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『キャラクター』

キャラクター
Character(2021)125分 1.85:1

キャラクター監督:永井聡 脚本:長崎尚志、川原杏奈、永井聡
原案:長崎尚志
撮影:近藤哲也 音楽:小島裕規“Yaffle”
VFX:IMAGICA 制作:AOI Pro.
出演:山城圭吾:菅田将暉、両角:Fukase、川瀬夏美:高畑充希、真壁孝太:中村獅童、清田俊介:小栗旬、辺見敦:松田洋治

Netflixで観た。漫画家のアシスタントが主人公。絵がめっちゃうまい設定。映画にありがちな、出来上がった絵をなぞってるだけってのはインチキ臭くて大嫌いなわけよ、でもこれはそーゆーんじゃなくて、ちゃんと描いてる感があってよろしい。話もよくできてて、サイコスリラーとして楽しめた。

本屋のシーンは青山ブックセンター本店。劇中漫画の作画は江野スミって女性だった。中村獅童が『ヴィレッジ』と同じく刑事役。犯人役で『アマゾン』のトモダチ、まさひこ君が出てた。ボディカウントは13人。

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tag : クライムシリアルキラー殺人鬼スリラーコミック警察裁判

『スパイダーヘッド』

スパイダーヘッド
Spiderhead(2022)106分

スパイダーヘッド監督:ジョセフ・コシンスキー 脚本:レット・リーズ、ポール・ワーニック
原作:ジョージ・ソーンダーズ「Escape from Spiderhead」
撮影:クラウディオ・ミランダ 音楽:ハラルド・クローサー、トーマス・ワンダー
出演:スティーヴ・アブネスティ:クリス・ヘムズワース(三宅健太)、ジェフ:マイルズ・テラー (細谷佳正)、レイチェル:ジャーニー・スモレット=ベル(鷄冠井美智子)、ヘザー:テス・ハーブリック(日笠陽子)、エマ:ベベ・ベッテンコート(ブリドカットセーラ恵美)、ヴェルレーヌ:マーク・パギオ)、アダム:サム・デリッチ(林勇)、ミゲル:ジョーイ・ヴィエイラ(武蔵真之介)、ライアン:ダニエル・リーダー)、デイブ:ロン・スミック(高岡瓶々)、レイ:スティーブン・トンガン(勝杏里)、ローガン:ネイサン・ジョーンズ(廣田行生)

ジョセフ・コシンスキーが『トップガン マーヴェリック』の次に監督したNetflix映画。『オブリビオン』や『オンリー・ザ・ブレイブ』もよかったのに、この最新作はクソつまらんかった。『マーヴェリック』のグースの息子が主演。

スパイダーヘッドって刑務所の名前で、感情を操作する薬の治験をやってる。原作は短編小説で映画化したらスッカスカ。

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tag : スリラー脱出

『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』

ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン
Vampire in the Garden(2022)全5話

監督・シリーズ構成・絵コンテ:牧原亮太郎
副監督・演出:田中洋之
キャラクターデザイン・総作画監督・作画監督:西尾鉄也
美術設定:高畠 聡、藤井一志 音楽:池 頼広
アニメーション制作:WIT STUDIO
出演:モモ:潘めぐみ、フィーネ:小林ゆう、アレグロ:小林千晃、ノバラ:深み梨加、クボ:東地宏樹、カエデ:庄司宇芽香

すげえ作り込んでるっつーか、贅沢な内容。ダンスとか、ピアノとか、難しいのよく描いてる。すごーいゆっくり歩きとか1サイクルしか見せなくてもったいないって思うほど。キャラ的にも違和感ないし嫌いじゃない。お話はまあ、バンパイアものとしては普通だけど、丁寧に作られてるので見入ってしまって、一気に見ちゃった。5話しかないのが惜しい。ドラマ濃くして掘り下げて10話は見たかった。

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tag : ヴァンパイアバイオレンスファンタジーアクションアニメーションTVシリーズNetflix

幻の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 3-D』

GODZILLA King of the Monsters 3-D
GODZILLA King of the Monsters 3-D

製作・監督:スティーブ・マイナー、脚本:フレッド・デッカー
コンセプトアート:ウィリアム・スタウト、ストーリーボード:デーブ・スティーブンス
SFX:ILM、ドリームクエスト
アニメーション:デビッド・アレン、ジム・ダンフォース

この記事によると幻の『初代』ハリウッド版ゴジラはヤン・デ・ボン監督版だって。そりゃ違うだろーと。
それよりずっと前、80年代にあった。
1982年、『13日の金曜日』で潤ったスティーブ・マイナーが東宝から『ゴジラ』の映画化権を取得して、ハリウッド初のゴジラ映画のプロジェクトが開始された。製作・監督はスティーブ・マイナー。『13日の金曜日 PART3』を3Dで撮影した経験から、『ゴジラ』も3D映画にすれば最強のモンスター映画になるぞってわけ。ビッグバジェット3,000万ドルの20世紀FOX映画。

子供の頃からゴジラファンだったマイナーが言うには「いいモンスター映画にリメイクできることに気づいたんだ。『13日の金曜日』を3Dでやって、ミニチュアが3Dに向いてると思った。 それで、モンスター映画を3Dでやるという組み合わせようと。 私は権利を取得するために日本に行き、プロジ東宝と共同出資の契約した」

脚本は『クリープス』でデビューする前、無名時代のフレッド・デッカー。お話は東宝の54年版『ゴジラ』に米ソのスパイ劇を足した感じ。

隕石がSDI衛星に衝突し、核ミサイルが太平洋に誤射、日本の漁船が巻き込まれる。大破した漁船を調べていた記者は三葉虫を発見、生存していた漁師は「ゴジラ」と言い残した。大戸島では巨大怪獣が村を焼き尽くしていた。
米海軍は、メキシコ沖に沈没したソ連原潜から対核兵器用「ドラゴン」核分裂防止ミサイルを回収。原潜を沈没させたと思われる巨大怪獣の死骸がバハに漂着し、プレシディオに収容された。
KGBはドラゴンミサイルを奪還しようとするが、ゴジラが金門橋を破壊してサンフランシスコに上陸。戦車やF-16が攻撃するが効果はない。ゴジラは収容された怪獣の死骸を見つける。それはゴジラの息子だった。ゴジラは息子を探しに来たのだったが、殺されていたため怒り爆発、大暴れしながらアルカトラズ島へ。新型攻撃ヘリのスコーピオン78からゴジラの口にドラゴンミサイルが発射され、とどめをさした。

当時23歳のデッカーが書いたのはそんなストーリー。子供を探しに来るゴジラって『大巨獣ガッパ』(1967)みたいだね。

特撮は大手のILMとドリームクエスト。ウィリアム・スタウトがデザインしたゴジラをデビッド・アレンとジム・ダンフォースがストップモーションアニメーションで動かす。ゴジラ頭部アニマトロニクスの制作にリック・ベイカーってゆー、夢のような企画だった。タイトルは『Godzilla: King of the Monsters 3-D』配給は20世紀FOX。

円谷英二はゴジラをストップモーションで作りたかったらしいが手間がかかるってことでぬいぐるみになった。スティーブ・マイナーはぬいぐるみでやりたかったけど、予算がかかりすぎるってことでストップモーションを選択し、『空の大怪獣Q』(1982)のデビッド・アレンに依頼した。ついにストップモーションで暴れるゴジラが見れるぞーって、すげー楽しみだったんだけどなー。

でもウィリアム・スタウトが恐竜画で有名な人なんで、初期デザインのゴジラが恐竜なんだよね。スティーブ・マイナーの意向を汲んでゴジラっぽくなってきたのが下の写真。左手にキンゴジ持ってご満悦のスタウト。
GKOTM-3D1.jpg

マイナーの『ゴジラ3D』プロジェクトは3000万ドルの資金は調達の見込みがたたず、1983年末に消滅。もし成功してれば『ラドン3D』もあったらしい。ちなみにヤン・デ・ボンのトライスター94年版は1億3000万ドルのバジェットがネックで頓挫、その4年後のエメリッヒ版は1億5000万ドルで製作された。

tag : 怪獣Sci-FiCIAKGB

2011年5月2日

geronimo.jpg
ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)と日本では劇場公開された『ネイビーシールズ:チーム6』(2012)は同じ話の映画。要するに、CIAがビン・ラディンの隠れ家を見つけて、2011年5月2日に殺害した海神の槍作戦を描いてる。huluで両作品の配信が始まったので吹替えで見た。

『Code Name: Geronimo』は『ネイビーシールズ:チーム6』のワーキングタイトルで、ジェロニモはオサマ・ビン・ラディンのこと。『ゼロ・ダーク・サーティ』公開直前にナショジオチャンネルでOAされた。邦題はUS放送題に基づいてる。劇中では正しく「DEVGRU(デブグルー)」って言ってる。元々はSEALSのチーム6だったんだけど、対テロ特殊部隊として独立してデブグルーになった。所属は海軍だけど、デルタみたいに統合特殊作戦コマンドの指揮で活動する。メインがチーム6なので、『ゼロ・ダーク・サーティ』では描かれていないチーム内の確執、急襲訓練、邸宅の張り込みが描かれる。TVムービーなんだけど、ロバート・ネッパーやウィリアム・フィクトナーが出てた。








ゼロ・ダーク・サーティネイビーシールズ:チーム6
アボッターバードマークしてた連絡員アブ・アフメドの行動から捕虜の自白から
爆撃できない理由不確定ターゲットであるリスクビン・ラディンの死体確認ができなくなる
ターゲットの名前チーム6には当初から伝えられていた作戦決行直前までチーム6に伏せられていた
輸送ヘリステルス仕様のブラックホーク未公開機通常のブラックホーク
ブラックホーク墜落の理由エンジントラブル敷地内からの銃撃
パキスタン機のタイミングビン・ラディン殺害後の資料回収中邸宅の急襲中
邸宅前に集った住民の対処デブグルー隊員監視チームとパキスタン警察
『ゼロ・ダーク・サーティ』と『ネイビーシールズ:チーム6』は同じ題材ではあるものの、詳細が結構食い違う。


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tag : DEVGRU実話CIA特殊部隊ミッションチーム

プロフィール

A.e.Suck

Author:A.e.Suck
『キン肉マン』『ビックリマン』などアニメーター歴44年、FLASHアニメーター26年■『FLASHアニメーション制作バイブル』著者■アニメーション作画/絵コンテなどの仕事してます■ツールはAdobe Animate■ae-suck.com

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