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『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

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スター・トレック イントゥ・ダークネス
Star Trek Into Darkness (2013) 132分 2.39 : 1

スター・トレック イントゥ・ダークネス監督:J・J・エイブラムス 脚本:デイモン・リンデロフ、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
撮影:ダニエル・ミンデル 音楽:マイケル・ジアッキーノ
VFX:ILM、ピクソモンド、アトミック・フィクション、OOOii
出演:ジェームズ・T・カーク:クリス・パイン、スポック:ザカリー・クイント、ジョン・ハリソン/カーン:ベネディクト・カンバーバッチ、レナード・マッコイ:カール・アーバン、ウフーラ:ゾーイ・サルダナ、モンゴメリー・スコット:サイモン・ペッグ、ヒカル・スールー:ジョン・チョー、パヴェル・チェコフ:アントン・イェルチン、クリストファー・パイク:ブルース・グリーンウッド、アレクサンダー・マーカス:ピーター・ウェラー、キャロル・マーカス:アリス・イヴ、ジョージ・カーク:クリス・ヘムズワース、ウィノナ・カーク:ジェニファー・モリソン、スポック・プライム:レナード・ニモイ

JJ映画として最高傑作で、ST映画としても満足な仕上がりだった。冒頭30分はすでにIMAXで観てるけど、字幕で規則ってのが違和感ある。プライム・ディレクティブは規則じゃなくて「艦隊の誓い」なのに。

まあ、今回はリブート2作目ってことで、前作のリサーチをしたんだね、往年のファンが喜ぶ要素を仕込んできた。新クルーのキャロル・マーカス!その父親、マーカス提督はなんとセクション13!こっちの時間軸にもあるんだ!赤シャツとクロノス行ったら、新デザインのクリンゴンと交戦!助っ人はハリソン!カンバーバッチのハリソンって優生人類に見えてくる不思議。と思ったら、本名を名乗ってブッとんだ。えーーーーーー!72基の光子魚雷、そうだったのか!ボタニーベイの生存者数まで合わせてくるかー。「ST2: カーンの逆襲」だったとは!だからキャロル、なるほど!2作目だし「ST2」をもってくりゃ喜ばずにいられない。ニュー・バルカンとの交信で、スポック・プライム再登場!マッコイの「私は医者だ、魚雷エンジニアじゃない」は拍手。

艦隊初の黒船USSヴェンジェンス、悪の船!この発想はなかった。エクセルシオールを凶悪にした感じで、やっぱりスコッティに阻止される。スポックが総員退艦を命令したけど誰も従わず、脱出ポッドは見れんかった。でもその後サプライズ!ワープコアのシーン、同一局面だが立場は逆!って見事な展開、オマージュとも言えるショット。そして今回はスポックが叫ぶ!「Khaaaaaaan!」もう、感心して涙がでたね。いよいよ人類初の試みとして5年間の調査飛行に出発だ!「Mr. Sulu, take us out!」あのテーマと共にTOSにつながる、最高のエンディング!

プログラムに記述ミスあった。光る目玉→光るめだま、エリザベス・テイラー→エリザベス・デイナー。テイラーじゃ女優だよw

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tag : フランチャイズオマージュSci-Fiスタートレック

『パシフィック・リム』と『ロボ・ジョックス』

『パシフィック・リム』と『ロボ・ジョックス』

「パシフィック・リム」と「ロボ・ジョックス」を比べてみた。「ロボ・ジョックス」は国家間の問題を巨大ロボット同士が戦って解決する世界を描いた1990年製作のアメリカ映画。人型ロボットに、ジョックス(パイロット)が搭乗して戦うタイプで、モデルアニメーションで撮影されてる。エンパイア・ピクチャーズが製作費1000万ドルを投じた実写特撮大作だ。デザインはロン・コッブ、特撮はデビッド・アレン、監督はスチュアート・ゴードンというドリーム・チーム(B級だけど)なのだ。この映画をきっかけに何本もの巨大ロボット映画が製作されたよ。

『パシフィック・リム』と『ロボ・ジョックス』
ロボットに搭乗して操縦するシステム。左は「パシフィック・リム」、まん中は「ロボ・ジョックス」、右の「ジャンボーグA」(1973)は、怪獣を撃退するロボットの活躍を描いた円谷プロの特撮TV番組。イェーガーの場合、歩くのも大変で素早く動くことは無理そう。戦いにスピード大事だけどね。「リアル・スティール」のシャドー機能はもっと凄くて、遠隔動作なので乗らなくていい(乗れないけど)。Kinectみたいに安全な場所でフリをすればいいわけだ。素早い動作も可能だし、戦闘ロボとしてはこの方式が最適かと思う。イェーガーに搭乗する理由が不思議に感じる。

「ロボ・ジョックス」からアキレス対アレクサンダー。アレクサンダーのロケットパンチに注目。巨大ロボが人間に及ぼす被害の描写もあるよ。

『パシフィック・リム』と『ロボ・ジョックス』
スーツの比較。左は「パシフィック・リム」、右の「ロボ・ジョックス」はスーツで動きをトレースするマスタースレイブ方式。今で言うモーションキャプチャー。両手にコントローラーを握ってるだけで、動作を伝達するワイヤー類はないので動きやすい。

『パシフィック・リム』と『ロボ・ジョックス』
パイロットの戦闘訓練。「パシフィック・リム」で棒術的な戦いの稽古。「ロボジョックス」(右)ではマーシャルアーツかな。

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tag : 類似ロボ

『パシフィック・リム』

パシフィック・リム
Pacific Rim (2013) 130分 1.85 : 1

Pacific Rim監督:ギレルモ・デル・トロ 脚本:トラヴィス・ビーチャム、ギレルモ・デル・トロ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ 音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演:ローリー・ベケット:チャーリー・ハナム、森マコ:菊地凛子、スタッカー・ペントコスト:イドリス・エルバ、ニュートン・ガイズラー:チャーリー・デイ、ハーマン・ゴットリーブ:バーン・ゴーマン、テンドー・チョイ:クリフトン・コリンズ・Jr、チャック・ハンセン:ロバート・カジンスキー、ハーク・ハンセン:マックス・マーティーニ、ハンニバル・チャウ:ロン・パールマン

「必要なのは服従と戦闘スキルだ!」3D吹替えで観た。3D変換は良好で映像の迫力はあった。ギレルモちゃん初のデジタル撮影だが、いきなり2作目なんだな、前作のダイジェストが最初にあるんだが、そっちをちゃんと観たかった。

怪獣映画としては「平成ガメラ」や「クローバーフィールド」の方がいいし、人が操縦するロボットなら「リアル・スティール」の方がいい。スーパーロボット軍団の「決戦!大海獣」を期待したんだけどハズレたな。1億9000万ドルもかけた割にバンダイっぽい映画でコレじゃないズレを感じる。捧げられたハリーハウゼンと本多猪四郎も苦笑いかも。

怪獣の脅威にさらされてる割に壁とシェルターって心細い。イェーガーの発進プロセスは時間かかりすぎ。イェーガーの輸送はチヌークじゃなくオスプレイだったらよかった。エウレカはカッコよかったけど、他のイェーガーの見せ場がほしかった。ジプシー・デンジャーの動力が原子力ってのは嬉しいけど、改修後のチェーンソードは南京玉すだれ。ロケットパンチは飛ばへんし。ナイトシーン多いけど怪獣は夜行性なの?だったら昼間に裂け目を塞げばいいのに。怪獣の臓器販売はないだろ、燃やせよ。

菊池凛子の森マコ、眉毛ぶっとー。芦田愛菜ちゃん、いい芝居だが、もっと小汚いはず。林原めぐみの声は2倍速?車内アナウンスみたい。他の吹き替えはナイスな配役。USはPG-13。ギレルモちゃんには続編より「狂気の山脈にて」か「ヘルボーイ3」をやってほしい。

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tag : 侵略怪獣ロボSci-Fi近接戦シリーズ

『ホワイトハウス・ダウン』

ホワイトハウス・ダウン
White House Down (2013) 132分 2.39:1

ホワイトハウス・ダウン監督:ローランド・エメリッヒ 脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
撮影:アンナ・フォースター 音楽:ハラルド・クローサー、トーマス・ワンカー
出演:ジョン・ケイル議会警察官:チャニング・テイタム、ジェームズ・ソイヤー大統領:ジェイミー・フォックス、キャロル・フィナティ次席特別警護官:マギー・ジレンホール、エミール・ステンツ:ジェイソン・クラーク、イーライ・ラフェルソン下院議長:リチャード・ジェンキンス、マーティン・ジェームズ・ウォーカー 大統領警護隊長:ジェームズ・ウッズ、コールフィールド将軍:ランス・レディック、エミリー・ケイル:ジョーイ・キング

エンド・オブ・ホワイトハウス」の方が面白かった。製作費は倍以上の1億5000万ドルなのに。キャラクターの関係を込み入らせた割にサスペンスないし、かえってアクションのじゃま。おちょけすぎで戦いに緊張感ないし。ホワイトハウスが簡単に制圧されるのも無理ないわ。

J.フォックスは大統領の器じゃなくて、運転手と変わりない。ダメパパ役のチャニング・テイタムが主役にしちゃ地味なの。娘のエミリー(11歳、VAIOユーザー)はよかったんだけどね、勇敢だし、7億ビューだし、旗振り見れたし、いい働きをしてた。ツアーガイドの人、おいしい小鉢。

マリーンワンもブラックホークもエアフォース2もF22も3機ずつ飛んでくる。CGIなんで萎えるんだな。でもエアフォース2がNORADのミサイルで撃墜されるシーンはよくできててちょっと泣けた。ブラックホークはラベリング中にジャベリンに撃墜されるシーンはかっけえけど、アプローチは「OK牧場の決闘」だな、アホらし。C-17は出番なし。車内で「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」が見れるザ・ビーストはRPGのえじき。緑のレーザーサイトは映画初登場のブリュッガー&トーメのAPC9。リンカーンの時計とエンディングの「Street Fighting Man」にやられた。

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tag : 航空機シークレットサービス救出テロ戦車

ワールド・ウォーZ

World War Z (2013) 116分

World War Z監督:マーク・フォースター 脚本:マシュー・マイケル・カーナハン、ドリュー・ゴダード、デイモン・リンデロフ
原作:マックス・ブルックス『WORLD WAR Z
撮影:ロバート・リチャードソン 音楽:マルコ・ベルトラミ

Zはゾンビなので邦題は「ゾンビ大戦」だとわかりやすい。製作費は、ゾンビ映画としては破格の2億ドル。「ドーン・オブ・ザ・デッド」の10倍、「ゾンビ」の200倍!ブラピだから実現した超大作ゾンビ映画。レーティングを考慮したのかゾンビなのにKNB的どころかサビーニ的描写すらない。人体損壊も血しぶきもなくゾンビの状態はいいけど、かつてない物量で来た。群れで行動し、獲物に襲いかかる様はド迫力。噛まれたら12秒という早さでゾンビ化。死人じゃなく感染者になるわけだー。

まずは安定したキャメラが一転無秩序になるデザスターのフィラデルフィア脱出劇。ドッカーンときて耳がキーン!A-10が飛んでる〜!空母USSアーガスからアントノフAn-12が発艦して第2幕、パニックアドベンチャーの発生源探索ミッション。エルサレムの壁が突破され、フォローだったり空撮だったりの地獄絵図描写。締めはB767で「スネークフライト」のゾンビ版、チワワをきっかけに機内は阿鼻叫喚。7500万ドルで追加撮影した第3幕はWHOでのスニーキングアクション。ゾンビいっぱいのB棟に行って帰ってくるミッション。監視カメラがスリルを盛り上げる。

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tag : 空母航空機ゾンビデザスターパンデミック

風立ちぬ

風立ちぬ (2013) 126分

風立ちぬ「風立ちぬ、いざ生きめやも」中2の頃観に行った76年版では10回くらい言ってた。その堀辰雄サイド、菜穂子さんとのシーンはどれも印象的。出会い、紙ひこうき、雨、同居、情感豊かで感情移入しやすい。でもこれじゃフツーすぎる。

期待はやっぱり堀越二郎。でも航空機の設計士を描いてるとしたら物足りない。情報の少ない時代に、二郎が飛行機に憧れた理由が描かれていない。夢に見るほど強烈な出会いがほしかった。優秀な技師として曖昧で、ユンカースの内部で「すごい」って言うけど、何が?九七艦攻の引込脚で締めてくれればめちゃくちゃ感動できたのに!美しい飛行機と美しい女性の間で葛藤がない不思議。せっかく戦時だし。口数が少ないのはいいけど、感情面のセリフがアホ。二郎の声が庵野でなければもっとイイ映画になっただろう。ヘタと言うより、キャラに合ってない。

夢の挿入とブツ切りエピソードのせいで時間が気持ちよく流れない。三菱内燃機に名古屋弁の人がいたり、栄が栄町だったらもっとリアルだったのに。手描き、BG、CGIの統一感がない。特にCGIはいつものように違和感あって、背動や海もいい感じの作画できとるのにCGIのカットもあったり。飛行機とモブは手描きでがんばってて見応え十分。メガネのレンズ表現がリアル。写真を拾うカットがよかった。でも、明らかにプロポーションが違ってたり、タバコの煙が妙にでかかったり、遠近感や対比がヘンだったり、謎の同Tブレしたり、ヘンな歩きや走りしてたり、よく宮崎さん通したなってカットが目についた。黒川さんと妹のキャラが浮いとった。

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tag : アニメーション実話航空機

SHORT PEACE

SHORT PEACE (2013) 68分

SHORT PEACE4本のオムニバスなら1本くらいいいのがあってもいいんだけど、どれも3幕のうちの第2幕だけ映像化した感じ。「MEMORIES」レベルを期待したんだけど。観たい部分を外してくるからこっちのリズムと合わなくて眠くなる。

森本さんのOP「スキャナーダークリー」だ。「九十九」は何を見せたいのかようわからん。作画でなくCGIベースで視覚的に楽しくない。歩きヘンだし。「火要鎮」は映像的醍醐味はあったけど、話がダイジェストすぎる。もっとじっくり語ってほしかった。一番マシなのは「GAMBO」だな。デザインとサイズ感が絶妙な鬼がイイ。アクションも見応えあった。一番浮いてた「武器よさらば」は原作通りかと思ったら続きがあった。CGアニメはつまらんね。戦闘なのに空気がきれいすぎる。ラストの富士山つながりも強引だな。

tag : アニメーション戦場ファンタジー

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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