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18世紀『バロン』デラックス・コレクターズ・エディション

バロン
The Adventures of Baron Munchausen (1989) 127分 1.85 : 1

バロン監督:テリー・ギリアム 脚本:テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ 音楽:マイケル・ケイメン
出演:バロン:ジョン・ネビル(大木民夫)、サリー:サラ・ポーリー(伊藤美紀)、デスモンド/バートホールド:エリック・アイドル(嶋俊介)、ヴィーナス/ローズ:ユマ・サーマン(小金沢篤子)、ヴァルカン:オリバー・リード(中庸助)、ホレィシオ・ジャクソン:ジョナサン・プライス(仁内建之)、月の王:ロビン・ウィリアムズ(川久保潔)

待望のコレクターズ・エディションでのリリース。ギリアムらしい冒険ファンタジー大作。E.アイドルの声は広川太一郎ではないけど、日本語吹替えもバッチリ。ギリアム&C.マッキーワンのコメタリも収録。

特典ディスクの目玉は「製作の苦悩」。今年作られた3部構成のメイキング・ドキュメンタリー。コロンビアの社長交代、A.ミルチャンの離脱、代わりに参加した T.シューリー問題、ローマではコストを抑えるどころか高くついちゃって大幅な計画変更、スペインでの撮影トラブル、予算オーバー、スケジュールオーバー、撮影中断、フィルム・ファイナンスの介入、消極的な公開による興行失敗。ギリアム自身が笑い飛ばしながら語る当時の苦悩の数々。ギリアム&C.マッキーワンの掛け合いも楽しいストーリーボード集は、撮影できなかったシーンをストーリーボードで再現。月のシーンはもっともっとあったし、クライマックス後も重要なシーンがあった。削除シーン集にあった別オープニング、音声はないけどオモロかった。

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tag : ファンタジーコメディ冒険オスカー

マイケルとビトー『ヒート』

ヒート
Heat (1995) 172分 2.39:1

ヒート監督・脚本:マイケル・マン
撮影:ダンテ・スピノッティ 音楽:エリオット・ゴールデンサール
出演:ヴィンセント・ハナ:アル・パチーノ(青野武)、ニール・マッコーリー:ロバート・デ・ニーロ(津嘉山正種)、クリス・シヘリス:ヴァル・キルマー(大塚芳忠)、マイケル・チェリト:トム・サイズモア(牛山茂)、ジャスティン・ハナ:ダイアン・ヴェノーラ(高島雅羅)、イーディ:エイミー・ブレネマン(土井美加)、シャーリーン・シヘリス:アシュレイ・ジャッド(渡辺美佐)、ネイト:ジョン・ヴォイト(中庸助)

ヒート男の美学、マイケル・マンの最高傑作で、白昼のダウンタウンでの銃撃戦は映画史に残る。2人の生き様はもちろん、登場人物たちの丹念な描写にも注目。特典付きで待望の再リリース。しかもマイケル・マンのコメンタリも収録。ビンセントの吹替えは青野武だと下品すぎ。野沢那智で録音し直すか、菅生隆之版を入れてほしかった。

特典ディスクは98分。メイキングが82分、未公開シーンが9分。メイキングは2005年制作、デニーロのインタビューだけ公開当時の映像だった。キャストに射撃のトレーニングをしたのは元SASのアンディ・マクナブは、インタビューでも素顔を見せない。オリジナルの「メイド・イン・LA」もDVD化してほしい。

ヒート
「ゴッドファーザーPART II」(1974)では共演シーンのなかったアル・パチーノとロバート・デ・ニーロ。「ヒート」(1995)では追う者と追われる者として直接対峙したダイナーのシーン。しかし、切り返しだけなので別撮りなんじゃないかと公開当時も疑ったけど、DVDのコメンタリと撮影スナップ(左)で事実が判明。確かに別撮りじゃない。この2人は2008年に「Righteous Kill」(右)でも共演を果たし、同様のシーンを演じている。

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tag : 類似場所俳優クライム銃撃戦警察

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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