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『ローン・サバイバー』

Lone Survivor (2013) 121分

Lone Survivor監督・脚本:ピーター・バーグ 撮影:トビアス・A・シュリッスラー
原作:マーカス・ラトレル『アフガン、たった一人の生還』
音楽:エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ、スティーブ・ジャブロンスキー
出演:マーカス・ラトレル:マーク・ウォールバーグ、マイケル:テイラー・キッチュ、ダニー:エミール・ハーシュ、マシュー:ベン・フォスター、エリック:エリック・バナ

アフガンのレッドウィング作戦で唯一の生存者によるノンフィクション「アフガン、たった一人の生還」の映画化。監督は大好きなピーター・バーグ、さすがハズレなし。わずか42日で撮影し、製作費を4000万ドルに抑えたけどリアリティを損なってない。

チーム10の壮絶な3日間の戦闘とサバイバルが堪能できる、SEALs映画だった。聞こえてくるカランカランって音やメエ〜って鳴き声、生死を分けた彼らの決断も大事。役に立たない無線、衛星電話。四方からAKを浴びせられる恐怖、2度に及ぶ崖転び。ワケわからん話し声。草むらから飛び出すRPG。アフガンにタリバンがいれば善良な非武装村人もいるのが嬉しい。

指揮官マイケルは「バトルシップ」のホッパー弟、原作者の衛生兵ラトレルさんがM.ウォールバーグ、通信兵ダニーがスピードレーサー、狙撃兵アクセルが「Xメン」のエンジェル。原作者のラトレルさん本人はコーヒーをわざとこぼす先輩隊員やチヌークで救出に向かう隊員役でカメオ出演。アクセルがストイックでカッコイイ。M4のマガジンくれたマイケル。頂上から電話したダニー。ラストには本人達の写真が紹介されたら泣いちゃうよ。

チヌークもアパッチもホンモノだー!救出に来た2機のチヌークが見えるアオリ、AC-130の航空支援、救援のブラックホーク!上映終了後にラトレルさんが登場。アフガンの恩人をテキサスに招いたそうだ。

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tag : 実話戦場サバイバルSEALsチーム近接戦

リディック ギャラクシー・バトル

Riddick (2013) 103分

Riddick前作を「リディック」にしちゃうから今回困っただろ、でも「ギャラクシー・バトル」は違う。それはたぶん4作目。今回は1作目に立ち返ったモンスターサバイバルなので「ピッチ・ブラック2」が正しい。

前作のラストでロード・マーシャルになったリディックが、ネクロモンガーを率いて…ない!あれれ〜、まさかの「ピッチ」な星で「ぽっち」な状況。騙されたのね、気の毒なリディック。動物達とのサバイバルドラマで心が温まる。脱出のために呼び寄せた賞金稼ぎが2チーム。バティスタやスターバックもいるぞ。銃器は地球の現用品。リディックの首をとりにきたのにリディックの影に怯えるバウンティハンターたち。

とっとと宇宙船奪って脱出するかと思ったら、じっくりハンターをビビらせるゆとりのリディック。ペットのわんわん、かわいそーだった。めざせフューリア星。続きはアリだな。デビッド・トゥーヒーにはずっとこのシリーズを作ってもらいたい。127分バージョンが観たかった。

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tag : 続編賞金稼ぎサバイバルSci-Fi拷問ヒーローシリーズ

『エージェント:ライアン』

エージェント:ライアン
Jack Ryan: Shadow Recruit (2014) 105分

Jack Ryan: Shadow Recruit監督:ケネス・ブラナー 脚本:アダム・コーザッド、デヴィッド・コープ
原作:トム・クランシー
撮影:ハリス・ザンバーラウコス 音楽:パトリック・ドイル
出演:ジャック・ライアン:クリス・パイン、キャシー・ミュラー:キーラ・ナイトレイ、トマス・ハーパー:ケビン・コスナー、ヴィクトル・チェレヴィン:ケネス・ブラナー

CIAはいい人材をリクルートしたなあ。アナリストとして優秀だし、元海兵隊だからエージェントとしても即戦力。CTUで言うとジャック・バウアー+クロエ・オブライエン=ジャック・ライアン、まさしく!頭脳明晰な無鉄砲男。「リクルート」みたいな養成描写はなくてアメリカを救う任務がメイン。クランシーらしいミリタリー色がないのは残念。キャラだけ今の時代に拝借なのね。上司がのんびりK.コスナーで、彼女が美人医師のK.ナイトレイで、ロシアでのバックアップも多くてって恵まれとるな。全体的にスリリングで、絞り込んでいくスピード感もいい。クライマックスはCIAとFBIとNYPDごちゃごちゃいて、データ泥棒したり爆弾処理したりはお約束通り。やっぱりジャックはアナリストに向いてる。でも今時、DOSみたいみたいなピポピポビープ音やめて〜。

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tag : フランチャイズ海兵隊CIAFBI警察

キック・アス ジャスティス・フォーエバー

Kick-Ass 2 (2013) 103分

Kick-Ass 2自主映画だった前作からハリウッドメジャーに進出。でも製作費は同じく2800万ドル。2作目なんでこんなもんかなー、大スクリーンで観れるだけで凄いけど。下ネタ、血しぶき、ゲロ噴射、ウンコまで駆使したけどね、お話にインパクトなくなっちゃってガッカリな出来。女子高生ミンディちゃんはキャリーだし、J.キャリーがもったいないし、銃撃戦ないし。いいシーンは靴ぶっ差しと腕チョンパ、NYPDのマスク狩り、身代わりオヤジ、ヒットガールの車上アクション、応援部隊登場、ミンディちゃんの別れのキス顔。最後の乱闘は「ダークナイト・ライズ」かよ。しかしオヤジがよく死ぬシリーズだなー。ジョン・レグイザモが嬉しい。エンド・クレジット後に1シーン。

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tag : フランチャイズコミックヒーロー警察続編チーム銃撃戦

3D『ホビット 竜に奪われた王国』HFR

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The Hobbit: The Desolation of Smaug (2013)161分 2.35 : 1

The Hobbit: The Desolation of Smaug監督:ピーター・ジャクソン 脚本 :ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ギレルモ・デル・トロ
原作:J・R・R・トールキン「ホビットの冒険」
撮影:アンドリュー・レスニー 音楽:ハワード・ショア
出演:ビルボ・バギンズ:マーティン・フリーマン、ガンダルフ:イアン・マッケラン、トーリン・オーケンシールド:リチャード・アーミティッジ、スマウグ:ベネディクト・カンバーバッチ、ネクロマンサー:ベネディクト・カンバーバッチ、レゴラス:オーランド・ブルーム、タウリエル:エヴァンジェリン・リリー、バルド:ルーク・エヴァンズ、スランドゥイル:リー・ペイス、湖の町の統領:スティーヴン・フライ、ドワーリン:グレアム・マクタヴィッシュ、バーリン:ケン・ストット、キーリ:エイダン・ターナー、フィーリ:ディーン・オゴーマン

Dolby 3D、字幕、HFRで見た。真ん中の話としては面白い。今回もドワーフ御一行様徒歩ツアーズ(ちょっと馬あり)なんだけど、161分あっとゆーま。それだけに最後はえ〜!っとなる締め方。すぐ続きが観たくなる!

前作よりHFR 3Dの効果が増したように見える。雨や水しぶき、ロングの空撮がいい感じ。サウロン登場はゾクッっときたね、既視感を使った現れ方がカッコイイ。

ビルボはタイトルロールのくせにオマケみたいなポジションだけど、ちゃんと主役。レゴラス登場、何か太ってるけど、弓矢アクションは相変わらず身のこなし含めてカッコええ!撮影風景を想像すると笑えるけど。新登場のタウリエル、浮いとるなーと思ったら原作にはないキャラなんか。船頭さんのバルド父さん、ええ役だー。

スマウグはよーしゃべるドラゴンだな、一番セリフ多いんじゃない?カンバーバッチはスマウグの声の役作りでイグアナやコモドオオトカゲ観察しただけでなく、上半身パフォキャプまでやってるんだが、そこまで必要かね?「ドラゴンハート」のドレイコだってそこまでしとらん。飛び立った瞬間、キングギドラだ。すぐ落としちゃうけど。

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tag : フランチャイズ3DHFRファンタジー冒険チームクリーチャー魔法

1976年の『ラッシュ/プライドと友情』

Rush (2013) 123分

Rush監督:ロン・ハワード 脚本:ピーター・モーガン
撮影:アンソニー・ドッド・マントル 音楽:ハンス・ジマー
ジェームス・ハント:クリス・ヘムズワース、ニキ・ラウダ:ダニエル・ブリュール、スージー・ミラー:オリヴィア・ワイルド、マルレーヌ・クナウス:アレクサンドラ・マリア・ララ、クレイ・レガツォーニ:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ルイス・スタンレー:デヴィッド・コールダー、ナース・ジェマ:ナタリー・ドーマー、アラステア・コールドウェル:スティーヴン・マンガン、アレクサンダー・ヘスケス:クリスチャン・マッケイ、スターリング・モス:アリスター・ペトリ、ピーター・ハント:ジェフリー・ストリートフェイルド、エンツォ・フェラーリ:アウグスト・ダラーラ

すでにオンライン試写で見てたけど、劇場で観たかったので先行上映で観た。「ラッシュ」は主に1976年のシーズン、ターボ移行前のNA3リッター時代、大らかであり、命がけだった頃。76年はリアルタイムでF1で盛り上がってたのを憶えてる。ラウダ、ハント、レガッツォーニを始め、アンドレッティ、フィッティパルディ、シェクター、ワトソンそしてピーターソン!長谷見、星野、高原の日本勢。日本GPも生中継で見たし、その直前には75年シーズンのドキュメンタリー映画「F1グランプリ/栄光の男たち」がシネラマで公開されて観に行ったし。懐かしい〜。

当時、チャンピオン争いをしたラウダとハントを絶妙なバランスで対比して描いた感動のライバル映画だった!ラウダがカムバックして、事故の責任を感じてるハントに「病院送りになったのはお前のせい。ここに戻ったのもお前のせい」みたいに言うんだよ〜、泣けるなー。ラウダ復帰のプレスカンファレンスで失礼な質問は事実だが、ハントがその記者をトイレでボコボコにしたのはフィクション、でもいいんだあ〜!

最終戦、初の日本グランプリ、危険なウェットレースの中、ドラマが結ばれてくあたり、もう最高。F1映画はドラマにしにくく、マックィーンもスタローンも諦めたからね、フランケンハイマーの「グラン・プリ」だけだもの。当時の再現も含め、レースシーンはリアルで申し分ない出来だし、IndiecamやGoProまで駆使した映像もド迫力!レガツォーニ、イイ人だ〜。エンツォやモンテゼモロも登場。こんだけ作り込んでてバジェットは3,800万ドルと意外な低予算だった。もちろんラウダが認め、バーニーのお墨付き。

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tag : 実話レースチームドラマ

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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