1967年の『デトロイト』

Detroit(2017)142分

https://blog-imgs-118-origin.fc2.com/a/e/s/aesuck/Geostorm-pos.jpgすっかり実録路線づいてるキャスリン・ビグロー、今作は1967年のアルジェ・モーテル事件を映画化。ニグロって言葉が普通に使われてる。オープニングアニメからのセットアップ、面白かった!いい編集。暴動怖ええ〜。独特のピリピリ感がハンパない。アニメを見てた少女がカーテンの隙間から通りを見ただけで「スナイパーだ!」

そしてメインの事件、真相が明らかでないので意外とゆるく感じた。もっとショッキングでバイオレントを期待したんだけどね。全編手持ちキャメラで緊迫感出そうとしてるけど、リアリズムに拘るならフィンやファルコンみたいなフランチャイズの顔じゃない俳優の方がよかった。ウィル・ポールターの眉がすごい。ラリーを助けた警官がいい人でホッとする。最後に後日談だがこれが長い。そこは記録が残ってるからだろうけど。ザ・ドラマティックス、今も現役なのかー。

tag : 実話 拷問 警察 人種差別 バイオレンス

だいじょうぶだぁ『ジオストーム』

Geostorm(2017)109分

https://blog-imgs-118-origin.fc2.com/a/e/s/aesuck/Geostorm-pos.jpg先が読めるほどわかりやすい話で、どのシーンも「ほら、やっぱり」と安心できる。エメリッヒの相棒、ディーン・デヴリン初監督なんだけど、1億2000万ドルかけたアサイラムっぽいバカデザスターで笑えて楽しい。大物が出てて、VFXはフレームストアやDNEGでリッチな画作りにはなってる。

デザスターギャグもたっぷりだがジオストームはナシ。ジェラルド・バトラーのバカっぷりは志村けんのコントを見ているよう。エド・ハリスも車のトランクから部下にRPGを出してあげる親切さ。カウントダウンや「自爆完了」など、わかりやすーいスクリーングラフィックも見逃せない。破片が惜しみなく飛び散るので、破片好きには嬉しいが、それでもクライマックスの破片はおなかいっぱいで飽きてくる。

熱波で飼い主残して逃げちゃったイヌが最後に飼い主と再会できてよかったね。ウーテの「ここに住んでるから」ってツッコミもナイス。

tag : デザスター 宇宙 救出 Sci-Fi

月5000ドルの『スリー・ビルボード』

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri(2017)115分

Three Billboards Outside Ebbing, Missouriミズーリ州エビングの外れの3つの看板。エビングって架空の田舎町。頭っからFIXを5秒ずつ8カット、そして怒濤の導入部でドーンと10分でセットアップ。後はキャラクターがお話を転がしてくれる。マーティン・マクドナーのオリジナル脚本かー、舞台出身の巧みな作劇の二幕構成。怒りと炎。重いけどコミカル。

マクドーマンドのミルドレッドおばちゃんがすごい存在感。冷徹な復讐鬼の戦いぶり。前半はおばちゃんとウッディ・ハレルソンのウィロビー署長。絵に描いたような善人。2通の手紙が泣ける〜。後半はおばちゃんとサム・ロックウェルのクソ野郎、ディクソン。長回し1カットがすごい。そしてオレンジジュース。命がけでDNAゲットが泣ける。出てる役者がみんなイイ。ティリオン・ラニスターも。炎はやがて消えるラストもよかった。

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tag : クライム 復讐 警察 バイオレンス

ガンアクション映画『ダークタワー』

The Dark Tower(2017)95分

The Dark TowerS.キングの長編『ダークタワー』を製作費6000万ドルで映画化。海外では評価低いけど、世界観やキャラクターが興味深いし、90分にまとめたお話も悪くない。

ガンアクションが楽しい。黒人ガンマンにしたのはチャレンジングだけどヘイムダルことイドリス・エルバがハマっててカッコいい。目で狙わず気で狙う、ガンスリンガーがエクスカリバー製レミントン1858の2丁拳銃で、座頭市のガンマン版みたいな居合い撃ち!高速装填やシリンダー内の発火、跳弾射撃もお楽しみ。グロック19やP226にCAAタクティカル・ロニを装着した敵もバッタバタ。

マコノヒー演じる余裕たっぷりなボスもあちこち出かけては超能力をふるまってくれる。クリーチャーが暗くてわかりにくかったのと出番が少なかったのが残念。今年制作されるTVシリーズも見たいなあ。

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tag : Sci-Fi アクション 怪獣

性転換『レディ・ガイ』殺し屋

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フランク・キッチンの手術前と手術後

The Assignment(2016)95分

The Assignmentウォルター・ヒルが70年代に作ろうとしてた映画をコミックにした『Tomboy』が40年たって製作費300万ドルの低予算映画になった。しかもMロドはデビュー作『ガールファイト』以来16年ぶりの主役!いきなり「a Lone Wolf fim」「Revenger」って出てびっくりする。Lone Wolfはウォルター・ヒルの別名、Revengerは仏題。あ、フランス映画だっけ。一旦コミックにしてるから演出はコミック調。

整形外科医の復讐で女にされちゃった殺し屋フランク・キッチンが復讐仕返すってだけなのに、無駄に多いセリフ量で語られる。整形で更正させるのは『ジョニー・ハンサム』みたい。手術前は男の俳優かと思ったら、まさかのMロド。鼻とヒゲが逆に違和感。ボディは特殊メイクで毛深く筋肉質、チンポもぶらさがってる!手術後に見せるオッパイはMロドの自前。ただ観てる側にはこれが普通なので全然悔しくない。

マッドな外科医シガニーはハンニバル・レクター風。対するは名探偵モンク。M1911へのこだわり。犬はジプシー。字幕で「線条痕」と「度忘れ」ってのが、間違いではないんだけどひっかかった。

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tag : 殺し屋 コミック アクション 復讐

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プロフィール

深谷暎作

Author:深谷暎作
A.e.Suck、アクションスター。撮影で無茶して瀕死の重傷を負う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、Flashアニメーターとなる。その費用600万ドル。左目はズームツール、右腕はコンテを切り、アニメーションを描くアトミックパワー、そして24FPSで突っ走る超能力の男!

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