fc2ブログ

『ヘッドハント』

Redd Inc
Redd Inc.(2012)94分

Redd Inc.監督:ダニエル・クリーグ
脚本:ジョナサン・グリーン、アンソニー・オコナー
出演: ニコラス・ホープ、ケリー・パタニティ、サム・レイド、ジェームズ・マッケイ、アラン・デュークス

Netflixで見た。一見関係ない6人の男女だと思われたが、彼らは、皆ある事件に関わった者たちだった。今までにない、全く新しい設定を構築した、究極のサバイバル・シチュエーション・スリラー。

ゴアゴアで面白かった。血の量も十分。両目えぐり取りより爪はがしが痛そうだった。斬新すぎる設定で話もキャラもよかった。オーストラリア映画なのに1シーンだけトム・サビーニが出て来た!

tag : ゴア脱出サバイバルスリラー

ちっさい『2001年宇宙の旅』とDCPとIMAX版

2001-title.jpg

2001-01.jpg
(1)デジタルシアターのスクリーンは2種類、通常はSCOPEスクリーンが張ってあって、ビスタ映画は左右を余らせて上映しますね。小さいシアターだとFLATスクリーンでシネスコ映画は上下余らせて上映です。『2001年』のような映画なら、当然SCOPEスクリーンを備えたシアター向きですね。
で、映すものは今はデジタルデータ。DCP(デジタル・シネマ・パッケージ)ってやつです。パッケージはスコープコンテナとビスタコンテナの2種類が規格なんです。どんなアスペクト比でもどっちかに入れないと上映できない。ビスタのコンテナの中身はスクリーンのビスタ領域に、シネスコのコンテナの中身はシネスコ領域に自動的に映写されます。

2001-02.jpg
(2)『2001年』の場合はシネスコでもビスタでもない2.20:1。これはスーパーシネラマのアスペクト比なので、スコープのコンテナだと天地が欠けてしまうのでビスタのコンテナに格納されてます。なのでプロジェクターの設定で縦ピッタリになるように調整するわけです。左右ちょっと余るけどこれが理想、ってゆーか正しい。

2001-03.jpg
(3)プロジェクターまかせのままだとビスタのコンテナデータはビスタ領域に投影されるので天地左右が余ります。額縁上映ってやつです。TOHOシネマズがコレやっちまったらしいw『2001年』なのに、画面ちっせえ!って客困惑。
当然、劇場側に苦情言った人がいたそうです。「映写設定が違うでしょ!」そしたら「昔の映画なので今よりは小さく作られてるためです」って返答されたとwwww

2001-04.jpg
(4)アメリカのIMAXシアターで上映されたのは70ミリフィルムでしょ。国内上映が決まってるIMAXデジタルだと、画面はでかいけど左右がトリミングされちゃうはず。こんな『2001年』はイヤだ。『2001年』はIMAXフォーマットに向いてない。横長でなくちゃ。

2001-05.jpg
(5)理想はスーパーシネラマ方式。画面に継ぎ目のない、1台のプロジェクターで湾曲スクリーンに上映するやつ。アスペクト比は2.20:1。キューブリックはこれ前提だった。とにかく、スーパーシネラマで観た『2001年』はめちゃくちゃ凄かった!あの体験はもうできない!

tag : IMAX劇場Sci-Fi宇宙宇宙船AIミッション救出昭和オスカー

『生きのびるために』

The Breadwinner
The Breadwinner(2017)94分

The Breadwinner監督:ノラ・トゥーミー
原作・脚本・原案:デボラ・エリス
アニメーション・ディレクター:ファビアン・アーリンハウザー
出演:サラ・チャウドリー、ソーマ・バティア、アリ・バドシャー、シャーイスタ・ラティフ、ラーラ・サディク

Netflix映画。父親がタリバンに連行され一家は苦境に立たされる。アフガニスタンでは男の付きそいなしに女は外出できない。勇気ある少女は、かみを切り男装して町に働きにでる。

アイルランドのアニメスタジオ、カートゥーン・サルーンが『ソング・オブ・ザ・シー』の次に作った長編アニメ。第90回アカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネート。2001年、タリバン政権下のカブール。女は単独で外出できない世界。超シンプルなキャラデザでこんなにも重い話を。すげーよかったけど。アニメーションはMohoを使ったらしい。

続きを読む

tag : アニメーションNetflix

『ネクストロボ』

Next Gen
Next Gen(2018)105分

Next Gen監督・脚本:ケヴィン・R・アダムス、ジョー・クサンダー
出演:山根舞、鈴木達央、藤原啓治、森久保祥太郎、劇団ひとり

Netflix映画。中加合作でアニメーション制作はカナダのタンジェント・アニメーション。Blender製。いつも独りのメイは、偶然見つけた秘密のロボットを起動してしまう。友だちになった2人はいっしょにいじめっ子を撃退する。

主人公のメイちゃんがひねくれて暴力的な女の子で、嫌いなキャラ。7723のデザインは目と口以外はよくできてた。武器なくても戦闘能力高いw ラストバトルはすごくよかったー。

初期化前に武器システムが復活するのは無理があるけど、人間は思い出を残せるのにロボットは記憶が消えちゃう悲しさがよく出てた。ただ、7723がメイに入れこむのと、ママが攫われたのがわからんかった。

続きを読む

tag : NetflixアニメーションSci-Fiロボ

パラマウントへ『500ページの夢の束』

Please Stand By(2017)93分

Please Stand By監督:ベン・リューイン 脚本:マイケル・ゴラムコ
原作:マイケル・ゴラムコ「Please Stand By」
撮影:ジェフリー・シンプソン 音楽:ヘイター・ペレイラ
出演:ウェンディ:ダコタ・ファニング、スコッティ:トニ・コレット、オードリー:アリス・イヴ、サム:リヴァー:アレクサンダー、フランク:パットン・オズワルト、ローズ:マーラ・ギブズ、ジャック:マイケル・スタール=デヴィッド、ジュリー:ジェシカ・ローテ、看護師:ジェイコブ・ワイソッキー、バスチケット販売所:ローラ・イネス

『ファンボーイズ』の『スター・トレック』版。当然、イイ話にだった。原題の「Please Stand By」は落ち着くための呪文。ダコタ・ファニングの自閉症演技が素晴らしかった。そもそも500ページの脚本って普通じゃない。映画4本ぶんだよ!郵便じゃ間に合わない、パラマウントへの2月14日早朝から16日17時の旅。

いいシーンがいくつかあったけど、特にLA市警のフランク巡査(シールドの人)最高!相棒を制して落ち着き払ってクリンゴン語でウェンディとやりとり。「英語だって話せるわ」って言われちゃうけど、「カプラ!」って激励するのは泣けた。!ウィーバー先生、帰り際に毛布をかける心遣い。

そしてオードリー姉さんも吹っ切れてよかったし、ウェンディはおばさんになった!ウェンディがスポック、オードリーがカークだね。姉妹はステップアップしたよチワワのピートがめちゃくちゃかわいい!バスを降ろされたのはお前のせいだけど許す。

続きを読む

tag : ロードムービー家族スタートレック

メガロドン『MEG ザ・モンスター』古代ザメ

MEG ザ・モンスター
The Meg(2018)113分 2.39 : 1

MEG ザ・モンスター監督:ジョン・タートルトーブ 脚本:ディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
原作:スティーブ・アルテン「MEG」
撮影:トム・スターン 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
VFX:DNEG、SPI、スキャンラインVFX、Soho VFX、イメージ・エンジン
出演:ジョナス・テイラー:ジェイソン・ステイサム、スーイン・ジャン:リー・ビンビン、ジャック・モリス:レイン・ウィルソン、ジャックス・ハード:ルビー・ローズ、ミンウェイ・ジャン:ウィンストン・チャオ、ジェームズ・“マック”・マックライズ:クリフ・カーティス、メイイン・ジャン:ソフィア・ツァイ、DJ:ペイジ・ケネディ、ヘラー:ロバート・テイラー、ウォール:オラフル・ダッリ・オラフソン、ローリー:ジェシカ・マクナミー、トシ:マシ・オカ

観たかったものはことごとく外されるわ、観たくないもの(父親と娘の三文芝居)を見せられるわでがっかり。でもステイスの飛び込みと、小型犬(ヨークシャーテリア)の泳ぎが横位置で見れた。さすがに正面フォローからのUターンは笑っちゃったけど。

1997年の『メグ』が原作なんだけど、PG-13で映画化しちゃダメなやつだね。船に巻き付く巨大イカ、それを食らうメガロドンってガイラ登場かよ!でも怪獣映画の迫力やスケール感はカケラもないし、サメ映画の怖さは微塵もない。メガロドンおとなしいんだもん。でかいんだからさー、クジラばっか食ってないでもっと人食えよ。破壊するのも小船ばっかり。中国駆逐艦との戦いが観たかった。サメの群れに食われる最後は情けない。登場人物は緊迫感がないし、呑気すぎる。

続きを読む

tag : 怪獣オマージュアクションスリラー子供脱出救出潜水艦冒険

バート・レイノルズ

Burt Reynolds
脱出』『ロンゲスト・ヤード』『ラッキー・レディ』、70年代のバート・レイノルズがいい。特にサリー・フィールドとの『トランザム』コンビによる『グレートスタントマン』は公開当時めちゃくちゃ感動した。アクション映画の裏側、スタントマンという仕事と監督との確執、スタントマンの世代交代、二重構造のエンドロール。クリントの『ブロンコビリー』と同じくらい好き。

Burt Reynolds
1936.2.11 - 2018.9.6

tag : 訃報俳優

二世代共演『アントマン&ワスプ』

Ant-Man and the Wasp(2018)118分

Ant-Man and the Wasp監督:ペイトン・リード
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ、ポール・ラッド、アンドリュー・バレル、ガブリエル・フェラーリ
撮影:ダンテ・スピノッティ 音楽:クリストフ・ベック
出演:スコット・ラング/アントマン:ポール・ラッド、ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ:エヴァンジェリン・リリー、ルイス:マイケル・ペーニャ、ソニー・バーチ:ウォルトン・ゴギンズ、ジム・パクストン:ボビー・カナヴェイル、マギー・ラング:ジュディ・グリア、デイヴ:ティップ・“T.I.”・ハリス、カート:デヴィッド・ダストマルチャン、エイヴァ・スター/ゴースト:ハナ・ジョン=カーメン、キャシー・ラング:アビー・ライダー・フォートソン、ジミー・ウー:ランドール・パーク、ジャネット・ヴァン・ダイン/初代ワスプ:ミシェル・ファイファー、ビル・フォスター:ローレンス・フィッシュバーン、ハンク・ピム/初代アントマン:マイケル・ダグラス

シビル・ウォー』後の話。前作は面白かったのに、今回は眠くなった。初代アントマンが初代ワスプを助ける話だし。それ関連でアントマンとワスプはラボの争奪戦。バディ・ムービーとは言えない。

身内の問題解決でヒーロー活動もなく、大きな事件もなく、世界が変わることもない。量子トンネル、はぁ〜。ポスト・クレジット・シーンは『インフィニティ・ウォー』と同じなので驚かねえ。『アベンジャーズ4』に繋がるようにしてある。

続きを読む

tag : フランチャイズSci-Fi続編ヒーローコミックMCU

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

最新記事
カテゴリ
タグ
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ