こんなところには行きたくない『ボーダーライン』


Sicario(2015)121分

Sicario原題のシカリオはスペイン語でヒットマンの意味。この映画で誰のことかってえと、おっと。FBIとSWATの壮絶な突入から始まる。CIAとメキシコ麻薬カルテルの戦争に加わるFBIのケイト。世界一住みたくない都市、フアレスへようこそ。いやーな空気感が漂う映像。主人公ケイトと共に現実を学ぶ。『地獄の黙示録』で狂気を体験するウィラードみたいに。渋滞の中の銃撃戦はリアルでよかった。緊張感を煽る音楽が伊福部昭っぽくてカッコいい。『キングコング対ゴジラ』の大ダコが出てきそう。

特殊なミッションには裏の目的があって不安だし、残虐なカルテルには容赦ない拷問トンネル急襲はSWATも参加。自由射撃。キャメラは揺らさず計算されたカット割で、色調も見事。アカデミー撮影賞ノミニーだけある。

エミリー・ブラントは相変わらずカッコイイ。狂気に身をおきながら、咄嗟にグロック19を撃ったり、撃てなかったり。ベニチオ・デル・トロは期待通りの怪演。往年の牧伸二がウクレレの代わりにMP5を構える。ホレイショ・ケインのようにボス宅に単身突入家族と食事中のボスをHK Mk23で殺すシーンも好き。続編が楽しみ。

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tag : クライム 暗殺者 CIA FBI 拷問 SWAT 特殊部隊 近接戦 場所

マーベル映画ランキング

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ハリウッド・レポーターがマーベルのヒーロー映画44本をランキングしてた。1位から順に、
『アベンジャーズ』(2012)
『スパイダーマン2』(2004)
『アイアンマン』(2008)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
『スパイダーマン』(2002)
『X-メン2』(2003)
『X-メン』(2012)
『アントマン』(20015)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
『ベイマックス』(2014)
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2012)
『デッドプール』(2016)
『アメージング・スパイダーマン』(2012)
『X-MEN フューチャー・アンド・パスト』(2014)
『アイアンマン2』(2010)
『ウルヴァリン SAMURAI』(2013)
『マイティ・ソー』(2011)
『インクレディブル・ハルク』(2008)
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)
『ブレイド2』(2002)
『ハルク』(2003)
『アイアンマ3』(2011)
『アメージング・スパイダーマン2』(2011)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
『スパイダーマン3』(2007)
『ブレイド』(1998)
『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009)
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(20068)
『ブレイド3』(2004)
『パニッシャー』(2004)
『パニッシャー/ウォー・ゾーン』(2008)
『デアデビル』(2003)
『ゴーストライダー』(2007)
『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007)
『ゴーストライダー2』(2012)
『パニッシャー』(1989)
『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(2005)
『ザ・ファンタスティック・フォー』(1994)
『エレクトラ』(2005)
『ファンタスティック・フォー』(2015)
『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』(1986)
『キャプテン・アメリカ/帝国の野望』(1990)
『巨大怪物 マンシング』(2005)

tag : ランキング フランチャイズ コミック

6人揃って帰りたい『オデッセイ』


The Martian(2015)141分

The Martian火星の人』の映画化。さすがリドリー!でもリドリー映画としては異色SF。マット・デイモンは『インターステラー』に続いてまたもや星に1人取り残されちゃうという最悪なシチュエーションなのに、明るく元気なサバイバル映画なの。

ワトニーのポジティブなキャラクターもあるけど、サバイバルにはユーモアが大事。元気の素は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のカセット「Awsome Mix Vol.1」じゃなくて、、、船長の趣味の70'sディスコヒッツ。シーンにピッタリハマるので、説得力があって絶望を遠ざける。パスファインダーで通信するシーンは感動。生きる気力に満ちてたんだけど、生存絶望な事故が起こってついにワトニーは死を覚悟する。がんばれ!地球ではみんなが彼の帰りを待っている!ヘルメスでの会議シーンも泣ける。彼を拾って6人揃って帰ろう!思い出すだけで涙が出る。

火星とNASAとヘルメスの三元進行が見事に決まってて盛り上がる〜。このモンタージュのバックが『Starman』で、たまらん!

救出は成功すると思って観てても山あり谷あり、ハラハラしっぱなし。決死のアイアンマン作戦大成功!補給で中国が絡むのは原作通りかもしれんけど違和感あった。でもいい映画観た〜って満足感は得られた。

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tag : サバイバル 救出 Sci-Fi NASA チーム

見栄を張っても高くつくだけ『カリフォルニア・ドールズ』

カリフォルニア・ドールズ
...All the Marbles (1981) 113分

カリフォルニア・ドールズ監督:ロバート・アルドリッチ 撮影:ジョセフ・バイロック
出演:ピーター・フォーク(穂積隆信)、ヴィッキー・フレデリック(藤田淑子)、ローレン・ランドン(小宮和枝)、バート・ヤング(大塚周夫)、ジョン・ハンコック(内海賢二)、レニー・モンタナ(郷里大輔)、クライド・クサツ(野島昭生)

「よう、ハリーだ。カリフォルニア・ドールズのマネージャーのハリーだ、ドールズで試合を組んでくれよ、美人だしいい試合するぜ、客も大喜びさ、トップスターになれるチームなんだ。見栄を張っても高くつくだけ。ローリング・クラッチだ、これで勝てるぞ」

ロバート・アルドリッチの遺作「カリフォルニア・ドールズ」のDVDを吹替えで見た。音楽著作権の関係で日本では長らくDVDが発売できなかったらしい。特典映像がなくても発売してくれただけで嬉しい。公開当時はたしか東劇で観たけど、地方では「ロッキー3」と併映だったので見た人は多いと思われる感動作。公開から35年たった今もこれを越える女子プロレス映画はない。
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ドールズの対戦相手、芸者ガールズ(ミミ萩原&ジャンボ堀)のマネージャーの名刺。ミミ萩原がドールズとの試合で見せたローリング・クラッチ・ホールドが、クライマックスで大きな見せ場になる。もし、アルドリッチが亡くならなければ続編で日本遠征が描かれたんだろうなあ。

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tag : 日本 ロードムービー

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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