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『鬼滅の刃』

鬼滅の刃
鬼滅の刃(2019)「竈門炭治郎 立志編」26話

鬼滅の刃監督:外崎春雄 脚本:ufotable
原作:吾峠呼世晴
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
撮影:寺尾優一 音楽:梶浦由記、椎名豪
アニメーション制作:ufotable
出演:竈門炭治郎:花江夏樹、竈門禰󠄀豆子:鬼頭明里、我妻善逸:下野紘、嘴平伊之助:松岡禎丞、冨岡義勇:櫻井孝宏、産屋敷耀哉:森川智之、産屋敷あまね:佐藤利奈、胡蝶しのぶ:早見沙織、煉󠄁獄杏寿郎:日野聡、宇髄天元:小西克幸、時透無一郎:河西健吾、甘露寺蜜璃:花澤香菜、伊黒小芭内:鈴村健一、不死川実弥:関智一、悲鳴嶼行冥:杉田智和、栗花落カナヲ:上田麗奈、不死川玄弥:岡本信彦、胡蝶カナエ:茅野愛衣、村田:宮田幸季、鱗滝左近次:大塚芳忠、鋼鐵塚蛍:浪川大輔、鬼舞辻󠄀無惨:関俊彦、累:内山昂輝、珠世:坂本真綾、愈史郎:山下大輝

1年前に見た1話2話が作風合わず面白く感じなかったので見るのやめてたんだけど、今月たまたま3話見たらすげーよくて!アクションとか枚数の使い方とか見せ方とか敵キャラとかギャグとか、うまいなあと。めんどくさいキャラなのによう動かしとった。動いてないときは徹底的に動かない。劇場じゃんって演出も多くて、回り込みとかスローモーションとかロトスコープとか贅沢ですげえなと。血もスラッシャーもゴアもアリで気持ちいい。特に19話が最高だった。1期のピークだったな。見応えあった。そういえば22話だったか、甘露寺蜜璃がスライドで引っ込むのが笑えた。スライドギャグは好みなのでツボ。引きの速度も絶妙の緩さw

BG動画はCGでリアル。でもやっぱ作画で見たかった。人間のキャラで似たような顔が多かった。目でかくて口ちっちゃいキャラはキモい。

感心したのは口パク、全部合成なの!横顔じゃなくても顎動かしてる。横顔もオレの嫌いなヘンな形じゃなく、王道なのもよかった。

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tag : アニメーションアクションファンタジーゴアTVシリーズコミックホラー

『イントルージョン/侵入』

Intrusion
Intrusion(2021)92分

Intrusion監督:アダム・サルキー 脚本:クリストファー・スパーリング
撮影:エリック・リン 音楽:アレックス・ヘッフェス
出演:ミーラ・パーソンズ:フリーダ・ピント(伊藤静)、ヘンリー・パーソンズ:ローガン・マーシャル=グリーン(小林親弘)、クリスティーン・コーブ:メーガン・エリザベス・ケリー(竹内恵美子)、モールス刑事:ロバート・ジョン・バーク(野島昭生)、ディラン・コーブ:マーク・シーヴァートセン(内田直哉)

Netflix映画。説得力なくてかったるかった。夫も夫だが、奥さんもやりすぎ。新居の隠し部屋は立派すぎて現実味がない。実際の図面見るまで気付かんとは。それにクリスティーンを見つけたのは建設中だし、タイミングよすぎ。長期監禁で食事やトイレはどうしたんだか。DVカム、ケーブルどうしたん?出力が壊れたとしても、同じの買わなくてもいいのに。

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tag : スリラー脱出Netflix

『幌馬車』

wagonmaster.jpg
Wagon Master(1950)85分

Wagon Master監督:ジョン・フォード 脚本:フランク・S・ニュージェント
撮影:バート・グレノン 音楽:リチャード・ヘイグマン
出演:トラヴィス:ベン・ジョンソン、サンデー:ハリー・ケリー・ジュニア、デンバー:ジョアン・ドルー、ウィッグス長老:ワード・ボンド、シロ・クレッグ:チャールズ・ケンパー、ロックスリー・ホール医師:アラン・モウブレー、シスター・レードヤード:ジェーン・ダーウェル、フルレティ・フィフィー:ルース・クリフォード、アダム・パーキンス:ラッセル・シンプソン、ブルーデンス・パーキンス:キャサリーン・オマリー、フロイド・クレッグ:ジェームズ・アーネス

カラミティ』観て思い出してプライムで観た。ジョン・フォードの『駅馬車』は超知られてるけど、『幌馬車』は『黄色いリボン』と『リオグランデの砦』の間で忘れられがち。でもジョン・フォードがホントに撮りたかった映画で出来に満足してたっつーので、LD買って観たのが30年くらい前。

プライムのは画質わっる!もっと感動した記憶があったけど、それほどでもなかったな。川を渡り、砂漠を進み、崖を登り、苦しみの後はダンスダンスダンス。出発の角笛を吹くと馬たちが驚いてる。旅団が悪党にジャックされ、苦難の旅になっちゃう。悪党だけど非道じゃない。保安官は気付いてくれんし、ナバホ族には出会っちゃうけど、仲良くダンス。苦あれば楽ありのバランスがとれてたw

銃声に興奮して馬たちが暴走するシーンは迫力あった。ベン・ジョンソンが暴れ馬から落馬するスタントやってる。

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tag : 西部劇ロードムービー実話クラシック

『THE GUILTY/ギルティ』

Den skyldige
Den skyldige(2018)85分

Den skyldige監督:グスタフ・モーラー 脚本:グスタフ・モーラー、エミール・ニゴー・アルバートセン
撮影:ジャスパー・スパニング 音楽:カール・コルマン、キャスパー・ヘッセラゲール
出演:アスガー:ヤコブ・セーダーグレン(小原雅人)、イーベン:イェシカ・ディナウエ(櫻庭有紗)、ミケル:ヨハン・オルセン(中野泰佑)、ラシッド:オマール・シャガウィー(初村健矢)、マチルデ:カティンカ・エヴァース=ヤーンセン(望田ひまり)

プライムで観たデンマーク映画。『フォーンブース』みたいなリアルタイムサスペンス。こりゃすげえ!場所は警察の緊急電話センターだけ。緊急電話係の警官アスガーと、電話の相手とのやりとりだけで緊迫の80分。周囲に同僚は見えるけど、全編一人芝居。誘拐されたって女からの電話を受けて、なんとか救おうとする。終盤、ツイストもあってひっくり返る。
Den skyldige

撮影13日。今年、ハリウッド・リメイク版がNetflixで公開。

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tag : クライム救出警察ツイスト低予算誘拐

1863年の『カラミティ』Flashアニメーション

Calamity
Calamity, une enfance de Martha Jane Cannary(2020)82分

Calamity監督:レミ・シャイエ 脚本:レミ・シャイエ、ファブリス・ドゥ・コスティル、サンドラ・トセロ
作画監督:リアン=チョー・ハン 音楽:フロレンシア・ディ・コンシリオ
出演:マーサ・ジェーン:サロメ・ブルヴァン、ムスタッシュ:アレクサンドラ・ラミー、サムソン:アレクシ・トマッシャン、アブラハム:ヨヘン・ヘーゲレ、ジョナス:レオナール・ルフ、イーサン:サンティアゴ・バルバン、ロバート:ダミアン・ウィテカ

初日満席!日本で受けそうにない女の子キャラなのに。2日前に席とっといてよかった。初日プレゼントは『カラミティ』のポストカードとアートブック『アート・オブ・ロング・ウェイ・ノース』日本語版。

旅団でアイダホへ移動中、負傷した父親の代わりになろうとするマーサ。女が男の仕事をするなど許されず、疫病神(カラミティ)呼ばわり。泥棒の濡れ衣まで着せられ、単独で真犯人を追う。マーサは客受けしないデザインだけど、監督が言うには「アニメーション映画のヒロインのデザインでは、可愛らしさや美しさを強調されがちです。鼻は高くて眉も細く眼が大きいとか。出資者にもそれを求められます。しかし、眉が太くて鼻が大きくても、勇気があって活発で美しい少女は描けると思うのです」うん、わかります。感情移入しやすかった。動きも色も話も素晴らしかった。
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前作『ロング・ウェイ・ノース』と同じく、Flashをメインにしたパイプラインで制作。背景はPhotoshop、馬・牛・馬車は3D、それ以外の作画はFlash。特に中間色の使い方が斬新で印象的だった。アヌシー長編部門でグランプリ獲ったFlashアニメーションは『ルーのうた』に続いて2作目。

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tag : アニメーションFlash冒険西部劇子供

1988年の『ガルヴェストン』

Galveston
Galveston(2018)94分

Galveston監督:メラニー・ロラン 脚本:ジム・ハメット
原作:ニック・ピゾラット「逃亡のガルヴェストン」
撮影:ダグマー・ウィーヴァー=マドセン 音楽:マルク・シュアラン
出演:ロイ:ベン・フォスター(加瀬康之)、ロッキー:エル・ファニング(早見沙織)、ティファニー(1988):アニストン・プライス/ティンズレー・プライス、ティファニー(2008):リリ・ラインハート、ロレイン:アデペロ・オデュイエ(山崎真理恵) 、トレイ:ロバート・アラマヨ(伊藤有希)、カルメン:マリア・バルベルデ、スタン:ボー・ブリッジス(山岸治雄)、ナンシー:CK・マクファーランド

プライムで観た。『ドライヴ』に似たイイ映画だったー。肺のレントゲン写真で『生きる』みたいな出だし。ヒットマンのロイは闇金融のボスに消されそうになるけど、未成年の娼婦ロッキーを助けてニューオーリンズから逃避行。ガルベストンで身を隠すことに。ベン・フォスターとエル・ファニングの組み合わせが最高。

途中でロッキーの家に立ち寄って、継父から3歳の妹ティファニーを確保。3人で行った海のシーンはよかった。家族みたいで、守らなきゃって思っちゃう。でもロイは余命僅かだから死後が心配。ボスに居場所がバレてロッキー共々拉致されちゃう!脱出したロイが復讐だーーーーってとこで交通事故!なんてこった。復讐を諦めたロイは服役。

20年後、ハリケーンの夜に成人したティファニーが訪ねてくる。うわ。ここ滲みるわー。すべてを打ち明けるロイ。感動したー。

タイトルから『ダイラガー』で敵だったガルベストン帝国を思い出すけど、テキサス州の島。

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tag : クライム殺し屋拷問脱出子供場所

『スターウォーズ:ビジョンズ』

Star Wars: Visions
Star Wars: Visions(2021)13分9話

Star Wars: Visionsロデューサー:Kanako Shirasaki
原作:ジョージ・ルーカス「スター・ウォーズ」
企画 :ルーカスフィルム、ルーカスフィルム・アニメーション
第1話「The Duel」(14分)
監督:水野貴信 脚本:堺三保
制作:神風動画
出演:ローニン:ブライアン・ティー(てらそままさき)、野盗のボス:ルーシー・リュー(渡辺明乃)
IMDb:8.4、RT:
第2話「タトゥイーン・ラプソディ」(14分)
監督:木村拓 脚本:新八角
制作:スタジオコロリド
出演:ジェイ:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(吉野裕行)、ギーザー:後藤光祐、ラン:勝杏里、ボバ・フェット:金田明夫
IMDb:5.3
第3話「The Twins」(17分)
監督:今石洋之 脚本:若林広海
制作:トリガー
出演:カレ:榎木淳弥、アム:白石涼子
IMDb:5.3
第4話「村の花嫁」(18分)
監督:垪和等 脚本:大西雄仁、垪和等
制作:キネマシトラス
出演:エフ:福原かれん(瀬戸麻沙美)、ヴァン:ケイリー=ヒロユキ・タガワ(上川隆也)、ハル:潘めぐみ
IMDb:7.5
第5話「九人目のジェダイ」(22分)
監督・脚本:神山健治
制作:Production I.G
出演:カーラ:キミコ・グレン(赤崎千夏)、ジーマ:三木眞一郎、ジューロ:金尾哲夫、イーサン:マシ・オカ(峯田大夢)、ローデン:中井和哉 、ヘン・ジン:平川大輔、ナレーション:大塚明夫
IMDb:8.4
第6話「T0-B1」(14分)
監督:アベル・ゴンゴラ 脚本:木戸雄一郎
制作:サイエンスSARU
出演:T0-B1:野沢雅子、ミタカ博士:カイル・チャンドラー(磯部勉)
IMDb:6.1
第7話「The Elder」(16分)
監督・脚本:大塚雅彦
制作:トリガー
出演:タジン:デヴィッド・ハーバー(土師孝也)、ダン:中村悠一、老人:緒方賢一
IMDb:7.8
第8話「のらうさロップと緋桜お蝶」(20分)
監督:五十嵐祐貴 脚本:さやわか
制作:ジェノスタジオ
出演:ロップ:小林星蘭、お蝶:清水理沙、弥三郎:藤村忠寿、帝国将校:中野泰佑
IMDb:7.1
第9話「赤霧」(13分)
監督:チェ・ウニョン 脚本:木戸雄一郎
制作:サイエンスSARU
出演:ツバキ:宮崎遊、ミサ:Lynn、センシュウ:ジョージ・タケイ(チョー)、カマハチ:高木渉、マサゴ:野沢由香里
IMDb:6.2

よかったのは、
#1:BLの絵力、滝のシーン。浪人がカイバークリスタルを戦利品にしてて「おぉ〜」って思った。
#5:実は敵が混じってた展開
#6:憧れのジェダイのイメージカット
#9:キャラデザ。

「イヤな予感がする」はどの話にも入ってた。そこか?と。カイバー・クリスタルって自分のフォースに合ったのじゃないとセーバーとして使えないんじゃなかったっけ?

イヤだったのはやたら説明したがるのと(特に#3)、ボバもしゃべりすぎ(#2)、ライトセーバー作る職人がいたこと(#5)、スター・ウォーズっぽくないとこ(特に#4,6,8,9)

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tag : スターウォーズアニメーションDisney+TVシリーズ

8年のギャップ『ナビゲイター』

Flight of the Navigator
Flight of the Navigator(1986)111分

Flight of the Navigator監督:ランダル・クレイザー 脚本:マイケル・バートン、マット・マクマヌス
原案:マーク・H・ベイカー
撮影:ジェームズ・グレノン 音楽:アラン・シルヴェストリ
SFX:ピーター・ドーネン
出演:デビッド・フリーマン:ジョーイ・クレイマー、マックスの声:ポール・ルーベンス(大南宏)、ビル・フリーマン:クリフ・デ・ヤング、ヘレン・フリーマ:ヴェロニカ・カートライト(福満薫)、キャロリン:サラ・ジェシカ・パーカー(きむらゆり奈)、ジェフ・フリーマン(少年時):アルビ・ウィテカー(門田紗季)、ジェフ・フリーマン(青年時):マット・アドラー(吉川晋)、ファラデー博士:ハワード・ヘスマン(金成千洋)

大好きな映画の吹替版がプライムにあったので久々に観た。86年は『ショート・サーキット』『ダリル』『ティーン・ウルフ』『エイリアン2』と傑作揃い年。その最後に来たのが『ナビゲイター』。ディズニー映画だけど当時は東宝東和配給だった。ランバートことエロニカ・カートライトが出てる、めちゃくちゃ面白いSFアドベンチャーだった。

1978年のフリスビー犬大会で始まるのがうまい。フリスビーや飛行船がUFOを暗示してる。デビッド君の犬ブルーザーはフリスビーキャッチできない。森で気絶して目覚めると8年が過ぎてる。このギャップの描写が面白い。家族は引っ越しちゃってるし、『スタスキー&ハッチ』終わってるし、弟は年上でブルーザーはフリスビーをキャッチする。検査の為にNASAで軟禁されるんだけど、サラ・ジェシカ・パーカーのキャロリンとロボットのRALFを配置する気配りが嬉しい。デビッドがナビゲイターになったら人類未踏の冒険の始まり。東京にも行っちゃう。
Flight of the Navigator
日本人つーとカメラなんだね。マットライン出ちゃってる。背景どこだろう

目指すのはフォートローダーデールにある家。弟が屋根に登って花火で場所を知らせる。このときブルーザーもついてくるのがいい。花火を見てやっと家に辿り着くけど、帰るのはここじゃない!ってことで8年前にタイムトラベル。
Flight of the Navigator

船は原寸大とCGI。デザインはスティーブ・オースティン、スマートでカッコイイ。鏡面反射マッピングとトランスフォームはT-1000の5年前!飛行シーンはひたすら心地よい。ファイロン星のAI、トライマクシオン・ドローン・シップのマックス君、デビッド君の脳をスキャンして性格一変、マブダチになる。声はピーウィー・ハーマンのカメオ。

船内に宇宙生物がいっぱいいる。イマイチな出来のパペットたち。ピクサー・エリプティック星の生物がいる。偶然にも86年はジョブズがピクサーを設立した年だったりする。床に次元転移装置のシンボルがあってタイムトラベルを予感させる。とにかく細かいとこまで行き届いた傑作。

12歳でデビッド君を演じたジョーイ・クレイマーは、25年後の2011年に小切手を書き換えて、文書偽造で逮捕。2016年には銀行強盗で逮捕された。

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tag : Sci-Fi脱出宇宙船子供冒険NASAAI時間タイムトラベル

『ジェームズ・ボンドとして』

Being James Bond: The Daniel Craig Story
Being James Bond: The Daniel Craig Story(2021)111分

Being James Bond: The Daniel Craig Story監督:ベイリー・ウォルシュ
出演:ダニエル・クレイグ、マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ

ダニエル・クレイグとプロデューサーが振り返るクレイグ・ボンドの15年。クレイグってボンド役が発表されたとき、こんなにもディスられてたんだ。「救命胴衣を着た臆病者ボンド」には笑った。『カジノ・ロワイヤル』が公開されたら絶賛だったけど、その前に海から出てくるクレイグがパパラッチされて悪評がひっくり返って、なんじゃそれとw

ガンバレルの撮影で、カッコよく決めた後、OKが出たらスキップでハケるクレイグがイイ!ちなみにクレイグ・ボンドは『スカイフォール』が一番好き。

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tag : ドキュメンタリーメイキング

1889年の『ワイルド・ウエスト 復讐のバラード』

The Ballad of Lefty Brown
The Ballad of Lefty Brown(2017)111分

The Ballad of Lefty Brown監督・脚本:ジャレッド・モシェ
撮影:デヴィッド・マクファーランド 音楽:H・スコット・サリーナス
出演:レフティ・ブラウン:ビル・プルマン、ローラ・ジョンソン:キャシー・ベイカー、ジェームズ・ビアース知事:ジム・カヴィーゼル、フランク・バインズ:ジョー・アンダーソン、トム・ハーラー:トミー・フラナガン、エドワード・ジョンソン:ピーター・フォンダ

最初にコダックのロゴが出る。フィルム撮影なんだね。モンタナの大自然がむっちゃ美しい西部劇。劇場未公開だけど、いい映画だった。タイトルのレフティ・ブラウンが主人公の老カウボーイ。レフティの親友が暗殺されて犯人追跡。つかまえたんだけど、自分が犯人にされてちゃったってシンプルなドラマ。ビル・プルマンが演じるレフティがめっちゃいい!正直で義理堅く味わいがあるキャラクター。

昔は4人は友達だったのになー。それぞれ、ジム・カヴィーゼルは州知事、ピーター・フォンダは上院議員、トミー・フラナガンは連邦保安官に。レフティだけカウボーイのまま。権力を得てしまうと考え方の違いから友達じゃなくなってしまう。

tag : 西部劇殺し屋子供復讐暗殺ドラマ

『THE FLASH/フラッシュ』シーズン6

The Flash 6
The Flash(2019)シーズン6全19話

The Flash 6
出演:フラッシュ/バリー・アレン:グラント・ガスティン(福山潤)、アイリス・ウェスト・アレン:キャンディス・パットン(村中知)、シスコ・ラモン/ヴァイブ:カルロス・バルデス(藤田大助)、ケイトリン・スノー/キラーフロスト:ダニエル・パナベイカー( 行成とあ)、ナッシュ・ウェルズ:トム・キャヴァナー(宮本充)、ジョー・ウェスト:ジェシー・L・マーティン(山岸治雄)、セシル・ホートン:ダニエル・ニコレット(西川侑津佳)、ラルフ・ディブニー/エロンゲイテッドマン:ハートリー・ソーヤー(森田成一)、エヴァ・マカロック:エフラット・ドール、カミラ:ビクトリア・パーク(高橋雛子)、アレグラ・ガルシア:カイラ・コンプトン(安済知佳)、エスペランザ・ガルシア/ウルトラ・バイオレット:アレクサ・バラハス、デビッド・シン署長:パトリック・サボンギ、スー・ディアボン:ナタリー・ドレイファス(松井菜桜子)、ジョセフ・カーバー:エリック・ネニンジャー、ラムジー・ロッソ/ブラッドワーク:センディル・ラママーシー(村治学)

湿っぽいシーズンだった。アローバース最大のクロスオーバー「クライシス・オン・インフィニット・アース」をはさんでマルチバース崩壊。クライシス前はフラッシュが死に怯え、自分のいない世界をチームに託そうと考える。クライシス後はタイトルが新しくなった割に、スピードフォースを失って「僕のせいだ」と落ち込みまくる。なんか、ずーっとマイナスな感情で鬱。キャラが増えすぎたのか、シスコが抜けたりケイトリンが抜けたりジョーが抜けたりラルフが抜けたり。しかもコロナの影響で撮影中断、19話でシーズンファイナルになっちゃった。えらい中途半端なクリフハンガーで、最悪のシーズンだった。

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tag : フランチャイズSci-FiチームコミックヒーローTVシリーズ

『ヘッドハンター』

hHodejegerne
Hodejegerne(2011)100分

Hodejegerne監督:モルテン・ティルドゥム 脚本:ウルフ・リューベリ、ラーシュ・ギュドゥメスタッド
原作:ジョー・ネスボ「ヘッドハンターズ」
撮影:アナスタス・N・ミチョス 音楽:トロンド・ビャルクネス
出演:ロジャー:アクセル・ヘニー、クラス:ニコライ・コスター=ワルドー、ダイアナ:シヌーヴ・マコディ・ルンド、ロッテ:ユーリー・ウルゴード、オーヴェ:アイヴィン・サンデル

プライムで観たノルウェー映画。高評価だけあってまあまあ面白いクライムサスペンスだった。ロジャーはパスファインダー社でヘッドハンティングの仕事してて裏では絵画泥棒。証拠を残さず気付かれず手際よく盗む人。元HOTE社員のクラスをヘッドハンティング。これがジェイミー・ラニスター。クラスが所有したルーベンスを盗んで、逃げ回ることになる。逃げても居場所がバレバレで追っかけてくる。クラスはGPSの専門家。クラスを紹介したロッテにクラスの正体を聞かされて嵌られたとわかる。で、死んだと見せかけて逆襲する。ここからが真骨頂。

所有者が変わっていくベレッタ92、警察から奪ったグロック17、裏の相棒のミニウージー、この3つを細工して殺人現場を捏造するとこがヤマ。ボディカウント4人。ベレッタと弾が冷蔵庫に入れてあるのが生活感あってよかった。
Hodejegerne

奥さんの携帯電話、HOTE社のボールペン、GPS追跡用ジェル。ボディカウント7人。クラスの犬はドゴ・アルヘンティーノでノルウェーでは飼えない。

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tag : 強盗警察クライムスパイゴア

『パージ:エクスペリメント』

The First Purge
The First Purge(2018)97分

The First Purge監督:ジェラルド・マクムーリー 脚本:ジェームズ・デモナコ
撮影:アナスタス・N・ミチョス 音楽:ケヴィン・ラックス
VFX:スピンVFX
出演:ディミトリ:イラン・ノエル(竹田雅則)、ナイア:レックス・スコット・デイヴィス(山根舞)、イザヤ:ジョイバン・ウェイド(杉浦ジュリアン)、ルイーサ:ローレン・ヴェレス、メイ・アプデール博士:マリサ・トメイ(中村綾)、ジュアニ:メロニー・ディアス、フレディ - スティーヴ・ハリス(近藤浩徳)、スケルター:ロティミ・ポール

Netflixで観た『パージ』プリクエル。スタテンアイランドでのパージ検証実験。製作費は1作目の4倍。

実験を成功させるために、傭兵チームが投入されて、殺戮しまくり。こうなると頼りになるのは武装したギャングたち。がんばれギャング、島を守ってー!貧困層が住む巨大アパートを傭兵が急襲。部屋に隠れるナイアたち女子チーム。「防弾ベストを着てるはずだから足を狙って」侵入してきた傭兵を返り討ちにするシーンがよかった。ギャングのディミトリ
つええわ、傭兵を次々に仕留める。スケルターも潜んでて傭兵をザクザク始末してくれる。島を汚してると言われてたディミトリが島のヒーローになってよかったね。

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tag : サバイバル銃撃戦ある夜シリーズ傭兵NYスリラー

『侵入する男』

The Intruder
The Intruder(2019)102分

The Intruder監督:デオン・テイラー 脚本:デヴィッド・ロッカリー
撮影:ダニエル・パール 音楽:ジェフ・ザネリ
出演:スコット・ハワード:マイケル・イーリー(板倉光隆)、アニー・ハワード:ミーガン・グッド(うえだ星子)、マイク:ジョセフ・シコラ(森宮隆)、チャーリー・ペック:デニス・クエイド(てらそままさき)

Netflixで観た。日本は劇場未公開の良質侵入スリラー。侵入映画はサメ映画と同じくらい面白いジャンル。81年、全日にハンセンが乱入したとき、馬場は「人んちに入ってきてだな、テリーに手出したりされたんじゃたまったもんじゃない、そうでしょ?」って言ってた。

都会の夫婦が田舎の家を購入したら、いつものように怖い目にあう。これが家に憑いた悪霊とかでなく前オーナー。それがデニス・クエイドならなおさら怖い。『コールド・クリーク 過去を持つ家』(2003)では前オーナーのスティーブン・ドーフから購入したデニス・クエイドが怖がる方だったので逆パターン。

The Intruder
クエイドのサイコぶりが怖くてよかった。白いドアは、破って顔出すのは定番。「ここは俺の家だあーーーーーー!」ラスト、アニーが911に電話して「夫が侵入者を銃で撃ったの」って伝えてからスコットがズドーン!

恐怖アイテムはキツネノテブクロ、タバコ、ショットガン。

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tag : スリラー

『空手バカ一代』

空手バカ一代
空手バカ一代(1977)91分

空手バカ一代監督:山口和彦 脚本:掛礼昌裕
原作:梶原一騎、影丸譲也
撮影:中島芳男 音楽:鏑木創
出演:大山倍達:千葉真一、麗子:夏樹陽子、グレート山下:室田日出男、与那島剛造:石橋雅史、劉鳳厳:内田朝雄、滝村:志賀勝、湖城:中田博久、トッド若松:南利明、カズオ:高橋仁、ディック・モーガン:リップ・タイラー、レッド・タイガー:エディ・サリバン、トミー・ロジャース:鶴見五郎、アーム・ストロング:スネーク奄美、ザ・ミステリーマン:米村勉、レフェリー:ミスター珍、藤田修造:本郷功次郎

YouTubeで見た、冒頭から道場破りの長回しアクション。千葉真一vs石橋雅史は迫力あった。キャメラワークもかっこええ。金に困ったマス大山はトッド若松にスカウトされてアメリカへ。沖縄だけど。
空手バカ一代
千葉真一は極真四段、石橋雅史は極真七段。実は大山道場の同門対決

グレート東郷の室田日出男が体型は違うけどピッタリ。ヤクザみたいな遠藤幸吉は柔道黒帯の本郷功次郎、違和感なし。試合の相手は国際プロレスに来日中だったエディ・サリバンとリップ・タイラー。レフェリーはミスター珍。スネーク奄美、米村勉、鶴見五郎も参戦。得意のブック破りで沖縄ヤクザの恨みを買う。

ここから話はおかしな方向に。マス大山はちびっこギャングのリーダーになって、結核の姉ちゃんを助ける話に。ペニシリンを買うために、八百長試合に出してもらうが、またしてもブック破り。姉ちゃんは拷問で虫の息。東郷も銃で撃たれ、大山と遠藤は敵のアジトに乗り込む。待ってたのは石橋雅史とのリマッチ。さらにラスボス戦は内田朝雄と鏡の部屋で『燃えよドラゴン』(1973)だったー。

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tag : 実話アクション昭和拷問シリーズ格闘プロレス伝記

『シューマッハ』

Schumacher
Schumacher(2021)112分

Schumacher監督・脚本:ハンス・ブルーノ・コマートン、バネッサ・ノッカー、マイケル・ウェック
音楽:ペーター・ヒンデルトゥール、クリスチャン・ウィルケンズ
出演:ロス・ブラウン、フラビオ・ブリアトーレ、ルカ・ディ・モンテゼモロ、デビッド・クルサード、バーニー・エクレストン、ピエロ・フェラーリ、デイモン・ヒル、ミカ・ハッキネン、エディ・アーバイン、ミック・シューマッハ、ラルフ・シューマッハ、ジャン・トッド、セバスチャン・ベッテル、マーク・ウェバー、コリーン・シューマッハ、ミハエルシューマッハ(アーカイブ映像)

シューマッハの伝記ドキュメンタリー。亡くなったわけじゃないから!懐かしい映像の数々にあったあったと。セナの怒りを買い、ヴィルヌーヴに負け、ミカに負け。ベネトン時代の快進撃。94年のイモラ、シューの前を走るセナがタンブレロでクラッシュ。これは何度見ても泣けちゃう。そしてフェラーリ時代のどん底。98年の雨のスパで、周回遅れのクルサードにシューが追突した事故。クルサード曰く「君だってミスしたことはあるだろ?」シューはしばらく考えて「ない!」だって。

ハイライトは2000年の鈴鹿!シューがフェラーリでワールドチャンピオンになったレース。アンダーカットでミカの前に出てフィニッシュ。あの瞬間、自分の席がフェラーリのピット前だったし、喜びを分かち合ったのが思い出される!あんなに感動したことはなかった。最後にシュー家族が思い出を語るんだが、、、、コリーン夫人、太ったなあw。現在のシューマッハ、ちょっとでもいいから見せてほしかった。

Schumacher"
懐かしい人たちのコメント。フラビオ・ブリアトーレ、エクレストン、ロス・ブラウン、ジャン・トッド、モンテゼモロ、

Schumacher
懐かしいドライバーのコメント。ヒル、ミカ、アーバイン、クルサード、ウェバー、ラルフ、セブ

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tag : レースドキュメンタリーNetflix

2023年の『パージ:アナーキー』

The Purge: Anarchy
The Purge: Anarchy(2014)103分

The Purge: Anarchy監督・脚本:ジェームズ・デモナコ
撮影:ジャック・ジョフレ 音楽:ネイサン・ホワイトヘッド
VFX:メソッド・スタジオ
出演:レオ・バーンズ:フランク・グリロ(咲野俊介)、エヴァ・サンチェス:カーメン・イジョゴ(斎藤恵理)、シェーン: ザック・ギルフォード(四宮豪)、リズ - キエレ:サンチェス(坂井恭子)、カリ:ゾーイ・ソウル(合田絵利)、カルメロ:マイケル・K・ウィリアムズ)

Netflixで観た2作目。前作の室内戦から市街戦に拡大して製作費は3倍に。さあ、今年も3月21日がやってきたぞー。夜のLAを舞台にしたサバイバル・アクションで、これはこれで面白かった。メインは富裕層一家から低所得者のママと娘になって狩られやすくなってる。ジイちゃんは身売りして獲物になりに行く。10万ドルはおっきいね。でもこんなジイさん殺して楽しいか?もっと大金持ちはもっと盛大な殺戮イベントやってるよ。

パージャーの殺戮集団、低所得者を狩るゲームをする金持ち層、反パージ軍、3つの武装勢力が殺しまくる。ボディカウントは65。パージ大会で司会者がモーゼルのエリートSSX二連ショットガンってのを勧めてた。使ってる人いなかったけど実在するんか?

パージで禁止されてるクラス4の武器ってC4、手榴弾、ダイナマイトなどの爆発物。重機関銃や火炎放射器は使える。

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tag : アクションスリラーある夜続編シリーズサバイバルLA復讐

2022年の『パージ』

The Purge
The Purge(2013)85分

The Purge監督・脚本:ジェームズ・デモナコ
撮影:ジャック・ヨーフレット 音楽:ネイサン・ホワイトヘッド
VFX:メソッド・スタジオ
出演:ジェームズ・サンディン:イーサン・ホーク(楠大典)、メアリー・サンディン:レナ・ヘディ(本田貴子)、チャーリー・サンディン:マックス・バークホルダー(林勇)、ゾーイ・サンディン:アデレイド・ケイン(嶋村侑)、血まみれの訪問者:エドウィン・ホッジ(杉村憲司)、パージャーのリーダー:リース・ウェイクフィールド、ヘンリー:トニー・オーラー

Netflixで観た。どこがホラーだよ?低予算なりに面白かったアクション・スリラー。ウチに血まみれホームレス入れちゃって、追ってきた武装殺戮集団まで侵入してくるわ、ご近所さんはやってくるわで、殺し合い。自分ちで銃撃戦!パパはトーラス・レイジングブルを息子に渡して、サイドアームはキンバー・ウォリアー。ママはルガーKP95。

娘と父親のピリピリした感じ、二重のツイスト。血まみれホームレス、たまに忘れるけど、いいとこで出てくるw。ご近所さんとは気まずい1年になりそう。

バジェットは300万ドル。パパはイーサン・ホーク、ギャラは3000ドル+歩合。ママはサーセイ・ラニスターとゆーか、サラ・コナーなので負ける気がしない。

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tag : アクションスリラー低予算家族ツイストある夜シリーズ

1941年の『アヴリルと奇妙な世界』

Avril et le monde truqué
Avril et le monde truqué(2015)106分

Avril et le monde truqué監督:クリスチャン・デスマール、フランク・エキンジ 脚本:フランク・エキンジ、バンジャミン・ルグラン
キャラクター原案:ジャック・タルディ
キャラクターデザイン:ベンジャミン・ルグラン
作画監督:ニコラ・ルメイ 音楽:ヴァランタン・アジャジ
出演:アヴリル/ エイプリル・フランクリン:マリオン・コティヤール(山田麻莉奈)、ダーウィン:フィリップ・カテリーヌ(松嶋潤)、プロスパー・”ポップス”・フランクリン:ジャン・ロシュフォール(藤原満)、ポール・フランクリン:オリヴィエ・グルメ(ともいちろー)、アネット・フランクリン:マーシャ・グレノン(道井悠)、ジュリアス:マルク・アンドレ・グロンダン(バレッタ裕)、ガスパール・ピゾーニ警部:ブーリ・ランネール(岩田安宣)、シモーネ:アンヌ・コエサンス、ロドリゲ:ブノワ・ブリエール

プライムで観た。フランス、カナダ、ベルギー合作の劇場用2Dアニメーション。製作費12億円の大作SFスチームパンク冒険活劇。アヌシー2015で長編部門グランプリ。普仏戦争が回避された時間線で、科学者たちが失踪し、エネルギーは蒸気止まりの「What If」世界。ジャック・タルディ風のキャラデも、作画もメカも美術も全部好み。線も太くて気持ちイイ。特にスチームパンクの世界ではメカの存在感がモノを言う。宮崎さんテイストも濃い。

Avril
作画はアナログ調でTVPaintかと思ったけど、ToonBoom Harmonyだった。

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tag : アニメーションSci-Fi救出脱出冒険家族

1999年の『凶悪』

The Devil's Path
凶悪(2013)128分

凶悪監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌
原作:新潮45編集部編「凶悪 -ある死刑囚の告発-」
撮影:灰原隆裕 音楽:安川午朗
出演:藤井修一:山田孝之、須藤純次:ピエール瀧、木村孝雄:リリー・フランキー、藤井洋子:池脇千鶴、藤井和子:吉村実子、五十嵐邦之: 小林且弥、日野佳政:斉藤悠、佐々木賢一:米村亮太朗、福森孝:九十九一、森田幸司:外波山文明、牛場悟:ジジ・ぶぅ、芝川理恵:村岡希美

孤狼の血』から白石和彌つながりで、Netflixで観た。見応えあった。リリー・フランキーの先生、ピエール瀧のヤクザ、山田孝之の記者、3人とも生々しかった。記者が先生の事務所を訪れたとき、内側から撮ったショットに「アレ?」って思ったんだけど、窓ガラス越しに過去に遡る仕組みだったとは!

この映画で笑うのは悪人だけ。イキイキしてる。一方、カタギはみんな重苦しく、笑わず、疲れてる。日立市ウォッカ事件が一番スゴかったなー。ジジイにスタンガン、楽しそうだった。

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tag : 実話ミステリークライム復讐極道

1988年の『孤狼の血』

孤狼の血
孤狼の血(2018)125分

孤狼の血監督:白石和彌 脚本:池上純哉
原作:柚月裕子「孤狼の血」
撮影:灰原隆裕 音楽:安川午朗
出演:大上章吾:役所広司、日岡秀一:松坂桃李、高木里佳子:真木よう子、吉田滋:音尾琢真、早稲二郎:駿河太郎、永川恭二:中村倫也、岡田桃子:阿部純子、備前芳樹:野中隆光、高坂隆文:中村獅童、野崎康介:竹野内豊、加古村猛:嶋田久作、苗代広行:勝矢、菊地:さいねい龍二、上早稲潤子:MEGUMI、尾谷憲次:伊吹吾郎、嵯峨大輔:滝藤賢一、友竹啓二:矢島健一、土井秀雄:田口トモロヲ、瀧井銀次:ピエール瀧、五十子正平:石橋蓮司、一ノ瀬守孝:江口洋介

Netflixで観た。いやー、面白かった!三角マークに相応しいヤクザ映画!ええ脚本だわー。サブプロットの14年前の事件、薬屋の美人局。ジッポーやスクラップブック。映画もすごく綿密に丁寧に作られてた。途中で善悪がひっくり返るのがいい。『県警対組織暴力』から25年、節目だねー。

役所広司のガミさんがすごくよかった。「警察は何やってもええんじゃ」たしかにヤクザより怖い!鬼畜かと思ったらその裏でカタギへの思いやりもあって。加古村組と尾谷組の抗争、尾谷組対五十子会、広島県警上層部の腐敗。監視日誌の添削の最後、「ようやったのう ほめちゃるわ」泣けるわ。日岡は成長した。狼ジッポー欲しくなった。続編気になる。

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tag : クライム警察昭和拷問ミステリー極道

『ケイト』

Kate
Kate(2021)106分

Kate監督:セドリック・ニコラス=トロイアン 脚本:ウマイル・アリーム
撮影:ライル・ヴィンセント 音楽:ネイサン・バー
VFX:ミスターX
出演:ケイト:メアリー・エリザベス・ウィンステッド(本田貴子)、アニ:ミク・マーティノー(野々村真白)、ヴァリック:ウディ・ハレルソン(内田直哉)、ジェームズ:ミキール・ハースマン(阪口周平)、蓮司:浅野忠信(鶴岡聡)、木嶋:國村隼(國村隼)、ジョウジマ:MIYAVI(MIYAVI)、シンゾウ:田邊和也(田邊和也)

Netflix映画。オリジナル言語だと日本人俳優以外はヘンな日本語で楽しかったり不快だったりするので吹替えで。毒を盛られて余命1日の女殺し屋が死ぬ前に復讐する一夜ものアクション!『都会の牙』+『カイト』+『WASABI』ってとこ。ありがちだけど好みの映画。発端は大阪だけど、メインの話は東京で展開。六本木、渋谷、新宿、全部ナイトシーン。銀座通りでカーチェイスもある。ノワールぽい東京。路地はバンコク?最後の晩餐、夜の星空、閉じたシェルター、人間みたい、サマーパラダイス、店名いろいろ。壁には「舐めんじゃねえぞ」「口裂け女が来た」室内はLAのセット撮影。

六本木のマンションでジョウジマが見てるのは『宇宙からのメッセージ 銀河大戦』(1978)、若い頃の真田広之。
Kate
必要なものはローソンで調達。アクションが『ジョン・ウィック』『アトミック・ブロンド』の系統でがんばってた。銃撃戦にナイフ戦、料亭やマンションでの室内戦。とにかく痛そう!
Kate
背後から襲ってきたヤクザを指切って逃げて顎からナイフ刺すのが好き。銃で脛を撃つのもよかった。

アニ役の子は日系カナダ人であんましかわいくないし日本語はうまくない。メアリー・エリザベス・ウィンステッドはカッコイイ!満身創痍で死ぬ前に復讐!

Kate
映画は「バーニラバニラバーニラ求人、バーニラバニラで高収入〜」で始まる!エンドタイトルによると「バニラ求人テーマソング」って言うらしい。大阪でも走ってるんか?このトラックが実は・・・


Kate
みんな大好きブーンブーンレモン!

Kate
「組長になりてえか、かかってこい」國村組長かっけえ〜

Kate
満身創痍でケリをつける!ラストバトルでマンションに乗り込んでいくのがカッコいい。

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tag : Netflix殺し屋アクション復讐日本銃撃戦チェイスバイオレンスある夜極道

奇習『ミッドサマー』歓迎

Midsommar
Midsommar(2019)147分

Midsommar監督・脚本:アリ・アスター
撮影:パヴェウ・ポゴジェルスキ 音楽:ボビー・クーリック
出演:ダニー・アーダー:フローレンス・ピュー(井上麻里奈)、クリスチャン・ヒューズ:ジャック・レイナー(前野智昭)、ジョシュ:ウィリアム・ジャクソン・ハーパー(濱野大輝)、マーク:ウィル・ポールター(沢城千春)、ペレ:ヴィルヘルム・ブロングレン(落合福嗣)、サイモン:アーチー・マデクウィ(三瓶雄樹)、コニー:エローラ・トルキア(丸山ナオミ)

Netflixで観た。長尺だけど、飽きなかった。アリ・アスターって『ヘレディタリー/継承』もそうだったけど、カルトなギャグ好きだねえ。ホラー、なの?まったく怖くはないけど、ブラックコメディとして楽しめた。スウェーデンのホルガ村。90年に1度のお祭りだもの、そりゃ見たいよ。

ホルガ村のウェブサイト:Welcome to Hårga

『ウィッカーマン』は田舎の奇習ホラーとしてうすら怖かったけど、リメイク版はお笑い映画として面白かったのに似てる。明るくて陽気だからかな。芸人が出演してないものの、『モンティパイソン』『ごっつええ感じ』みたいなノリのテイスト。フリがあったら期待通りのオチにつながるけど、もうひと押しがあって。木にオシッコしたらめっちゃ反感買うとか。陰毛食わせたり、ニコラス・ケイジみたいなクマさんにしたり。特に毒霧を浴びたクリスチャンの儀式シーンがオモロイ。ケツ押されとるしwそれを見たダニーがパニック発作になって村人が真似するとか笑える。

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tag : ホラーコメディゴアオマージュ

『レディ・ガイ』吹替版

The Assignment
The Assignment(2016)95分

The Assignment監督:ウォルター・ヒル 脚本:ウォルター・ヒル、デニス・ハミル
原作:デニス・ハミル、ウォルター・ヒル「Tomboy」
撮影:ジェームズ・リストン 音楽:ラネイ・ショックニー
出演:フランク・キッチン:ミシェル・ロドリゲス(朴璐美)、レイチェル・ジェーン医師:シガニー・ウィーバー(高島雅羅)、ラルフ・ガレン医師:トニー・シャルーブ(宗矢樹頼)、オネスト・ジョン:ジョン - アンソニー・ラパーリア(尾花かんじ)、ジョニー:ケイトリン・ジェラード(岡田恵)

Netflixで観た。3年前に劇場で観てるんだけど、吹替えが気になって観た。殺し屋のMロドが復讐されて女にされちゃう。それで手術したシガニー・ウィーバーを探し当てて復讐する。『ジョニー・ハンサム』の拡張版。Mロドは16年ぶりの主役。『Revenger』は仏題で、米題『The Assignment』、英題は原作コミックと同じ『TOM BOY』。

The Assignment
朴璐美がダミ声でしゃべったりして男っぽく演じてた。性別適合手術前は男で、Mロドはポコチンぶら下げて、ヒゲを蓄えてるんだが、特殊メイクでもーちょっと男っぽい顔立ちにならんものか?手術後にまず乳触るのは『転校生』の小林聡美を思い出した。乳は小林聡美同様、Mロドの自前。

The Assignment
シーン尻でコミック調になる。ガイ・リッチーがよくやるやつだけど、絵がヘタなんだな、写真のトレスで。

The Assignment
殺し屋には犬が相応しい。やっぱり定番はピットブル。名前はポンチョ、おとなしい。

The Assignment
A .45 always tells the truth. You can use it for good oe bad... But a .45 never lies.
45口径は常に真実を語る。あなたはそれを善にも悪にも使える。だが45口径は決して嘘をつかない。

The Assignment
ビデオカメラにM1911を向けると銃口の中に銃口が。エアガンってバラシてどーするw

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tag : 殺し屋コミックアクション復讐低予算病院

ベルモンド

Belmondo.jpg
70年代の山田康雄がアテてた頃の映画はだいたいTVで観たなあ。『勝手にしやがれ』だけはLD買って観たけど、ジーン・セバーグばっかしに目がいってしまった。RIP.

Jean-Paul Belmondo
1933.4.9 - 2021.9.6

tag : 訃報俳優

『SAS:反逆のブラックスワン』

SAS: Rise of the Black Swan
SAS: Rise of the Black Swan(2021)123分

SAS: Rise of the Black Swan監督:マグナス・マーテンス 脚本:ローレンス・マルキン
原作:アンディ・マクナブ「SAS: Red Notice」
撮影:ニック・レミー・マシューズ 音楽:ベンジ・メリソン
出演:トム・バッキンガム:サム・ヒューアン(阪口周平)、ソフィ・ハート:ハナ・ジョン=カーメン(松井茜)、グレース・ルイス:ルビー・ローズ(志田有彩)、ジョージ・クレメンツ:アンディ・サーキス(仲野裕)、デクラン・スミス:トム・ホッパー (辻井健吾)、ウィリアム・ルイス:トム・ウィルキンソン(立川三貴)、ビセット少佐:ノエル・クラーク、アトウッド首相:レイ・パンサキ

Netflix映画。英仏海峡トンネル内でユーロスターが傭兵部隊にハイジャックされる。アンディ・マクナブが原作なんだけど、SASの作戦がメインじゃなく、列車内に居合わせた隊員トムの単独活躍がメインなので『暴走特急』(1995)みたいな感じ。

敵のリーダー、グレースの冷酷ぶりが最後に生かされず、トムの彼女を殺さない。トムに追い詰められ、戦いを挑むのも無理がある。相手はSASだぞ。トム「お前は私と同じ。愛を知らない」と言われて殺すのをためらうので、ありがちなボスは生かして法廷でってパターンかと思ったら、あっさり殺したw

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tag : NetflixSASロンドン鉄道テロ傭兵

『キラー・ドール』

Killer Under the Bed
Killer Under the Bed(2018)90分

Killer Under the Bed監督:ジェフ・ヘア 脚本:ブライアン・ディック
原案:ブライアン・ディック、ケン・サンダース
撮影:ブラッド・ラッシング 音楽:ケヴィン・ブルーメンフェルド
出演:サラ:クリスティ・スワンソン、キリー:ブレック・バッシンガー、クリシー:マディソン・ロウラー、マッケイブ先生:クリス・プラスカス、ティナ:アシュリー・ファス、ライダー医師:クリスティン・キャリー

Netflixで観た。引越し先の倉庫でブードゥー人形を見つけるキリー。相手の私物をピンで刺して願うやつ。TVムービーっぽい編集。なんだよここでCMみたいなツナギ。人形がちゃっちい。

人形ホラーあるあるはいくつか取り入れてるけどそんだけ。最初のうちはちょっと懲らしめてやれって気分だったけど、勝手にエスカレートして、人間に憑依したり、人形自身が襲って来たり。でも人形がチャチだから怖くない。
Killer Under the Bed

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tag : ホラー家族

『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)』

The Meyerowitz Stories (New and Selected)
The Meyerowitz Stories (New and Selected)(2017)110分

The Meyerowitz Stories (New and Selected)監督・脚本:ノア・バームバック
撮影:ロビー・ライアン 音楽:ランディ・ニューマン
出演:ダニー・マイヤーウィッツ:アダム・サンドラー(森川智之)、イライザ:グレイス・ヴァン・パタン(清水理沙)、ハロルド・マイヤーウィッツ:ダスティン・ホフマン(羽佐間道夫)、モリーン:エマ・トンプソン(幸田直子)、ジーン・マイヤーウィッツ:エリザベス・マーヴェル(斎藤恵理)、マシュー・マイヤーウィッツ:ベン・スティラー(落合弘治)、ジュリア:キャンディス・バーゲン (久保田民絵)、L・J・シャピロ:ジャド・ハーシュ (清川元夢)、ロレッタ・シャピロ:レベッカ・ミラー (加藤有生子)、ソーニ医師:サキナ・ジャフリー(佐藤しのぶ)、パム:ガイル・ランキン(保澄しのぶ)、マーカス:ダニー・フラハティ(下川涼)、ジェームズ:ロナルド・ピート(田所陽向)、グレン:デヴィッド・クロマー(志賀麻登佳)、ランディ:アダム・ドライバー(藤翔平)、ゲイブ:マシュー・シアー(佐々木啓夫)、トニー:(種市桃子)、ビクトリア:(櫻庭有紗)、ゴンザレス医師:(宮本誉之)、ポール:(堀越富三郎)、ロビン:(矢野智也)、看護師:マイケル・チャーナス、シガニー・ウィーバー:シガニー・ウィーバー(幸田直子)

Netflixで観た。家族の話で面白かった。豪華キャストによるテンポいい会話のアンサンブル劇。元彫刻家のダスティン・ホフマンの父親を中心に疎遠だった家族が確執を乗り越えてまとまってく。ストーリーの起伏が激しくて飽きない。

偏屈なダスティン・ホフマンは3番目の妻エマ・トンプソンと暮らしてる。2番目の妻キャンディス・バーゲンとの息子がベン・スティラーで芸術の道に進まずビジネスマンとして成功。最初の妻との子供がアダム・サンドラーとエリザベス・マーヴェルで、父親に愛されなかった。

アダム・サンドラーの娘は大学で映画を学んでて作る作品はトンデモねえw シガニー・ウィーバーは本人役。特に腹違いの兄弟、サンドラーとスティラーのやりとりは絶妙でオモロかった。担当医や看護師がコロコロ変わる病院も困るねw

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tag : Netflixコメディ家族ドラマNYアンサンブル兄弟

『スペル』

Spell
Spell(2020)92分

Spell監督:マーク・トンデライ 脚本:カート・ウィマー
撮影:ジャック・ジューフレ 音楽:アドリアーノ・アポンテ
出演:マーキー:オマリ・ハードウィック(楠大典)、エロイーズ:ロレッタ・デヴァイン(くじら)、ヴィオラ・ウッズ:ロレイン・バローズ(斉藤貴美子)、アール:ジョン・ビーズリー(斎藤志郎)、サムサラ・ウッズ:ハナー・ゴネラ(金田愛)、タイドン・ウッズ:カリファ・バートン(小泉隼人)、保安官:ツミショ・マーシャ(矢野智也)

Netflixで吹替えで観た。『リベリオン』のカート・ウィマー脚本の田舎ホラー。事故で重傷を追った男が監禁されてオバハンに世話されるって『ミザリー』と同じ。オバハンの吹替えのくじらで役創りが超うまい。オバハンが呪術師で集落全体が邪悪なカルト。包帯とったら足に杭を打ち込まれて歩けなくされてて、これが痛そうだった。オバハンおらん間に引っこ抜く!これで少しは歩きやすくなった。オバハン帰って来て、杭を足に戻す。これまた痛そう!

ブーギティって人形で呪いをかけられ、人を食わせられ。ブーギティって人形で呪いをかけられ、人を食わせられ、心臓をとられる前に脱出して家族の呪いを解いて、逃げる前に復讐じゃ、死ね!ボディカウントは4人。

アパラチアに里帰り。でも飛行機が落雷で墜落しちゃう。
Spell

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tag : ホラー脱出航空機復讐救出

『ワンダーウーマン 1984』吹替版

WW84
Wonder Woman 1984(2020)151分

Wonder Woman 1984監督:パティ・ジェンキンス 脚本:パティ・ジェンキンス、ジェフ・ジョンズ、デヴィッド・キャラハム
キャラクター:ウィリアム・モールトン・マーストン 原作:DCコミックス
撮影:マシュー・ジェンセン 音楽:ハンス・ジマー
VFX:DNEG、MPC、フレームストア、メソッド・スタジオ
出演:ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン:ガル・ガドット(甲斐田裕子)、スティーブ・トレバー:クリス・パイン(小野大輔)、バーバラ・ミネルバ / チーター:クリステン・ウィグ(落合るみ)、マックスウェル・ロード:ペドロ・パスカル(堀内賢雄)、アンティオペ将軍:ロビン・ライト(深見梨加)、ヒッポリタ女王:コニー・ニールセン(榊原良子)、アメリカ合衆国大統領:スチュワート・ミリガン(玉野井直樹)、アステリア:リンダ・カーター(一城みゆ希)

嫌いなとこはわかってるし、好きなとこもいくつかあったし、1作目よりはずっとよかったので、もっかい観てもいいかなと、吹替えで観た。

WW84
アステリアの伝説、劇場で観たときは気づかなかったけど、リンダ・カーターなんだな。

この渋谷、1984年じゃなーい。ガストもTSUTAYAも90年代。
WW84


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tag : DCEU続編コミックアクションヒーロー1980s航空機チェイス

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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