
Wrestlers(2023)シーズン1全7話、16 : 9

監督:グレッグ・ホワイトリー
製作:BBCスタジオ
出演:アル・スノー、マット・ジョーンズ、ヘイリーJ、sアメイジング・マリア、キャッシュフロー、マハーバリ・シェラ、エリック・ダークストーム、フレヤ・ザ・スレイヤ、レヴェレンド・ロニー・ロバーツ、ミスター・ペクタキュラー、ライアン・フォン・ロキット
タイトルはレスラーだけど、地方のインディ団体がPPVで成功するまでの全7回のドキュメンタリー。アメリカでは昔から団体側が番組制作まで行って完パケをTV局に納品する形式なので、日本のアニメ会社に似てる。弱小団体の運営、抱える問題、プロレスの作り方が、CEOのアル・スノーを中心に描かれる。すっげー感動した!

特に第5話、レスラーの娘と母親のストーリー作りから感動の決着までは賞を獲れるんじゃないか?会議でデスマッチアイテムの候補が挙がっていくとアル・スノーは渋い顔。アルはデスマッチが好きじゃない元WWFハードコア王者。
最終話は泣いた。OVW版レッスルマニアを成功させるために、協力するマネジメントとレスラー陣。応援する地元ファンたちのリアクションも嬉しい。この大会自体、クオリティも高く、よく練られてる。感動できるプロレス、ええなあ!

OVWは2大メジャーのWWE、AEWに次ぐプロレス団体だけど、地方のインディプロモーション。WWEのファーム時代にトレーナーだったアル・スノーが今はCEOだったのね。シナ、バティスタ、レスナー、CMパンクを排出した名門も今や経営破綻寸前。地元のDJが出資して新オーナーになるところから。ホームはキャパ400のところ2/3くらいしか埋まらない。アル・スノーやレスラーと新オーナーとの確執。アル・スノーは観客にが共感できるストーリーと毎週の生放送を重視する方針。PPVで500人に売れてトントンなのに世界で70人、、、少なすぎる。所属レスラーの多くはWWEやAEWに行きたいわけ。それを支持し、送り出すアル・スノー、カッコイイ。
第1話:オハイオ・バレー・レスリング
アル・スノーが運営するOVWは経営破綻寸前、外部投資家のマットが出資して新オーナーになった
第2話:チープ・ヒート
改革を進める新オーナーのマットを好ましく思わないアル・スノー。アルはストーリーラインと毎週の生放送重視、赤字体質を脱したいマットはスポンサーがつかなければ生放送を中止したい
第3話:ベビーフェイスとヒール
オハイオ地区で巡業。マットの方針にレスラーたちが反発。アルたちは経営会議でマットに理解を求めるが、マットは発作を起こす。
第4話:相手を立てる
マットはレスラーたちとの関係を改善しようとする。アルはシェラの王座防衛戦の相手にTNAからジェームズ・ストームを招聘。ギャラは600ドル。ベルト流出
ヘイリーと母マリアはストーリーの途中でWOWに参戦
第5話:母
ヘイリーとマリアの母娘確執のクライマックスはデスマッチになる。凄惨な流血戦に観客は共感し感動する。oreも感動した。素晴らしい!シェラは肩脱臼による長期欠場、王座奪還のストーリーは不可能になってビッグワンに暗雲
第6話:方針転換
シェラとヘイリーの不在でビッグワンPPVの目玉がない、マットはアルに復帰を勧める
第7話:ビッグワン
アルはフレアーの引退試合を観戦。これって2022年7月31日のナッシュビルだよね。クロケットプロすげー。ビッグアリーナにフルハウス。バックステージでWWF時代の旧友と再会。キング、ブレット、テイカー、ミステリオ、ミック、DDP。

ビッグワン当日、アリーナはフルハウス!試合内容もよかった。フェイスがヒールにボコボコにされて、元ヒールがサプライズ救援からのフェイスターンのシナリオは最高。アルはメインに出場して大盛況、打ち上げでマットはレスラー達と信頼し合えるチームになってた。がんばれOVW!
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