ゼロ・ダーク・サーティ

Zero Dark Thirty (2012) 157分

Zero Dark ThirtyDEVGRU(チーム6)によるビンラディン急襲殺害をニュースで知ったとき、ビグローの映画はどうなるんだろーと思った。それは10年に及ぶビンラディン捜索を描いた映画で、数十億ドルを費やしてもCIAは追いつめることはできなかったって残念話。結局、その後も追加されて一転、無駄じゃなかったって話になっちゃった。

CIAのマヤの一途なキャラクターが秀逸。熱血でなく冷血。特に同僚を失ってからは執念だね。身の危険に晒されながら、MP5で襲撃されても諦めない。高卒でCIAにリクルートされただけあるね。オサマは100パーここにいます!その自信はなに?ジェロニモ殺害を確認して、最後はC-130貸し切りで帰国。搭乗後に見せる涙がイイね。

CIAの拷問は政治的の配慮なのか、水責めと箱詰めという手ぬるさ。証拠がないまま作戦決行に至る部分は割愛!ネプチューン・スピアー作戦の件りは25分、余計だったな。ここだけ違う映画だし、大雑把すぎる。立案、訓練、実行までの経緯とダイジェストじゃない急襲で別の映画にしてほしかった。作戦の全容はディスカバリーやナショジオの特番の方が詳しくてわかりやすいし。ステルス仕様のブラックホークが見れたのはよかった。あと、Black Siteって言葉覚えた。レオン・パネッタCIA長官って、ほんとにこんな人なの?

tag : 実話 CIA DEVGRU 拷問

逃走車

Vehicle 19 (2013) 85分

vehicle19「逃亡者」じゃなくて逃走車。「ザ・ドライバー」「トランスポーター」「ドライヴ」はプロだけど、P.ウォーカーはレンタカーを借りた旅行者で巻き込まれただけ。でもドライビングはうまい。右ハンドルも左側通行もすぐ慣れた。さすが「ワイルド・スピード」。

ウリは全編車載カメラってそんなアホなと思ったけど、確かにキャメラは車外に出ない。出てもボンネット上。ドライバーが車を降りてもずっと視点は車内、総尺85分なのに飽きる。でかいフィルムキャメラでがんばってはいたが、「トゥモローワールド」の車載シーンの方がよっぽど凄い。

着想は「[リミット]」、話は「ガントレット」なんだけど遠く及ばず、眠くなった。もっと面白くできるはず。世界最速公開と言っても、今のところ日本以外の公開が未定な南アフリカ映画。これじゃブロムカンプに続けんよ。

tag : アクション 警察 クライム チェイス

テッド

Ted (2012) 106分

Les MisérablesUS版より6分短いバージョンだった。でもいい、めっちゃ笑えたし面白かった!長年の親友っていいよね、羨ましいほどイイ関係。セス・マクファーレンはオレより13歳年下だけど、同年代なみのドストライク。すげー親近感!サンダー・バディーズに自分が加わってもおんなじ話をするだろーなー。

特に「フラッシュ・ゴードン」愛がハンパじゃねー。サム・ジョーンズ喜ぶなーと思ったら、本人出てキター!10年ぶりの映画だけど、フラッシュとしては33年ぶりの復活!「Go Flash, Go!」音楽もたっぷりそのまんまふんだんに使ってた。着信音もいいね。ロリーが帝国のマーチでテッドが「ナイトライダー」、笑っちゃうー。「ミゼラブル」観た直後にマーク・ウォールバーグのドヘタな「オクトパシー」聞けるなんて!

ミラちゃんもよかったー。ジョンとテッドの間で揺れたり悩んだり。ビショップになったテッドを2人で修復したり、星に願いをかけたりね。

ナレーターはパトリック・スチュワートだったのね。みんなの好きなトム・スケリットも登場!T.J.フッカーがなんでガチャピンなんだよ>字幕!iPodで「フラッシュ・ゴードン」のサントラ聞きながら帰りたかったけど、イヤホンがなかった・・・とにかく続編希望!

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tag : バディ

レ・ミゼラブル

Les Misérables (2012) 158分

Les Misérables57年版も96年版も98年版も観てないけど、79年版のアニメは動画やった。そしてトム・フーパー、またまたいい仕事したなあ。トップシーンから巨大な船とモブに圧倒され、映画の凄さに震えた158分。俳優と音楽と美術とキャメラのパワフルなアンサンブル!フィルムとVFXによる意表をつくショット!

運命の苦難に立ち向かう人、飲み込まれちゃう人、不幸な人々続々登場。ノーマークだったけど、宿屋の娘のエポニーヌがよかった。悲劇のサブヒロイン。でもやっぱり不幸さなら誰にも負けないファンテーヌ!さんざんイジられ貶められるのを楽しんでたら、夢見た人生との違いを嘆く「夢やぶれて」ですよ、アップで1カットで歌いきった映画史上珠玉の1カット!まさかアン・ハサウェイに泣かされるとは!

泣けるシーンはあと2つ。「ワン・デイ・モア」登場人物それぞれの明日への思いが交錯するアンサンブルがめちゃくちゃ感動的だった。もうひとつは、バルジャンの死を看取るコゼットとマリユス、そしてファンテーヌが導く「エピローグ」。

学生に紛れたジャベールの帽子の被り方がカッコイイ。アマンダちゃんもっと見たかった。

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tag : リメイク

TODAY
プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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