ゾンビランド

Zombieland(2009)88分

zombieland.jpgヒューマントラスト渋谷は初めての劇場。売店のポップコーン、ホットドッグ、ポテトがうまそーだった。15時の回、すいとったけど、なぜかオッサンが目立った。

オープニングタイトルのスーパースローがすげえ。そんだけ。あ、406はちょっと萌えるけど。「ショーン・オブ・ザ・デッド」にインスパイアされたそうだが演出にセンスがない。ゾンビ好きが作った映画ではないので、ロメロへのリスペクトもない。ゾンビ設定は「28日後...」を参考にしてるので死者でなく感染者。それはいいんだけど、道中、遠景にゾンビの姿はない。

ウディ・ハレルソンのおかげでロードムービーにつきあっていけるし、ビル・マーレイの家で本人とゴーストバスターズごっこなんてめっちゃ楽しいけど,コメディ映画としてもゾンビ映画としても満足できんかった。

目指すは西の果てパシフィックランド。ゾンビがいない場所を目指すのはロメロの「サバイバル・オブ・ザ・デッド」と同じだが、この遊園地にゾンビがいない根拠はない。楽しいゾンビ狩りの舞台としては面白かったけどサスペンスはない。生き延びたところで名乗るのは「プレデターズ」もそうだったな。

ゾンビランドで生き残るためのルールは「怒りの荒野」でのガンマンの心得に通じるものがあるが、32のルールのうちたった10しかでてこないのは残念すぎる。だったら最初から10カ条でいいじゃん。

tag : ホラー コメディ ロードムービー ゾンビ

ミルコー MGL

Milkor MGL

インセプション」は夢の中の話なのに、でてくる銃は実銃ばかり。それはそれで嬉しい限りだが、夢だと悟られないにも程がある。夢なんだからさー、フェーザーとまでは言わないけど、あり得ない銃でもいいじゃん。でも映画では珍しい銃も出てくる。第3階層でアーサー(ジョゼフ・ゴードンレヴィット)がスナイパーにFN SCAR-Lで応戦するシーン(左)。イームス(トム・ハーディー)が加わって「どうせ夢だ、ハデにいこう」と撃ちまくったのが、南アフリカはミルコー社のMGL(Multiple Grenade Launcher)っていう、リボルバー型グレネードランチャー(擲弾発射器)。ハデにやりたきゃ、SMAW-NEとかRPGとかスティンガーでもよかったんじゃないかね。夢なんだし、何でもアリでしょ。

ミルコー MGLは、ディスカバリーチャンネルの「フューチャーウェポン」の「最新式ガトリングガン」で紹介されてたよ。

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インセプション

Inception(2010)148分

tinception「24時の回で観たんだけど、夜中なのに超満員でびっくりさ」と観客のひとりA.e.Suck。「運良くぽつんと空いてた真ん中のシートをゲットできたよ。但し後ろから2列目。後ろの席では12と14でしか席をとれなかったカップルが13の客に席を替わってもらってた」

「夢は映画の題材になりやすい。だって何でもアリだから。それだけ難しいってことでもある。この映画のバジェットはなんと2億ドルだよ、『メメント』と「『インソムニア』を足しても5,000万ドルだったのに!クリスは僕より10歳若いが、ワーナーのドル箱監督なんだ。もちろん、『メメント』以降、彼の作品はすべて観に行ってるよ」

「JRのロゴが誇らしげな新幹線、京都で降りたらそこは東京~。ドリームチームのスポンサーは斎藤。見る夢はなぜかトンデモ日本だが、ミッションのためには航空会社まで買っちゃう大金持ち。約束通り電話もちゃんとしてくれたんだぜ」

「登場人物が眠ってないと物語が進行しないのは『マトリックス』や『アバター』もそうだけど、物語にオリジナリティをもたせるために独自の設定をしているんだ。夢の階層もそのひとつ。『狼男アメリカン』では2層だったけど、こちらは3層+虚無。階層が深くなっても時間以外特徴はないけど…。夢世界のデザインはアリアドネちゃん、練習はよかったけど本番はフツーすぎたね。彼女の役割はむしろコブの謎に迫る観客視点の質問役。虚無のデザインはコブ、一番の見所だよ」

「夢から情報を盗むのは『ザ・セル』でもあったよね。クリスがこの映画を思いついたのが10年くらい前ってことなので、もしかしたら関係あるかも。夢に侵入して現実を変えるのは『ドリームスケープ』。チームにしたのは新鮮だが、潜在意識に植え付けるのは難しいんだ。僕だったら起きた時覚えてなかったり、一部が思い出せなかったりするけど、スケアクロウはちゃんと覚えてる。オヤジのメッセージは強烈だったしね」

「コブ嫁のモル役マリオン・コティヤールはよかった。裏ストーリーが、気持ちよく表と絡むんだ。ミッションの遂行と共にコブの過去が明かになっていく構成はさすがクリスだね。メインストーリーをサイドストーリーに見せかける巧みさ。ラストのコマは回転がゆるくなったところを見せなきゃよかったな。クリスのこだわりはフィルムとシネスコ。映像のクオリティは申し分ない。IMAXで観たかったね。それにVFXは控えめで、大掛かりなジンバルを作ってホテルを回転させたり、道路に列車を走らせたりと贅沢な実映像が見事だったね。音楽は『シャッター・アイランド』ぽく、使い方は『ダークナイト』ぽかった。まるで効果音のようにシーンを盛り上げる。音がうるさすぎるけど」

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tag : 類似

プレデターズの銃

プレデターズ
「プレデターズ」(2010)では、ロイスはアメリカのMPS社製フルオートショットガンAA-12(アッチンソン・アサルト12)を、スナイパーのイザベルはドイツのブレーザー社製R93 LRS2スナイパーライフルを構える。AA-12は珍しいですよ。R93は「ダークナイト」でSWATが持ってました。スペツナズのニコライ(右)は、なぜかGE社製M134ミニガン。本来はヘリに搭載するガトリング銃。GShG 7.62mmマシンガンのプロップが用意できなかったために代用することで、1作目でジェシー・ベンチュラが使ってたので、オマージュなんだろう。

tag : オマージュ

プレデターズ

Predators(2010)107分

PredatorsR.ロドリゲス版「プレデター2」。クラシック・プレデターが23年ぶりに登場するよ。タイトルは地球から召還されたハンター達も指す。つまり地球代表のプレデターたち。犬の襲撃で全員で撃ちまくるシーンは壮観だが、緊張感のない遠足映画だった。

規律も連帯感もないヤツらがおとなしく従ってしまうのがデルタ出身の傭兵。何者かわからんし、A.ブロディなので強そうには見えない。AA-12は強そうだが。アリス・ブラガちゃんはロドリゲス好みのラテン系スナイパー。ブレイザーR93で仲間を救う。期待のD.トレホは「地獄のコマンド」のチャック・ノリスばりにMP5K×2丁撃ちなんだが出番少なすぎ、ヘ~ルプミィ…。半蔵はヤクザだけどベレッタ92FS。クンフーでなく日本刀で戦うのは偉いが、かけ声が謎。裸足も謎。黒い焼き魚は、ニムロッド監督の「アーマード 武装地帯」つながり。カーツ大佐気取りで10シーズンも生き延びたらしいが、丸々太ってるからサバイバル感ゼロ。よかったのはスペツナズのおっさんだけ。なぜか武器がM134だけど、ヤツこそホンモノの戦闘のプロ、カッコエエ。

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tag : フランチャイズ 戦場

トイ・ストーリー3

Toy Story 3 (2010)103分

toystory3.jpg1作目も2作目も大好きだが、これはだめ。ドルビー7.1は嬉しいが、3Dで観せられる意味がわからんのと、アンディのトイへの愛着やトイのアンディへの執着が気持ち悪い。大人になったからおもちゃと決別するアンディには共感できない。古くて小汚いおもちゃを次世代に譲る感覚もわからない。おもちゃにだって寿命や流行があるし、飽きられて捨てちゃうんだよ。そして新しいおもちゃが欲しくなるし、それは大人になっても続く。

よかったのはダークな部分、特に夜のサニーサイドの描写はたまらん。多すぎるトイの中でよかったのはロッツォ。彼の物語は重厚で洗練され、サブプロットには惜しいほど秀逸。特にチャックルズが語るロッツォの過去は泣けるよ、デイジ-!ロッツォはパルパティーン、ビッグ・ベビーはダースベイダーだ。ベビーがロッツォを投げるショットは拍手もの。

そう言えば、「スター・ウォーズ」の2、4、6が入ってたなー。アニメ的にはボニーと母親の演技がよかった。ロッツォのイチゴの香りはトイ・ストーリー3の世界展で実際に嗅げるよ。

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tag : 3D 吹替え フランチャイズ アニメーション

バニシング・ポイント

Vanishing Point (1971) 106分

バニシング・ポイント監督:リチャード・C・サラフィアン
出演:バリー・ニューマン、クリーボン・リトル、ディーン・ジャガー、ポール・コスロー

バニシング・ポイントノーカットで見たのは初めてだな。歯切れの悪い編集もあったが、オープニングとつながるラストもインパクトあるし、ダッジで走ってるだけで今でも十分楽しめる。トラックズームとかやってるし。日本語吹替音声計約82分収録。




tag : 吹替え ロードムービー

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009) 96分
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE監督:坂本浩一
出演:南翔太、上良早紀、八戸亮、俊藤光利、小西博、杉浦太陽、五十嵐隼、黒部進、森次晃嗣、つるの剛士、内山まもる、古谷敏、岡村隆史、ウルトラマンゼロ(宮野真守)、ゾフィー(田中秀幸)、ウルトラマンジャック(団時朗)、ウルトラマンエース(高峰圭二)、ウルトラマンタロウ(石丸博也)、ウルトラの父(西岡徳馬)、ウルトラの母(長谷川理恵)、ウルトラマンキング(小泉純一郎)、ウルトラマンベリアル(宮迫博之)、ザラブ星人(青野武)、レイブラッド星人(蝶野正洋)、ナレーション(矢島正明)

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIEウルトラマンの日に因んで、DVDを開封。光の国はクリプトンと言うよりはシド・ミードの「センチネル」ぽい、直線的でシャープな世界観だった。映画のテイストは「少林寺」+「レッスルマニア」それにしても、ドリームマッチとドリームタッグの嵐。光線発射しながらのウルトラワイヤーアクションは斬新。透過光の光線描写が嫌いなオレも、ストリウム光線やワイドショットには納得。あと、セブンのアイスラッガーの使い方。ダダのリアクション笑った。セブンの息子ゼロがかっちょよかった。大量の怪獣となると特性がでとったのはザラガスとザラブくらい。ナースの CGI と母の声が池田昌子じゃないのは残念。


tag : アンサンブル

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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