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1943年の『零戦黒雲一家』

零戦黒雲一家
零戦黒雲一家(1962)110分

零戦黒雲一家監督:舛田利雄 脚本:星川清司、舛田利雄
原作:萱沼洋『ゼロ戦黒雲一家』
撮影:山崎善弘 音楽:佐藤勝
製作:日活
出演:谷村中尉:石原裕次郎、八雲飛行兵曹:二谷英明、ヨカレン:浜田光夫、海野設営隊長:大坂志郎、平岩奈美:渡辺美佐子、大学:近藤宏、鉄砲勘太:内田良平、タワーズ中尉:ジャック・セラー、加藤艦長:芦田伸介、南洋ゴロ:井上昭文、ドモ久:高品格、朝鮮人:郷鍈治、放れ駒:草薙幸二郎、少年ロロ:小林志津雄

APVで観た。1943年、バラレ島基地は軍規違反者の掃き溜めになってて、士気のない役立たず兵しかいない。ここに石原裕次郎の熱血隊長が着任してくる。裕次郎は隊長らしさを発揮してならず者をまとめて敵の来襲に備える。

二谷英明はならず者のリーダー的存在で、裕次郎との確執は友情にまで発展。「死ぬときは俺が言う!今じゃない!」ドラマ部分はどうにも弱い気がするけど、見どころはラスト30分のバトル。日米の航空機は実機ですごい迫力。1つのフレームに低空を飛ぶネプチューンと地上の兵と爆発を収めてる。空撮もたっぷり。P-51と零戦のドッグファイトはミニチュア。潜水艦は本物!
「隊長、戦争のない世の中に生まれ変わりましょうや」
「ようそろ!」

零戦黒雲一家
海自のロッキードP2V-7ネプチューンの離陸から始まる。アバンはその飛行。海自が全面協力してて、実機の迫力が堪能できる。

零戦黒雲一家
零戦役は練習機ノースアメリカンT-6 テキサン。『トラトラトラ!』と同じ。

零戦黒雲一家
実機と俳優と特効とキャメラのコンビネーション。伊号潜水艦役は海自のくろしお。艦長は芦田伸介。その上空を掠め飛ぶネプチューン。

零戦黒雲一家
アバンタイトルから有楽町付近の空撮。右に旧日劇、中央下の丸い建物は旧日比谷映画劇場。てことはその左は宝塚劇場。新幹線開業の2年前。

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tag : WWII航空機昭和脱出潜水艦特撮

1980年の『闇はささやく』

Things Heard & Seen
Things Heard & Seen(2021)121分

Things Heard & Seen監督:ロバート・プルチーニ、シャリ・スプリンガー・バーマン 脚本:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
原作:エリザベス・ブランデージ『全てのものは現れるのをやめる』
撮影:ラリー・スミス 音楽:ピーター・レイバーン
製作:ライクリー・ストーリー
出演:キャサリン:アマンダ・セイフライド(小島幸子)、ジョージ:ジェームズ・ノートン(小松史法)、フロイド:F・マーレイエイブラハム(神戸光歩)、ジャスティン: レイ・シーホーン(藤貴子)、メア:カレン・アレン(土井美加)、トラヴィス:マイケル・オキーフ(浦山迅)、ウィリス:ナタリア・ダイアー(Lynn)、フラニー:アナ・フィア・ヘーガー(本保桂音)、エディ:アレックス・ニューステッター(岩中睦樹)、ブラム:ジェームズ・アーバニアク、コール:ジャック・ゴア

Netflix映画。アマンダ・セイフライドで家ものホラー、ちょっと期待しちゃう。夫婦と幼い娘が田舎の一軒家に引っ越してくる。家族構成から『シャイニング』パターン。アマンダちゃんの目のでかさはシェリー・デュバルに負けてない。その家は曰く付きで、超常現象が起こる。って、フォーマット通り!原作小説あるけど、よくあるやつ。

パパさん、憑依されるんかと思いきや、化けの皮が剥がれるだけ。ウソ言うと置物がバーン!なんじゃそら。不審に思ったアマンダちゃんは家について調べたり、交霊会したり。1980年の話なので大島てるどころかインターネットもない。ありきたりで怖くないし、結末も呆れる。F・マーレイ・エイブラハムやカレン・アレンが出てるんだけどなー。

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tag : Netflixホラー超常現象幽霊1980s

半年後の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

The Falcon and the Winter Soldier
The Falcon and the Winter Soldier(2021)全6話

The Falcon and the Winter Soldier原案・ショーランナー:マルコム・スペルマン
監督:カリ・スコグランド 脚本:マルコム・スペルマン 、デレク・コルスタッド
撮影:P.J.ディロン 音楽:ヘンリー・ジャックマン
VFX:メソッド・スタジオ
出演:サム・ウィルソン:アンソニー・マッキー(濱野大輝)、バッキー・バーンズ:セバスチャン・スタン(白石充)、ヘルムート・ジモ:ダニエル・ブリュール(内田夕夜)、シャロン・カーター:エミリー・ヴァンキャンプ(御沓優子)、カーリ・モーゲンソウ:エリン・ケリーマ(神戸光歩)、ドヴィッチ: デズモンド・チアム(福田賢二)、ジョン・ウォーカー:ワイアット・ラッセル(鈴木達央)、イザイア・ブラッドレー:カール・ランブリー(宝亀克寿)、アヨ:フローレンス・カサンバ(織部ゆかり)、ローディ:ドン・チードル(目黒光祐)

キャップから直接盾を受け継いだサムが2代目キャップになるかと思ったら、あっさり盾を手放してびっくり。黒人ヒーローの壁なんだな。サムもバッキーもスティーブの親友だけど、サムとバッキーは親友にはなれないだろう。戦う相手はフラッグスマッシャーズ。このミニシリーズ、『キャプテン・アメリカ』のスピン・オフだけど、MCU的にはなくていい。

うーん、マーベル・テレビジョンが製作してたNetflixやABCのMCUドラマは制約内で工夫もしてて十分面白かったのに、、、『ワンダヴィジョン』もそうだったけど、スケールでかいだけでつまらん。それは、ケヴィン・ファイギが関わるドラマって1本の大作映画を分割したようなもんだからじゃないかと。マーベル・テレビジョンを復活させて任せればいいいのに。

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tag : コミックMCUDisney+フランチャイズTVシリーズテロ続編スピンオフ

『マックス2:ホワイトハウス・ヒーロー』

Max 2: White House Hero
Max 2: White House Hero(2017)85分

Max 2: White House Hero監督:ブライアン・レヴァント 脚本:スティーヴン・アルティエレ
撮影:ジャン・キーサー 音楽:ランディ・エデルマン
出演:TJ:ゼイン・オースティン、アレックス:フランチェスカ・カパルディ、ベネット大統領:ロックリン・マンロー、ブラゴフ大統領:アンドリュー・カヴァダス、ソーン護衛官:リース・アレクサンダー、ベネット夫人:キャリー・ゲンゼル、クープ:ブラッドリー・ストライカー

アマゾンプライムで見た。前作は軍用犬のPTSD問題を扱った感動ドラマだったけど、今回はまったく関係なく、お子様ムービーでがっかり。ベルジアン・マリノアのマックスも子供の添え物で、活躍にリアリティはない。最初の30分はホワイトハウスで後はキャンプ・デービッド。TJはiPad mini持ってた。

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tag : シークレットサービスApple

1833年の『斬る』

Kill
斬る(1968)114分

Kill監督:岡本喜八 脚本:岡本喜八、村尾昭
原案:山本周五郎『砦山の十七日』 製作:田中友幸
撮影:西垣六郎 音楽:佐藤勝
出演:弥源太:仲代達矢、半次郎:高橋悦史、哲太郎:中村敦夫、紋之助:久保明、大次郎:久野征四郎、孫兵衛:中丸忠雄、功之助:橋本功、伝蔵:浜田晃、弥平次:地井武男、新六:土屋嘉男、千乃:星由里子、十郎太:岸田森、道信和尚:今福正雄、武助:樋浦勉、溝口:香川良介、鮎沢:神山繁、兵庫:東野英治郎、金三郎:黒部進、源太夫:天本英世、よう:田村奈巳、トミ:鈴木えみ子

Netflixで観た。英題は『Kill』なんだね、なるほどなー。侍に嫌気がさした仲代達矢と百姓に嫌気がさした高橋悦史。砦山の中村敦夫以下七人に向けられた討手は銃武装した藩士たちと岸田森率いる賞金稼ぎの浪人。仲代は七人に、高橋は賞金稼ぎにつく。面白かったー。飄々としてめっぽう強い仲代達矢と高橋悦史が面白い。岸田森カッコイイ。仲代達矢との会話が認め合った同士って感じ。
「妙だな、どういう加減か、刀を抜く気になれそうもない」
「私もだ。考えてみると、どっちが斬っても斬られても、ひどく後味が悪い気がするな」

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tag : 時代劇コメディスナイパーアクション賞金稼ぎ裏切り拷問チャンバラ

『キングコングの逆襲』

キングコングの逆襲
King Kong Escapes(1967)104分 2.35:1

キングコングの逆襲監督:本多猪四郎 特技監督:円谷英二
脚本:馬淵薫 製作:田中友幸
撮影:小泉一 音楽:伊福部昭
出演:野村次郎三佐:宝田明、マダム・ピラニア:浜美枝、カール・ネルソン司令官:ローズ・リーズン(田口計)、スーザン・ワトソン:リンダ・ミラー(山東昭子)、ドクター・フー:天本英世、フーの助手:田島義文、堺左千夫、フーの手下:鈴木和夫、桐野洋雄、伊吹徹、黒部進、モンド島の老人:沢村いき雄、キングコング: 中島春雄、メカニコング、ゴロザウルス:関田裕

Netflixで久々に観た。「逃げてコング、あれは生き物じゃないわ、機械なの、勝てないわ」

公開当時、個人的には併映の『長篇怪獣映画ウルトラマン』が本命だった。ウチは白黒テレビだったので、ウルトラマンをカラーで観るには映画だけだった。『キン逆』は目当てじゃなかったけど、日本では東映動画のTVシリーズ『キングコング』(1966)が放送されてたので入りやすかった。ドクター・フーとスーザンのキャラクターが引き継がれてる。6話に登場するロボット・コングの英名はメカニコングで、デザインはメカニコングの元になってる。当時はアニメの実写版だと思ったけど、関係はなかった。ロボット・コングは巨大ロボットの頭部に人が乗って操縦するタイプで、日本では『マジンガーZ』より5年早い。メカニコングは、もっと進化しててドクター・フーの言葉に従って動く。

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tag : 怪獣潜水艦ロボ特撮昭和ヘリ拷問オマージュ続編

1985年の『サリュート7』

Salyut-7
Salyut-7(2017)124分

Salyut-7監督・脚本:クリム・シペンコ
撮影:セルゲイ・アスタホフ 音響:パヴェル・ダロリ
出演:ウラジーミル:ヴラディミール・ヴドヴィチェンコフ(野坂尚也)、ヴィクトル:パーヴェル・デレヴィヤンコ(益山将成)、ヴァレリー:アレクサンドル・サモイレンコ(ともいちろー)、シュマコフ:ヴィタリ・カエフ(大野歩唯)、リリア:ルボフ・アクショノーヴァ、ラザレバ:オクサナ・ファンデラ

プライムで観た。1985年、ソ連のサリュート7の交信が途絶え、ソユーズT-13が修理に行った実話の映画化。なので描写はリアル。船外活動シーン多め。

前半は手動ドッキングまで。サリュート7のセンサー破損で太陽電池パネルが動かなくなって電源喪失、シャットダウン。いずれ墜落して大惨事。えらいこっちゃ。

Salyut-7
後半はセンサーを修理しようとしたけど、カバーがはずれず。修理を諦めて、NASAのチャレンジャーに回収される前に爆破することになったんだけど、地球に帰れるのは1人だけ!このへんからウルウル。2人で帰ろう!修理再開。がんばれがんばれ!カバーがはずれた時はヤッター!ってなる。

Salyut-7
チャレンジャーのクルーとの挨拶はホントなんだろうか?

tag : 実話宇宙宇宙船1980s

1980年代の『フォー・オール・マンカインド』

For All Mankind
For All Mankind(2019)シーズン2全10話

For All Mankind S2原案・ショーランナー:ロナルド・D・ムーア
監督:セス・ゴードン、アレン・コールター、セルジオ・ミミカ=ゲッザン、ミーラ・メノン、ジョン・ダール 脚本:ロナルド・D・ムーア、マット・ウォルパート&ベン・ネディヴィ、スティーブン・マクナット
音楽:ジェフ・ルッソ VFX:メソッド・スタジオ
出演:エドワード・ボールドウィン:ヨエル・キナマン(星野貴紀)、ゴードー・スティーブンス:マイケル・ドーマン(鶴岡聡)、マーゴ・マディソン:レン・シュミット(山賀晴代)、ケリー・ボールドウィン:シンシェ・ウー(高宮彩織)、トレイシー・スティーブンス:サラ・ジョーンズ(ちふゆ)、カレン・ボールドウィン:シャンテル・ヴァンサンテン(浅野まゆみ)、ドナルド・スレイトン:クリス・バウアー(魚建)、エレン・ウィルソン:ジョディ・バルフォー(佐古真弓)、 モリー・コッブ:ソーニャ・ヴァルゲル(日野由利加)、ダニエル・プール:クリス・マーシャル(きそひろこ)、アレイダ・ロサレス:(神戸光歩)、セルゲイ・オレスコビッチ・ニクロフ:ピョートル・アダムチク

80年代。すげーよかった!特に7話の大韓航空機007便撃墜事件から盛り上がってきた。月面でのトラブルから米ソの緊張が高まって、第三次大戦の危機。地上では核攻撃の備える中、地球軌道上ではアポロとソユーズのドッキング、NASAはアポロ-ソユーズ計画続行、月のジェームズ・タウンでは侵入したソ連と銃撃戦でメルトダウンの危機、月の軌道上ではシードラゴン17号を狙うブラン、護衛のパスファインダー。多くのことが平行して起こる!「子供達にパパを見捨てたって言わせるつもり?」ゴードーとトレイシーには泣けた。スーツの代わりにダクトテープで15秒の屋外ミッション。シーズン3は90年代、米ソの冷戦は火星へ!

For All Mankind S2
パスファインダー

For All Mankind S2
第三次世界大戦直前に強行されたアポロ75号とソユーズのドッキング

EP01:シーズン1から10年後、80年代。月面に太陽​​嵐の影響が。モリーは不時着した同僚を助けるために大量の放射線を浴びた!
EP02:エレンはNASA副長官に。プールとゴードーは月に戻ることに。
EP03:ソ連に奪われた月面採掘現場を奪還するために海兵隊を送ることに。
EP04:エドはパスファインダーの船長に。レーガンの希望でアポロ-ソユーズ計画発動。
EP05:トレイシーはジェームズタウンへ。
EP06:アポロ-ソユーズ計画でソ連チームがNASAへ。お互いの機密情報が足枷になるけど、マーゴとセルゲイは独自に解決。ケリーのパソコンはApple II。ジェームズタウンに海兵隊着任。
EP07:大韓航空007便のB747がソ連戦闘機に撃墜される。マーゴはブランがチャレンジャーと同じ不具合を抱えたことをセルゲイに警告。海兵隊は月面採掘現場を奪還。
EP08:エレンはレーガンからNASA長官に任命される。パスファインダーは武装。ゴードーはジェームズタウンに戻ってきた。新人アレイダと古参ビルの確執と和解。モリーは放射線の影響で正常眼圧緑内障に。海兵隊は非武装のソ連人コスモノートを射殺する事故を起こす。
EP09:緊張が高まって、ソ連はブランを月に向かわせる。アポロとソユーズ打ち上げ。ジェームズタウンが武装コスモノートに急襲される。ラリーはエレンについて「プロレスは唯一正直なスポーツだ。なぜか。明らかに正直じゃないからだ。人は真実よりドラマを求めるんだ」と。
EP10:第三次大戦の緊張がピークの中、プールは中止命令に逆らってソユーズとのドッキングを決行、NASAも承認。宇宙で米ソの握手にレーガンも感動。ジェームズタウンでは銃撃戦で原子炉の冷却システムが損傷、メルトダウンが迫る。ブランはシードラゴンをロックオン、パスファインダーでは武力行使を巡ってエドとサリーが対立、エドはブランでなくシードラゴンを破壊。ゴードとトレーシーはダクトテープで体を覆って危機を回避。1995年、火星に人が。

For All Mankind S2
宇宙飛行士を目指すケリーが使ってるのはApple IIだー!

シーズン3予告

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tag : Sci-Fi宇宙宇宙船ミッションNASAプロレスApple1980s航空機

1946年の『ガーンジー島の読書会の秘密』

The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society
The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society(2018)124分

The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society監督:マイク・ニューウェル 脚本:ケヴィン・フッド、ドン・ルース、トーマス・ベズーチャ
原作:メアリー・アン・シェイファー、アニー・バロウズ『ガーンジー島の読書会』
撮影:ザック・ニコルソン 音楽:アレクサンドラ・ハーウッド
出演:ジュリエット・アシュトン:リリー・ジェームズ、ドーシー:ミキール・ハースマン、マーク:グレン・パウエル、エリザベス:ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、アイソラ・ピルビー:キャサリン・パーキンソン、シドニー:マシュー・グッド、エベン:トム・コートネイ、アメリア:ペネロープ・ウィルトン、シャーロット:ブロナー・ギャラガー

プライムで観た。ホラー要素のない横溝正史ミステリーみたいで面白かった。第二次大戦後、取材でガーンジー島に赴く作家のジュリエット。戦時中、ドイツ占領下で読書会に纏わる秘密。トート機関が建設した砲台。ドイツ兵と恋に落ちたエリザベスの正体、消息不明のエリザベスの行方は?エリザベスの実像が浮かび上がって感動。
The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society
C-47だー。

The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society
ガーンジー島はイギリス海峡にある、八丈島よりちょい大きめの島。現地で撮影してるけど、街も自然も美しい。ドイツ軍の砲台だって醜いどころか絵になってる。リリー・ジェームズいい。

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2001年の『トレジャーハンター・クミコ』

Kumiko, the Treasure Hunter
Kumiko, the Treasure Hunter(2014)105分

Kumiko, the Treasure Hunter監督:デヴィッド・ゼルナー 脚本:デヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー
撮影:ショーン・ポーター 音楽:ジ・オクトパス・プロジェクト
出演:クミコ:菊地凛子、サカガミ:勝部演之、カナザキ:河北麻友子、ミチ:東加奈子、老女:シャーリー・ヴェナード 、カルドウェル:デヴィッド・ゼルナー 、ロバート:ネイサン・ゼルナー

Netflixで観た。『ファーゴ』でブシェミが隠した札束を探しに行って亡くなった日本人女性の事件を映画化。当時ニュースで見た記憶がある。『ファーゴ』冒頭の「これは実話である」ってのを信じちゃった人の顛末。

トレジャーハンターつってもクミコがひたすら暗い。第1幕は東京編、字幕はない。菊地凛子がささやき声で聞き取りにくい。変な間の退屈なカットが多い。『ファーゴ』のVHSテープがデッキに巻き込むビデオあるある。DVDとDVDデッキを買ってきて、映画から埋めた場所を割り出してる。仮に実話としても、撮影場所まで同じとは限らんのに。

なんとこの事件、実話じゃなくって捏造された都市伝説だったんだ!実際は思い出の地に行って自殺したわけで『ファーゴ』関係なかった。

Kumiko, the Treasure Hunter
都庁周辺に高層ビルがまったくないのが不気味

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tag : 実話ドラマ日本

目を見ればわかる『ラブ&モンスターズ』

Love and Monsters
Love and Monsters(2020)109分

Love and Monsters監督:マイケル・マシューズ 脚本:ブライアン・ダッフィールド&マシュー・ロビンソン
撮影:ラクラン・ミルン 音楽:マルコ・ベルトラミ&マーカス・トランプ
VFX:ミル・フィルム
出演:ジョエル・ドーソン:ディラン・オブライエン、エイミー:ジェシカ・ヘンウィック、クライド・ダットン:マイケル・ルーカー、ミノー:アリアナ・グリーンブラット、ダナ:エレン・ホルマン

Netflix映画。低予算映画かと思ったら、3000万ドル級の大作でイイ冒険映画だった。地球が『SF巨大生物の島』みたいになっちゃって、わずかな生存者がコロニーで隠れ住む世界。なんでこんなことになっちゃったかはオープニングのアニメーションでわかる。異変が起こって7年後。エイミーからプレゼントされた色鉛筆が減って、ドヘタだった絵はすごい上達したジョエル君。ダメな子でもがんばれば達成できるって映画のテーマを表してる。

ジョエルはエイミーに会いたい一心で危険な旅に出る。最初に犬のボーイに助けられて相棒になるのがいい。犬種はオーストラリアン・ケルピー。マイケル・ルーカーにも助けられてサバイバル術を学んだり。そして怪獣から逃げてばっかり、助けられてばっかりのジョエルが自分怪獣を倒せるようになって人々を救う側になる!

メービスってロボットとの交流もすげーよかったし、地図の裏の寄せ書き、はぐれたボーイが助けに来るシーン、メッセージを受け取った人々のシーンは涙出た。

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tag : Sci-Fi崩壊後怪獣サバイバルロードムービーNetflixロボ

1945年の『人間魚雷出撃す』

人間魚雷出撃すg
人間魚雷出撃す(1956)85分

人間魚雷出撃す監督・脚本:古川卓己
資料:橋本以行『伊58帰投せり』、斎藤寛『鉄の棺』、横田実『人間魚雷生還す』
撮影:横山実 音楽:小杉太一郎
製作:日活
出演:橋爪艦長:森雅之、柿田中尉:葉山良二、黒崎中尉:石原裕次郎、今西一曹:長門裕之、玲子:左幸子、黒崎洋子:芦川いづみ、久波上曹:杉幸彦、指揮官:二本柳寛、掌水雷長:安部徹、航海長:西村晃、先任将校:浜村純、軍医長:三島耕、機関長:天草四郎、花井上曹:高品格、分隊士:河野弘、砲術長:宮崎準、主計長:長弘、伝令B:水谷謙之、杉本兵長:古田祥、看護長:仲島豊、浅井二曹:小川繁、伝令A:島村謙二、聴音室長:神山勝、電探兵A:花村典克

プライムで観た。テリー・ゴディのことじゃなく回天。搭乗するのは裕次郎。日本海軍の潜水艦映画として傑作だった!実話を元にしてて、艦内描写はリアル。被り合うセリフが緊迫感ある。「艦長」のアクセント、出撃前に帰省した長門裕之の弟が津川雅彦だったり、なにより伊58内部のセットが素晴らしい。原爆の部品を輸送する重巡インディアナポリスを魚雷で撃沈するんだけど、撃沈された側は『パシフィック・ウォー』(2016)で映画化されてる。

艦長の森雅之は父親的暖かさながら、戦闘モードでの毅然と振る舞いがカッコイイ。無駄死にはさせたくないって思う人。回天は故障が多い。死ぬ覚悟の回天搭乗員石原裕次郎と長門裕之は「お世話になりました」って搭乗するんだけど、電気系トラブルで出撃できず、ストレスがよく伝わる。裕次郎は回天戦について「私はスポーツをやってたんですけど、こういうことは戦いの邪道だと思うんですよ。しかし、もう、しなければならないと思うようになりましたよ、しなければね」と漏らす。駆逐艦の爆雷に耐える中、2人は手動での出撃を艦長に懇願する。止むを得ず送り出す艦長。

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tag : WWII潜水艦昭和ミッション海軍実話クラシック

1945年の『血と砂』

血と砂
血と砂(1965)132分

血と砂監督:岡本喜八 脚本:佐治乾、岡本喜八
原作:伊藤桂一『悲しき戦記』
撮影:西垣六郎 音楽:佐藤勝
製作:東宝、三船プロダクション
出演:小杉曹長:三船敏郎、持田一等兵(葬儀屋):伊藤雄之助、犬山一等兵(出刃):佐藤允、志賀一等兵(営倉):天本英世、お春:団令子、佐久間大尉:仲代達矢、根津曹長:名古屋章、田(コンダクター):大沢健三郎、大太鼓:根津克巳、小太鼓:木下陽夫、トランペット:樋浦勉、クラリネット:仲村絋一、アルトサックス:阿知波信介、テナーサックス:宮尾博、トロンボーン:伊東昭夫、フルート:西川明、チューバ:関富士夫、スーザホーン:木村豊幸、ホルン:金井和博、ピッコロ:日吉としやす

Netflixで見た。終戦間近の北支戦線、『独立愚連隊』の別バージョン的なアクション大作。面白かったし、感動した。ミッションはパーロに奪取されたヤキバ砦の奪還。音楽学校出たてで戦闘訓練も受けてない軍楽隊を率いる小杉曹長。営巣入りしてた佐藤允、伊藤雄之助、天本英世をスカウトする。「うまくいくと思わなきゃ戦争なんてできねえや」三船敏郎の小杉曹長が男らしくて理想的な上官でひたすらカッコイイ。「俺は戦争のやり方を教えた。しかし人殺しは教えんぞ」

団令子の朝鮮人慰安婦お春さん、小杉曹長大好きでめっちゃかわいい。砦奪還に成功したものの、大群の急襲にあって小杉曹長が戦死。1人で埋葬するお春、悲しいねえ。弾薬も尽き、猛攻撃の中でひたすら演奏する軍楽隊。音楽パートが1つずつ減っていくのが泣ける。皮肉なラストには戦争の虚しさがヒシヒシ。佐久間大尉「指揮官は攻める時は先頭、退く時は最後尾」

血と砂
小杉曹長と軍楽隊

血と砂
小杉曹長を大好きな朝鮮人慰安婦お春の団令子、めっちゃかわいい。

血と砂
ヤキバ砦

血と砂
小杉曹長、壮絶な戦い

血と砂
衝撃のラスト

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tag : WWII近接戦コメディ戦場昭和ミッション

『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』

ブリブリ王国の秘宝
クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994)96分

ブリブリ王国の秘宝監督:本郷みつる 脚本・絵コンテ:原恵一、本郷みつる
原作:臼井儀人
作画監督:原勝徳、堤規至 キャラクターデザイン:原勝徳
演出:原恵一、設定デザイン:西村博之、湯浅政明
撮影監督: 高橋秀子 音楽:荒川敏行
出演:しんのすけ:矢島晶子、みさえ:ならはしみき、ひろし:藤原啓治、ルル・ル・ルル:紗ゆり、スンノケシ王子:山田妙子、アナコンダ: 富田耕生、ミスターハブ:中田浩二、ブリブリ魔人:加藤精三、黒魔人:納谷六朗、ニーナ: 屋良有作、サリー:塩沢兼人、風間くん:真柴摩利、ネネちゃん:林玉緒、ボーちゃん:佐藤智恵、よしなが先生:高田由美、小宮悦子:小宮悦子

Neetflixで見た劇場2作目。アクションうまーい!列車での格闘シーンが好き。ニーナとサリーのオカマコンビが寝返るのがオカマ=イイ人になってて面白かった。魔人同士の戦いも枚数う使って巨大さ出しててよかった。

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tag : アニメーション鉄道アクション近接戦航空機子供シリーズ

『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』

雲黒斎の野望
クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995)94分

雲黒斎の野望監督:本郷みつる 脚本・絵コンテ:原恵一、本郷みつる
作画監督:原勝徳、堤のりゆき キャラクターデザイン:原勝徳
設定デザイン:湯浅政明
撮影監督: 高橋秀子 音楽:荒川敏行
出演:しんのすけ:矢島晶子、みさえ:ならはしみき、ひろし:藤原啓治、リング・スノーストーム:佐久間レイ、春日吹雪丸:浦和めぐみ、髭の浪人:大塚芳忠、フリードキン珠死朗:玄田哲章、またたび猫ノ進:戸谷公次、ダイアナお銀:萩森侚子、風間くん:真柴摩利、ネネちゃん:林玉緒、マサオくん:鈴木みえ、ボーちゃん:佐藤智恵、よしなが先生:高田由美、まつざか先生:富沢美智恵、園長先生:納谷六朗、雲黒斎:加藤精三、ヒエール・ジョコマン:富山敬

Neetflixで見た劇場3作目。チャンバラアクション上手い。馬の走り上手い。ちゃんと疲れるのがいい。

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tag : アニメーション時代劇タイムトラベル子供シリーズ

『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』

ヘンダーランドの大冒険
クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996)97分

ヘンダーランドの大冒険監督:本郷みつる 脚本:原恵一、本郷みつる
作画監督:原勝徳、堤のりゆき キャラクターデザイン:原勝徳
絵コンテ:本郷みつる、原恵一、湯浅政明
撮影監督: 高橋秀子 音楽:荒川敏行、宮崎慎二
出演:しんのすけ:矢島晶子、みさえ:ならはしみき、ひろし:藤原啓治、風間くん:真柴摩利、ネネちゃん:林玉緒、マサオくん:鈴木みえ、ボーちゃん:佐藤智恵、河村くん:大塚智子、よしなが先生:高田由美、まつざか先生:富沢美智恵、園長先生:納谷六朗、トッペマ:渕崎ゆり子、ゴーマン王子:保志総一朗、マカオ:大塚芳忠、ジョマ:田中秀幸、ス・ノーマン・パー:古川登志夫、クレイ・G・マッド:辻親八、チョキリーヌ・ベスタ:深雪さなえ、アクション仮面:玄田哲章、カンタムロボ:大滝進矢、ぶりぶりざえもん:塩沢兼人、トランプの精:八奈見乗児、雛形あきこ:雛形あきこ

Neetflixで見た。劇場4作目で、まだひまわり出てない。うまいなー!スゲーナスゴイデス!絵も芝居もうまいので見てて気持ちいい。特にババヌキのシーンとラストのおっかけは見応えあった。悪者のマカオ&ジョマのオカマコンビが面白い。江口寿史のトーマス兄弟や昔、新日に来たグレコ&セルヒオを思い出す。

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tag : アニメーション子供冒険家族コメディシリーズ

1942年の『U-571』

U-571
U-571(2000)116分

U-571監督:ジョナサン・モストウ 脚本:ジョナサン・モストウ、サム・モンゴメリー、デヴィッド・エアー
撮影:オリヴァー・ウッド 音楽:リチャード・マーヴィン
出演:アンドリュー・タイラー大尉:マシュー・マコノヒー(森田順平)、マイク・ダルグレン少佐:ビル・パクストン(石塚運昇)、ヘンリー・クロフ曹長:ハーヴェイ・カイテル(池田勝)、マシュー・クーナン少佐:デヴィッド・キース(沢木郁也)、ハーシュ大尉:ジェイク・ウェバー(高宮俊介)、ピート・エメット大尉:ジョン・ボン・ジョヴィ(宮本充)、ギュンター・バスナー艦長:トーマス・クレッチマン(松本大)

Netflixで見た。艦長に必要な時は非情になれと言われちゃう副長は『勝利への潜航』と一緒。エニグマ奪取のために拿捕したUボートで逃げるハメになっちゃうマコノヒー副長。ドイツ語がわかんなくて操艦に苦労したりする。危険深度を越えてUボートの凄さに感心する。潜水艦ものとしてはいろいろ物足りなさを感じる。駆逐艦から執拗な爆雷攻撃でボロボロになりながらも、残り1発の魚雷に賭けるあたりは好き。

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tag : 潜水艦WWIIミッション駆逐艦

『隔たる世界の2人』

Two Distant Strangers
Two Distant Strangers(2020)32分

Two Distant Strangers監督:マーティン・デズモンド・ロー、マーティン・デズモンド・ロー 脚本:トラヴォン・フリー
撮影:ジェシカ・ヤング 音楽:ジェームズ・ポイザー
出演:ジョーイ・バッドアス、アンドリュー・ハワード、ザリア

Netflixの短編BLMドラマ。黒人ってだけで罪もない人が白人警官に殺される現実が繰り返される状況をタイムループで表してる。こんなことがいつまで続くんだって問題をはっきりと伝えてる。うまいね。30分ながらクオリティ高い。犬が待ってるのに、帰れない!ただ、路上で喫煙はどうかと思う。警官のアンドリュー・ハワード、憎たらしくてすげえ。

最初のループで「息ができない」ってやつは、記憶に新しい事件と一緒!最後に警官に殺された無実の黒人のリストが流れる。

tag : ループNetflix時間NYPDNY

1941年の『Uボート:235 潜水艦強奪作戦』

Torpedo
Torpedo U-235(2019)90分

Torpedo監督:スベン・ハイブリクス 脚本:ヨハン・ホーレマンス、スベン・ハイブリクス
撮影:ダニー・エルセン、ロベルト・ヘイバート、コブ・ヴァン・スティーンバーグ
音楽:ハンネス・デ・マエイヤー VFX:ムービーFX
出演:スタン:ケーン・デ・ボーウ(西垣俊作)、フランツ:トゥーレ・ライフェンシュタイン(菊池康弘)、ナディーン:エラ=ユン・ヘンハルド(北村幸子)、フィリップ:ジョレン・セルズラックツ、クリシー:スヴェン・デ・リッダー、フォンツ:ベルト・ハウフート、クリーチバウム:マルチン・ゼメルロッゲ、ウェナー:ロベルヒト・ハンデン・トーレン、プラーグ:ジル・デ・シュリバー(伊藤聖将)

プライムで見た。邦題から、Uボートを強奪するミッションだと思ったら全然違った!Uボートはすでに英海軍が強奪済み。そのUボートを使って、ベルギーのならず者部隊がコンゴからアメリカまでウランを運ぶミッション。U-235ってのはUボートの艦名じゃなくてウラン235のことで原爆製造のため。つまり潜水艦版『恐怖の報酬』になるのかな?そうじゃないけど面白かった!

最初にナチの将校を捕らえるシーンから斬新な演出。水を使った演出が冴える!将校を拷問するシーン、対空機銃掃射しながらの潜航シーン、スタンの息子がSSに殺されるシーン、艦内で溺れるナディーンの救出シーン。

ミッションに向けて、Uボートの操艦方法を捕虜の元Uボート艦長が指導してくれる。その過程で内部も紹介される。急遽出撃になっちゃって、不慣れなベルギーチームは失敗ばっかり。ドイツ人の元Uボート艦長は頼もしくてカッコイイ。敵のUボートを撃破するけど、駆逐艦と衝突して海底へ。ここでも活躍するのもドイツ人艦長、男気あるねえ。

U-235
ベルギーのならず者部隊を乗せてC-47でコンゴへ!

U-235
衝撃的なシーン

U-235
対空機銃を撃ち続けたまま潜航していくカッコよさ

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tag : 潜水艦WWII救出ミッション拷問チーム駆逐艦航空機

『ボクらを作った映画たち』

The Movies That Made Us
The Movies That Made Us(2019)全4話

The Movies That Made Us作者:ブライアン・ヴォルク・ワイス
ナレーション: ドナルド・イアン・ブラック
出演:1話>エレノア・バーグスタイン、リンダ・ゴットリーブ、ジェニファー・グレイ、マイケル・ロイド、ミランダ・ギャリソン、ウェイン・ナイト、デビッド・チャップマン、1話アーカイブ>エミール・アルドリーノ、パトリック・スウェイジ
2話>クリス・コロンバス、ラジャ・ゴズネル、トム・ジェーコブソン、デヴィン・ラトレイ、ダニエル・スターン、ジョー・ペシ、ジョン・ムート、スコット・ローゼンフェルト、ジュリオ・マカット、2話アーカイブ>ジョン・ヒューズ、マコーレー・カルキン、ジョン・キャンディ
3話>アイヴァン・ライトマン、ダン・エイクロイド、フランク・プライス、アーニー・ハドソン、ウィリアム・アザートン、リチャード・エドランド、ジョン・ブルーノ、シェルドン・カーン、ヴァイオレット・ライミス、3話アーカイブ>ハロルド・ライミス、ビル・マーレイ、リック・モラニス、シガニー・ウィーバー、エディ・マーフィー、ジョン・ベルーシ、ジョン・キャンディ
4話>ジェブ・スチュアート、スティーヴン・E・デ・スーザ、ジョン・マクティアナン、ヤン・デ・ボン、ボニー・ベデリア、デヴロー・ホワイト、ジャクソン・デ・ゴヴィア、マーク・ステットソン、リチャード・エドランド、スティーブ・ジョンソン、レイ・パーカー・ジュニア、4話アーカイブ>ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、アレクサンダー・ゴドノフ

Netfixの『ボクらを作った』シリーズ。80年代映画『ダーティ・ダンシング』『ホーム・アローン』『ゴーストバスターズ』『ダイ・ハード』のメイキング・ドキュメンタリー。編集が面白い。制作当時の宣伝目的のメイキングと違って、関係者が当時を振り返って言いたい放題。いかにムチャぶりに対応したか、どんな裏工作が行われたかって話が楽しい。メイキング好きにはたまらん。製作当時のスクリーンテスト、撮影風景や特撮のアーカイブ・フッテージも引用され、ロケ地再訪もある。

1話『ダーティ・ダンシング』:ジェニファー・グレイは『若き勇者たち』で共演以来パトリック・スウェイジが大嫌い!
2話『ホーム・アローン』:ワーナーに製作中止を言い渡されながら、フォックスと裏で交渉して成功した低予算映画!
3話『ゴーストバスターズ』:許諾とれなきゃ『ゴーストブレイカーズ』か?ビル・マーレイはほんとに参加するのか?
4話『ダイ・ハード』:アラン・リックマンが落っこちる撮影方法は伝説になってるよね。

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tag : メイキングドキュメンタリーNetflix1980s

『銀座二十四帖』

銀座二十四帖
銀座二十四帖(1955)116分

銀座二十四帖監督:川島雄三 脚本:柳沢類寿
原作:井上友一郎
撮影:横山実 音楽:仁木他喜雄
歌とジョッキー:森繁久弥
製作:日活
出演:京極和歌子:月丘夢路、三室戸完(花売コニイ):三橋達也、京極克己:河津清三郎、仲町雪乃:北原三枝、望月三太郎:大坂志郎、桃山豪:安部徹、赤石峰男:岡田真澄、湯川修:長谷部健、ルリちゃん:浅丘ルリ子、三ッ星伍郎:芦田伸介、ジープの政:佐野浅夫

プライムで観た。助監督に今村昌平。戦後の焼け野原からわずか10年でこの華やかさ!都市復興の逞しさ。ほのぼのした話からミステリー色が濃くなって面白かった。絵を描いたGMの謎から銀座の裏社会へ。

tag : 昭和ミステリー

元祖『透明人間』

InvisibleMan55.jpg
The Invisible Man(1933)70分

The Invisible Man監督:ジェイムズ・ホエール 脚本:R・C・シェリフ、フィリップ・ワイリー
原作 H・G・ウェルズ『透明人間』
撮影:アーサー・エディソン 音楽:ハインツ・ロームヘルド
製作:ユニバーサル
出演:ジャック・グリフィン博士:クロード・レインズ、フローラ・クランリー:グロリア・スチュアート、アーサー・ケンプ博士:ウィリアム・ハリガン、クランリー博士:ヘンリー・トラヴァース

70分盛りだくさん。セットも特撮も丁寧にできててチャチくない。特に転落する列車や車のミニチュア特撮がリアル。透明人間が村人や警察を翻弄するのが楽しい。ただ、襟の裏側が消えちゃうのは惜しい。透明人間の目的は基に戻る薬の開発と世界征服。喋り方が怖いw ボディカウント122人。

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tag : スリラー警察クラシック

2020年の『透明人間』

The Invisible Man
The Invisible Man(2020)124分

The Invisible Man監督・脚本:リー・ワネル
原作 H・G・ウェルズ『透明人間』、ジェイムズ・ホエール『透明人間』
撮影:ステファン・ダスキオ 音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
製作:ブラムハウス
出演:セシリア:エリザベス・モス(本名陽子)、エイドリアン:オリヴァー・ジャクソン=コーエン(福田賢二)、ジェームズ:オルディス・ホッジ(辻井健吾)、シドニー:ストーム・リード(高瀬友)、エミリー:ハリエット・ダイアー(竹内夕己美)、トム:マイケル・ドーマン(酒井敬幸)

プライムで観た。『アップグレード』ほど斬新じゃないけど、スリラーとしてよくできてた。見えないものを描くのは難しいのに、気配の演出うまい。ホラーだもの。エリザベス・モスはがんばってたけどセシリアってキャラは好きになれない。「サプラーイズ」は効果的。お話は予想通りで「サプラーイズ」じゃなかったけど、逆サプライズはよかった。光学迷彩スーツ、着るとパワーアップもするんかな。あと、フリーサイズw

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tag : スリラーリメイク警察

『ブラックハット』

Blackhat
Blackhat(2015)133分

Blackhat監督:マイケル・マン 脚本:モーガン・デイビス・フォール
撮影:スチュアート・ドライバーグ 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ、アッティカス・ロス、レオ・ロス
製作:レジェンダリー
出演:ハサウェイ:クリス・ヘムズワース(三宅健太)、ダーワイ大尉:ワン・リーホン(咲野俊介)、リエン:タン・ウェイ(大坂史子)、バレット捜査官:ヴィオラ・デイヴィス(上村典子)、ジェセップ査官:ホルト・マッキャラニー(山野井仁)、サダック:ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン

監督がマイケル・マンなのに観に行ってない映画。香港の原発がハッキングされて事故を起こす。。使われたのは服役中の天才ハッカーのクリヘム作ってことで、仮出所してFBIの捜査に協力させられる。クリヘムはNSAのサーバーに侵入したり、悪人の口座から預金を移したりするのは映画のハッカーあるある。その上、かなりの武闘派でめっちゃ強い!1000シーベルトの原発だって普段着でうろつく。

サイバー犯罪ものなんだけど、なんか説得力ないとゆーか、ちぐはぐな展開で、多少銃撃戦はあるものの、パッとしない。FBIがDCEU版アマンダ・ウォラーの人と『マインドハンター』のテンチ捜査官。捜査仲間が次々と死んで、お尋ね者になったクリヘムとリエンちゃんだけになっちゃう。リエン役のタン・ウェイよかった。ラストはイヤな予感で終わる。

マレーシアは世界有数のスズ輸出国って、それ70年代以前だし、興行的に大失敗。マイケル・マンは映画公開後も編集を続けてたらしい。ディレクターズカットは身内で上映したって。なんじゃそれ。

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tag : テロFBI格闘銃撃戦警察チーム

1944年の『勝利への潜航』

Hellcats of the Navy
Hellcats of the Navy(1957)125分

Hellcats of the Navy監督:ネイザン・ジュラン 脚本:デヴィッド・ラング、レイモンド・マーカス
撮影:アービング・リップマン 音楽:ミーシャ・バカレコフ
出演:アボット艦長:ロナルド・レーガン、ヘレン:ナンシー・レーガン、ランドン副長:アーサー・フランツ、フレディ:ロバート・アーサー、チェスター・ニミッツ:本人

プライムで観た。この潜水艦映画は知らんかった。『眼下の敵』と同じ年に公開されてる。艦長はロナルド・レーガン。しかもナンシー・レーガン共演!ニミッツ元帥が本人役で出演。

単発のミッションや戦闘でなく、戦時での運用を描いてる。部隊の役割は宗谷海峡を抜けて日本海でアジアから日本への物資補給を断絶する。

2度寄港し、3度のミッション。魚雷、駆逐艦、機雷、爆雷、浸水、上陸班による破壊活動など潜水艦ものの要素は一通り入ってる。特に艦長と副長の確執が面白い。艦長の資質を巡る心理描写がリアルだった。『深く静かに潜航せよ』の前年にあったんだね。

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ロナルド・レーガン主演。なかなかカッコイイ艦長。日本兵のセリフはまったく意味不明、とゆーか、聞き取れない。

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tag : WWII海軍潜水艦ミッション昭和日本クラシック

1962-75年『スターファイター 未亡人製造機と呼ばれたF-104』

Starfighter – Sie wollten den Himmel erobern
Starfighter – Sie wollten den Himmel erobern(2015)125分

Starfighter – Sie wollten den Himmel erobern監督:ミゲル・アレクサンドル 脚本:キット・ホプキンス、ティロ・レーシャイゼン
原案:シルヴェスター・スタローン
撮影:イェルク・ヴィトマー 音楽:ディルク・ロイポルツ
出演:ベッティ・シェーファー:ピッコ・フォン・グローテ、ハリー・シェーファー大尉:スティーブ・ウィンドルフ、リッチー・ヴァイヒェルト中尉:フレデリック・ラウ、ヘルガ・ヴァルデック - アリス:ドワイヤー、テオ・オーリンガー中尉:マキシム・メーメット、マリア・オーリンガー:ヨゼフィーネ・ブッシュ、ヴェルナー・クランツ少佐:クリストフ・シェッチンガー、エヴィ・クランツ:パウラ・カレンベルク、カイザー大佐:ピーター・クレマ―、ゴードン・マークス弁護士:ウォルター・シトラー

プライムで見たドイツのTV映画。F-104つったら60年代の花形戦闘機。『宇宙大戦争』の戦闘ロケットのモデルにもなってるし。60年代の『トップ・ガン』みたいな映画かと思ったら全然違って、西ドイツ空軍に配備されたF-104の墜落事故が多発したって実話が元。発表された原因はほとんどが「操縦ミス」。ウソだけどね。

中盤の事件は緊迫した。飛行訓練中に隊長が失神。オートパイロットで燃料が切れるまで飛び続ける。スウェーデンに侵入して都市に墜落する危機。この事件は隠蔽されたけどね。主人公のシェーファー大尉が新隊長に任命される。でも、奥さんと生まれてくる子のために民間機への転職を決意!その日の訓練でドーン!原因は「操縦ミス」と発表される。空軍も認める天才パイロットなのに。

映画の後半は奥さんが夫の事故の真相を調査し、ロッキードを提訴する。これまた山あり谷あり、意外な落とし穴もあったりなんかして。ミラージュでなくロッキードになった裏事情、西ドイツ機だけ墜落率が高い理由なんかも浮き彫りになって面白かった。ラストは感動したー。最後に実際に亡くなったパイロット116名の名前が流れる。西ドイツは916機をロッキードから購入、262機が墜落。日本は230機で、落雷で1機が民家に墜落。

撮影にはF-104の実機が2機、地上シーンとブルーバック用に使用された。飛行シーンはCGI。

tag : 実話航空機

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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