怪物はささやく

怪物はささやく
A Monster Call(2016)109分

A Monster Callパトリック・ネスの児童文学『怪物はささやく』の映画化でネス自ら脚本を担当。『永遠の子供たち』も『インポッシブル』もよかったバヨナ監督、今度も手堅い。0時7分。コナー君が前に進むために、超でかいリーアム・ニーソン版グルートがお手伝い。コナー君とママのよくできた話なんだけど、おっかさんが病気だもんでずーっと話が重いトーンで眠くなる。でもいいシーンいっぱい。

善悪は決めつけられないし、結末は望むようにはならない。イヤなことがあったら発散することも大事、そして正直であること。アニメーションパートいいんだけど、パパの話から先が読めちゃった。3つめのお話がアニメになってないし雑な感じがした。でもママのスケッチブックは素敵だった、絵がいいんだわ。『キングコング』の引用は泣きそうになった。リーアムは声だけでなく写真でも出演。じいちゃんかよ!。

続きを読む

tag : ファンタジー

サー・ロジャー・ムーア

170524.jpg
絵を描くのが好きだったロジャー・ムーアは、ロンドンのソーホーにあるアニメ制作会社に就職した。アニメーターだったかどうかはわからんけど、セルを台無しにした件でクビになっちゃった。

そこで彼のお父さんが映画監督のブライアン・デスモンド・ハーストと知人だったので紹介してもらって仕事を得た。

それが1945年公開の『シーザーとクレオパトラ』のエキストラだった。これがきっかけで演技の道に進んだ。R.I.P.

tag : 昭和 チケット 訃報

メッセージ

heptapods2人組のエイリアンは『ウルトラセブン』(1968)のポール星人か『ガメラ対バイラス』(1968)のバイラスに似てる。
Arrival(2016)116分

Arrivalテッド・チャンの短編SF『あなたの人生の物語』の映画化。『メッセージ』よりは『アライヴァル』か『メッセー字』でいい。ドゥニ・ビルヌーブにしては意外にも退屈なぐるぐる映画だった。なんで評価が高いのか謎。

冒頭で言語学者のエイミー・アダムスと娘のエピソードがあるんだけど、乗船前の検査で「出産経験はない」って言ってたんで、てことは。物理学者のジェレミー・レナーは1/12発見する以外に役立ってないのでわかっちゃった。ウィテカーも含めて登場人物にキャラクターがない。コミュニケーションの難しさは『惑星ソラリス』のように眠くなる。アカデミー賞とった音が凄いので眠れないけど。

エイリアンはポール星人かバイラスみたいな古くさいイカ型。イカがスミ出して文字になるというギャグ展開でアボット&コステロなんて名付けちゃう。12基のシェルも無害だしつまんねー。ヘプタポッド語はカンガルーなので知らん方がいい。Hannah、Rennerまでなら。

続きを読む

tag : Sci-Fi エイリアン Apple

GG2『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』

Kurt Russell
ワイルド・スピード ICE BREAK』『バーニング・オーシャン』そして今作と、カート・ラッセルが3連続。しかも80年のシーンは若返っとる。
Guardians of the Galaxy Vol. 2(2017)136分

Guardians of the Galaxy Vol. 2変わらず、期待を裏切らない面白さ。コメディとシリアスが同居するお気楽スペオペ。前作からジェームズ・ガンらしさがさらに濃くなって、2億ドルかけたトロマ映画かってくらい面白かった!

キャラクターを描くのがうまい。特にヨンドゥとグルート。素直すぎるドラックスがマンティスにグサグサ浴びせるのが笑える。健気なマンティスがまたいい。瞼の父と育ての父、これ泣ける。姉と妹の切れない絆。分断したチームが再集合するカタルシス。ラベジャーズが集って弔うシーンは奇麗すぎて泣けた。ヨンドゥが〜!Walkmanが〜!

エンドクレジット中、ロール前、WetaとFramestoreの間、サウンドトラックの前に1シーンずつ挿入。そして最後にも。8Kで撮影した最初の映画。

続きを読む

tag : フランチャイズ Sci-Fi ヒーロー アンサンブル チーム コミック 続編 MCU

海上の地獄『バーニング・オーシャン』

Deepwater Horizon(2016)107分

Deepwater Horizonピーター・バーグが2010年4月20日の石油掘削施設ディープウォーター・ホライズンの爆発炎上事故を映画化したってんで観ないとね。さすがピーター・バーグ、容赦ねえ、クソリアル!いや、リアル以上。時間と費用をケチってセメント検査しない会社のせいでえらいことになるわけだ。

事故の前段階が不気味さ満点、やばいよやばいよ。登場人物たちに襲いかかる阿鼻叫喚の地獄絵図。これこそデザスター映画の醍醐味だけど、こっちまで怖くなるほど凄まじい。大量の泥水、吹き上げる炎、崩壊していく映画史上最大級のセット。救助後の様子も克明に描写され、家族との再会は感動的。大量の原油流出までは描かれない。

マーク・ウォールバーグも『ローン・サバイバー』のように生還がやっと。上司カート・ラッセルなんかシャワー中の災難、全身ガラスまみれで『バックドラフト』『ポセイドン』以上に散々な目に遭う。この映画に比べたら『ワイルド・スピード』は楽な仕事だねー。ケイト・ハドソンとは初共演だそうで、父娘ハグあり。そのケイト・ハドソンもドアップに相応しいいい芝居、袖から出る指もたまらん。

続きを読む

tag : 実話 サバイバル デザスター 脱出 救出 ヒーロー

TODAY
プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

最新記事
カテゴリ
タグ
検索フォーム
リンク
Connect the Movie
RSSリンクの表示
pictlayer