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未来の車

spinner
左は「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」(1989)から、デロリアンが雨の中をランディングするシーン。右は「ブレードランナー」(1982)からスピナーが雨の中を飛び立つシーン。着陸と離陸、車体底部が見える同様の仰角アングル。ゼメキスは「ブレードランナー」の未来描写が暗くて嫌いだったので、敢えて同じような雨のショットから晴れで明るい街につなぐことで自分の未来観を主張したと思われる。
そんな「ブレードランナー」のスピナーですが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」にちゃんとカメオ出演している。

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tag : 類似オマージュカメオ

1のラストと2のアタマ


BTTF
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」(1989)は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)のラストから始まる。左が1のラストで、右が4年後に製作された2のアタマ。デュープでなく、ちゃんと新作なのがわかる。というかジェニファー違うし。オレはエリザベス・シューよりクローディア・ウェルズの方がよかったんだけどね。あと1作目でマーティ父のジョージを演じたクリスピン・グローバーは2への出演を拒否。シナリオを変更したり、そっくりさんで吹き替えたり、前作のフッテージ使ったり。

tag : 類似フランチャイズ

25周年『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1955年

バック・トゥ・ザ・フューチャー
Back to the Future (1985) 116分 1.85 : 1

バック・トゥ・ザ・フューチャー監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
撮影:ディーン・カンディ 音楽:アラン・シルヴェストリ
SFX:ILM
主題歌:ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「The Power of Love」
製作:アンブリン・エンターテインメント
出演:マーティ・マクフライ:マイケル・J・フォックス(山寺宏一)、エメット・ブラウン博士:クリストファー・ロイド(青野武)、ロレイン・ベインズ・マクフライ:リー・トンプソン(佐々木優子)、ジョージ・マクフライ:クリスピン・グローヴァー(富山敬)、リンダ・マクフライ:ウェンディ・ジョー・スパーバー(亀井芳子)、デイヴィッド・マクフライ:マーク・マクルーア(星野充昭)、ジェニファー・パーカー:クローディア・ウェルズ(勝生真沙子)、ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン(谷口節)、サム・ベインズ:ジョージ・ディセンゾ(池田勝)、ジェラルド・ストリックランド:ジェームズ・トルカン(大木民夫)、マーヴィン・ベリー:ハリー・ウォーターズJr.(石丸博也)、オーティス・ピーボディ:ウィル・ヘア(穂積隆信)、ゴールディー・ウィルソン:ドナルド・フュリラブ(小室正幸)、教師:ヒューイ・ルイス(大塚明夫)

マーティが過去に行くまでがちょうど30分。過去での出来事に1時間、帰還シーンに15分と完璧な割り振り。今見てもすごい出来の映画。今も見る度に発見があるけど、リー・トンプソンのデブなオカンは不自然だなあ。特典は当時のTV番宣用メイキングと、2002年に収録した回想コメント集。ちょっと以外だったのは、ブルーパーは少なめで、削除シーンが結構あったりして。コメンタリはボブ・ゼメキスとボブ・ゲイル。映画を見ながらのコメンタリではなく、DVDのプロデューサーが質問役を務めるインタビュー形式。映像とまったくリンクしないのでコメンタリとは言い難い。

85.10.26
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)で、最初にデロリアンでタイムトラベルをしたのが1985年10月26日。ただし、タイムトラベラー第1号はドクでもマーティでもなく、犬のアインシュタインが1分先の未来へ。25周年記念BD発売を記念して、バック・トゥ・ザ・フューチャーの豪華キャストが集結した。


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tag : Sci-Fiコメディシリーズタイムトラベル家族冒険

Star Wars Visions

Star Wars Visions
Foreword by George Lucas Introduction by J.W.Rinzler
Harry N. Abrams

アレックス・ロス、シド・ミード、ギーガー、メビウス、ビラル… ルーカスが世界中から選んだ絵描き93人のスターウォーズ・アート98点掲載したハードカバー画集。日本人は天野喜孝 、美樹本晴彦、西又葵。フラゼッタが亡くなる前に企画してほしかったなー。マッカリー、ストルザン、生頼画伯など、これまで「スター・ウォーズ」に関わったアーチストは入ってません。40USドルの本が2,741円。 すげーイイ。


tag : スターウォーズ

『ナイト&デイ』

ナイト&デイ
Knight and Day (2010)110分 2.39 : 1

ナイト&デイ監督:ジェームズ・マンゴールド 脚本:パトリック・オニール
撮影:フェドン・パパマイケル 音楽:ジョン・パウエル
出演:ロイ・ミラー:トム・クルーズ、ジューン・ヘイヴンス:キャメロン・ディアス、ジョン・フィッツジェラルド:ピーター・サースガード、アントニオ・キンターナ:ジョルディ・モリャ、イザベル・ジョージ長官:ヴィオラ・デイヴィス、サイモン・フェック:ポール・ダノ、ナオミ:ガル・ガドット

トム・クルーズは「ソルト」よりこっち演りたかったわけね。わかる気がする。ボンドさん寄りお色気スパイアクションに誘ったのはキャメロン・ディアス。「ソルト」のシナリオはアンジー用に書き直された。そのアンジーと「ツーリスト」で初共演するかと思ったら、そのシナリオはジョニデ用に書き直された。

トムクル1m70、ディアス1m75。映画の中では同じくらいのジューンとロイ、ぶつかって出会うのはベタすぎ…と思ったら意味があった。乗客乗務員が全員刺客のB727内でアクションが絶妙に展開。列車、車、バイク、牛!一般人がスパイ戦に巻き込まれるドキドキワクワク大冒険。

ロイの「安全=死」って警告に従って「危険=生存」を選ぶジューン。「一緒なら生存率アップ」から「一緒なら自分も強くなれる」って変化が面白い。反復の構成や、意識喪失の間に進展させる省略・時間推移の見せ方がうまい。ラストは逆転してジューン主導、夢を実現させるラストが気持ちいい。

ジューンがグロックで遊んでたら次にオーストリア行ったり、ロイが両手のMP7撃ち尽くしたところで、ジューンがマガジン2コ用意してたり。覚えてよかったフーディーニの手。マクガフィンはゼフィー。続編対策で後日談でもプリクエルでも作れそう。ホール&オーツの「プライベート・アイズ」懐かしい。

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tag : CIAクライムアクション冒険航空機FBI

『アルマゲドン』は『宇宙大戦争』

宇宙大戦争/アルマゲドン
『アルマゲドン』(1988)は、地球に小惑星が衝突する危機を回避する映画なので、東宝の『妖星ゴラス』(1962)を意識してるかと思いきや、実は『宇宙大戦争』(1959)にそっくりだったりする。タイトルバックからしてそっくりでしょ。

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tag : 類似ミッション宇宙宇宙船Sci-Fi

『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』

Senna (2010)108分

アイルトン・セナ ~音速の彼方へ映画には訃報を伝えるフジの実況トリオの他、セナの最後の車載映像がある。セーフティーカーがアウトし、タンブレロ~トサ~アクアミネラリ~リバッツァ~シケイン~タンブレロ。

これまでもセナの伝記番組はいくつも制作されてるが、劇場用ドキュメンタリーは初。しかもワーキング・タイトル製作のユニヴァーサル映画。初めて見る映画なのにめちゃくちゃ懐かしかった。多くは見覚えのある映像で、自分の記憶をより鮮明にすることでセナの人物像を再認識できる。映像から思い出したことはセナ以外にもたくさんあった。

編集にストーリー性をもたせてあってドラマティックだった。まあ、F1レーサーの中でもセナの10年は特に劇的なんだけどね。プロストの存在は欠かせないが、悪役っぽく見えちゃう。そのプロストもやがて…って感じにはなってるけど。高桐唯詩の原稿を城達也のNAでのせたい。

画質や音質には難がある。そりゃソースが映画用でなくTVのアーカイブだもん、アナログSD映像のブローアップは辛い。DVDならまだしも、F1ファンでなければスクリーンは厳しい。

昭和シェルのCM懐かしすぎ。あと岡田美里、桜井淑敏、バレストル会長、Dr.ワトキンス!バリチェロ若っ。

tag : ドキュメンタリーレース

『ヒックとドラゴン 3D』

How to Train Your Dragon
How to Train Your Dragon (2010)105分

How to Train Your Dragon監督:ディーン・デュボア、クリス・サンダース
脚本:ディーン・デュボア、クリス・サンダース、ウィル・デイヴィス
原作:クレシッダ・コーウェル 音楽:ジョン・パウエル
製作:ドリームワークス・アニメーション
出演:ヒック:田谷隼、ストイック:田中正彦、アスティ:寿美菜子、ゲップ:岩崎ひろし、スノット:淺井孝行、フィッシュ:宮里駿、タフ:南部雅一、ラフ:村田志織

3Dで観たいわけでも吹替えで観たいわけでもなかったが、すげーよかった!期待以上のいい映画で満足。物語、キャラクター、世界観、動き、セリフ、デザイン、演出、すべて気に入った。どのシーンも緻密で素晴らしい出来映えで感動したし、泣けた。終映後は拍手がおきたよ。BD出たら買いだな。

ドリームワークスにディズニー育ちの監督を招いて成功するというのも皮肉だなあ。それでもディズニーでは描かないシビアな世界がしっかり描かれる。誰からも認められないけどクリエイティブな男子が真実を見つけ、活躍し、誤りを正し、新しい歴史を築く流れに夢中になれないわけがない。ヒックはドラゴンとの絆が強くなるほどオヤジとの亀裂が深まる展開の巧みさ。強敵を倒すのに代償を払うのも独特な描写で好感がもてる。

個性豊かな同期達も現代的。ガヤではなく、それぞれに見せ場や持ち味がちゃんと描かれている。人とドラゴン、言葉を使わずに交流し、濃い関係になっていく様子はアニメーションの見せ所。特にヒックとナイト・フューリーが絵を描くシーンから、接触するカットは感動的。殺さないことの尊さがにじみ出る。

ナイト・フューリーの名前はトゥースでなく原作どおりトゥースレスにすればよかったのに。ヒックのキャラクターアニメーションは精巧で、特に表情の豊かさは見事。親近感湧いたー。ドラゴンに乗って空を飛び回る描写は、エラゴンやアバターにも負けてない。アスティの飛行時は髪がなびいて顔見えたり!攻撃を正当化する視点は、「宇宙大作戦」の「地底怪獣ホルタ」からの引用とのこと。「私は医者だ、石屋じゃない」で有名なアレだ。入植民と先住鉱物ホルタか、確かに。

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tag : 3D吹替えアニメーションファンタジーシリーズチーム

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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