公好、ヴァレリ・ザレフスキー:本田裕之、マクシム・パノフ:宮崎聡、オレーナ・スタドニク:松浦祐美子、ルスラナ・リジチコ:森史絵、カティヤ・コルニイコ:佐伯美由紀、パヴロ・ドブリャンスキー:入倉敬介、アンドレイ・ヤンチェンコ:本田裕之、ミハイロ・ハヴァリリュク:野呂憲一郎

ウクライナの首都キエフで、2014年のマイダン革命のドキュメンタリー。ヤヌコーヴィチ大統領が公約だったEU加盟を凍結してプーチンと結託したことから反政府デモが激化。政府対反政府の戦いになる。政府側はベルクトっていう武装鎮圧部隊が立ち塞がる。最初はゴム弾使ってたけど、実弾を使用するようになり、スナイパーまで投入し。それに警察が加わる。さらに刑務所のならず者を雇って殺人部隊を作る。スーサイド・スクワッドかよ!

Winter on Fire
最近ライブカメラで見慣れた風景がつい8年前まで戦場だったことにびっくりした。あと、デモ隊1人につきベルクトが3〜4人でボコボコにするシーンは痛々しかった。国民の激しい抵抗からデモ禁止法が制定されて、ヘルメットが禁止になったので鍋を被って対抗。ウクライナ人の愛国心、命がけの戦いを厭わない姿勢。ウクライナ人同士の壮絶な戦いが93日間も!

ヤヌコーヴィチ大統領が失脚してロシアに逃亡。ベルクトは永久解体。大統領選挙に。これがロシアの反感を買うわ、東部の親ロシア派が政府軍と紛争になるわで今につながってるわけかー。

先日見たビデオで、捕獲したロシア工作員を大勢のウクライナ人がボッコボコにしてたんだが、それを8年前にウクライナ人同士でやってたと。『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』のゴモラ思い出した。火炎瓶での戦いもこの頃から手慣れとるね。

tag : ドキュメンタリーNetflix

1959年の『日本列島』

日本列島
日本列島(1965)101分

日本列島監督・脚本:熊井啓
原作:吉原公一郎「小説日本列島」
撮影:姫田真佐久 音楽:伊福部昭
出演:秋山:宇野重吉、伊集院和子:芦川いづみ、原島:二谷英明、黒崎刑事:鈴木瑞穂、宮川:武藤章生、服部:平田守、川北:庄司永建、警視総監:下元勉、サミエルの弁護士:伊藤寿章、伊集院元少佐:長尾敏之助、捜査三課長:雪丘恵介、捜査一課長:長弘、とよおばさん:紅沢葉子、栄子:佐々木すみ江、小林厚子:木村不時子、生沢:日野道夫、涸沢:大滝秀治、刑事部長:加藤嘉、佐々木:佐野浅夫、日高:内藤武敏、佐々木菊子:北林谷栄、K・ロベルト:ハロルド・S・コンウェイ、ポラック中尉:ガンター・スミス、スペンサー大尉:F・ブルーノー、リミット曹長:チャーリー・ジョンソン、ナレーター:北村和夫

熊井啓お得意の謀略サスペンス。『帝銀事件 死刑囚』や『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』ほどじゃないけど、実際の未解決事件(スチュワーデス殺人事件と下山事件、松川事件)や実在した旧陸軍登戸研究所が盛り込まれてて、リアリティ増し増しで十分面白かった。キャンプ・スコットのCID(米陸軍犯罪捜査部門)で通訳主任の宇野重吉が、迷宮入りのリミット曹長事件を調査する。仲間は記者の二谷英明と警視庁の鈴木瑞穂。カギは旧陸軍の偽札印刷機と技師の行方。

調査はリミット曹長はなぜ殺されたか?から始まって、涸沢→占領時代の米スパイ機関→偽ドル札事件→旧陸軍登戸研究所→ザンメル印刷機→失踪した印刷技師→佐々木殺害。真相に近づくほど重要人物が殺されていく。核心に迫ると上からの圧力で捜査中止。さらに、スチュワーデス殺人事件→サミエル神父国外逃亡→沖縄→秋山と陳陽成の殺害。

日本列島
警察発表に詰め寄る記者たち

昭和40年の東京、当時の米軍機(特にF102)も盛りだくさんで貴重な映像。伊福部昭の劇伴が『ゴジラ』っぽい。
日本列島
F-102

続きを読む

tag : クライム昭和ミステリー実話警察航空機ドラマ

『死の十字路』

shinojujuro.jpg
死の十字路(1956)101分

死の十字路監督:井上梅次 脚本:渡辺剣次
原作:江戸川乱歩「十字路
撮影:伊藤武夫 音楽:佐藤勝
出演:伊勢省吾:三國連太郎、沖晴美:新珠三千代、相馬良介/南圭吾:大坂志郎(二役)、相馬芳江:芦川いづみ、真下幸彦:三島耕、田中倉三:沢村國太郎、花田警部:安部徹、田辺刑事:小林重四郎、マリ子:東谷暎子、伊勢友子:山岡久乃、桃子:藤代鮎子

見応えあるスリラーだった。三國連太郎が不倫相手の新珠三千代のアパートにいると、半気違いの奥さん、山岡久乃が殺しにくる。どんどん犯罪の沼にハマっていく三國連太郎の気迫。狼狽える26歳の三千代。遺体を遺棄しにいくシーンはハラハラしたー。そしてあの十字路でさらに事件に巻き込まれる!十字路は2つの事件が交錯する場所。松葉杖のマリ子がいる。
死の十字路
33歳の三國連太郎

遺棄するときは見られてるみたいでドキドキ。不気味な木の影。白痴と白い犬、片方の靴のトリックはやられたー。「ねえ君、1つの犯罪を隠し通すということは並大抵な仕事じゃないねえ。消し止めたと安心してると、またどこかで燻り始めるんだ」
死の十字路
井上梅次のスリラー演出はフィルムノワール的光と陰

ボディカウントは5人。でも大坂志郎は気を失っただけで死んでないかも。新珠三千代も飛び降りても3階だし死んでないかも。

tag : クライム昭和警察スリラー

『リーチャー ~正義のアウトロー~』

リーチャー 正義のアウトロー
Reacher (2022)シーズン1全8話

Reacher ショー・ランナー:ニック・サントラ
監督:トーマス・ヴィビンセント、サム・ヒル、ステファン・サージク、クリスティン・ムーア他
脚本:ニック・サントラ、スコット・サリヴァン、アードリタ・ミューカジ、ケイト・ダフィ
原作:リー・チャイルド「キリング・フロアー
撮影:ロナルド・プラント 音楽:トニー・モラレス
出演:ジャック・リーチャー : アラン・リッチソン(杉村憲司)、ロスコー:ウィラ・フィッツジェラルド(生田ひかる)、フィンリー : マルコルム・グッドウィン(各務立基)、KJ:クリス・ウェブスター、ティール : ブルース・マッギル(さかき孝輔)、ニーグリー : マリア・ステン、ハブル : マーク・ベンディビッド、チャ―リー : クリスティン・クルック(矢尾幸子)、モズリー :ウィリー・C・カーペンター、ジャスパー :ハーベイ・ギーエン、ベイカー : ヒュー・トンプソン、スティーヴンソン : ジョナサン・ケンスゲン(奥田寛章)、クライナー :カリー・グレアム(水内清光)、ピカード : マーティン・ローチ、モリー : ララ・ジーン・コロステッキ

むちゃむちゃオモロかったー!軍の捜査官だったリーチャーがジョージアの田舎町マーグレイヴで兄殺しの犯人を探して復讐するまで。一緒に捜査するのはボストンから着任したインテリ警部のフィンリーと女性警官のロスコー。この正義感の強い3人の関係が事件を通して親密になってく。3人のキャラを活かした捜査の過程がよくできてて興味津々。人もいっぱい死ぬ。銃撃戦もある。偽札製造のからくりはなるほどーって思った。

リーチャーは『タイタンズ』のホークのアラン・リッチソン。面構えと体格がスーパーヒーロー型。武藤敬司や田中卓志と同じ188cm。劇場版のトム・クルーズより18cmでかい(原作のリーチャーは196cmでドウェイン・ジョンソンと同じ)。ズバ抜けた観察眼に情報解析力。寡黙で強くていい人でとにかくカッコイイ。子どもに「どうしてそんなに大きいの?」って聞かれて「遺伝だ」と一言。T-800みたい。メインアームはロスコーから借りたデザートイーグル、巨体に相応しい。

頼れる相棒になるロスコーは『スクリーム』の主役エマの人。キリッとした表情がたまらん。射撃の腕がすげーイイ。
Reacher.jpg
チーム・リーチャー

リーチャーの元部下ニーグリーもよかった。ここ一番ですげー役に立つ。回想に出てくるフランス人のかあさんが素晴らしい。兄には「世界中を救おうなんてしなくていい」、弟には「あなたは他の子の3倍強い。その力を何に使うの?」

続きを読む

tag : クライムアクション警察FBI殺し屋TVシリーズ兄弟Amazon復讐銃撃戦

『007/カジノ・ロワイヤル』

Casino Royale
Casino Royale(1967)131分

007/カジノ・ロワイヤル監督:ジョン・ヒューストン、ケン・ヒューズ、ロバート・パリッシュ、ジョセフ・マクグラス、ヴァル・ゲスト
脚本:ウォルフ・マンキウィッツ、ジョン・ロウ、マイケル・セイヤーズ
追加台詞:ウディ・アレン、ヴァル・ゲスト、ベン・ヘクト、ジョゼフ・ヘラー、テリー・サザーン、ビリー・ワイルダー、ピーター・セラーズ
原作:イアン・フレミング「カジノ・ロワイヤル」
撮影:ジャック・ヒルデヤード 音楽:バート・バカラック
テーマ曲:ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス
プロダクション・デザイン:マイケル・ストリンガー、メイン・タイトル:リチャード・ウィリアムズ
出演:ジェームズ・ボンド卿:デヴィッド・ニーヴン(安原義人)、イブリン・トレンブル:ピーター・セラーズ(川本克彦)、ヴェスパー:ウルスラ・アンドレス(高橋理恵子)、ルシッフル:オーソン・ウェルズ(五王四郎)、マネーペニー:バルバラ・ブーシェ(まつだ志緒理)、マタ・ボンド:ジョアンナ・ペティット(角本明子)、ジミー・ボンド:ウディ・アレン(坂東尚樹)、マクタリー夫人/ミミ:デボラ・カー、ランサム:ウィリアム・ホールデン(石原辰己)、スメルノフ:カート・カズナー(仗桐安)、ルグラン:シャルル・ボワイエ(堀越富三郎)、ミス太もも:ジャクリーン・ビセット(織部ゆかり)、ザ・デテイナー 秘密兵器(007):ダリア・ラヴィ、マクタリー:ジョン・ヒューストン、クーパー:テレンス・クーパー、バタカップ:アンジェラ・スコーラー

プライムで観た。昔TVで観たのはもっと面白かったような。土曜映画劇場版の吹替えがよかったなー。快作だなー。特に後半はブッ飛んでていい。それにしてもこの砕けぶりは2006年版と同一原作とはとても思えんw MI6でなくてMI5だし。軌道周遊ジェット宇宙船の内部かっこええ。

マタ・ボンドちゃん、かわいい。スパイ学校のシーンよかった。ピーター・セラーズはお笑いにしたくなかったようで、マジメなスパイ映画を目指してた。セラーズとオーソン・ウェルズはマジで仲悪くて撮影も別だったそうで。

監督が5人もいる。ジョン・ヒューストンは冒頭からボンド卿の屋敷シーンとマクタリー城でのシーン。ケン・ヒューズはベルリンのシーン。 ジョセフ・マクグラスはピーター・セラーズ、ウルスラ・アンドレス、オーソン・ウェルズのシーン。ケン・ヒューズはカジノシーンのいくつか。ヴァル・ゲストは追加シーンとウディ・アレンやデヴィッド・ニーヴンの追加のシーン。

カメオはフランス外人部隊員のジャン=ポール・ベルモンド、自分を演じたジョージ・ラフト、足で車を追いかけたF1ドライバーのスターリング・モス、バグパイパーのピーター・オトゥール、カジノの客でデビッド・マッカラム。

続きを読む

tag : アンサンブルコメディCIAKGB拷問スパイ誘拐チェイス

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

最新記事
カテゴリ
タグ
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ